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Vストローム250最高速度は130km!最高速上げるならスプロケット交換

最終更新日:2018-04-15
Vストローム250最高速度は130km!最高速上げるならスプロケット交換

Vストローム250の最高速について、購入者レビューが少ないことから、海外ブログや動画からの情報、そして専門家やバイクフリーク皆さんの議論が過熱気味なことに困惑。Vストローム250に限らず、バイクの最高速度は、実際に乗る人の体重や天候、路面などの条件によって大きく異なるので一概には言えない筈なのに。

▼Vストローム250レビュー記事をご用意しています。
実際に購入したライダーによる『Vストローム250レビュー』をご覧いただき検討の参考にどうぞ!(2017/10/19)

Vストローム250の最高速度は130kmだったよ!

見出しの通り「最高速度130km」というのが購入者の証言。

実際にVストロームを買って、私道で検証した結果、6速でレブリミットでエンジンが唸っている状態です。つまり、日本国内の高速自動車道の最高速度が100km。実際に走っている自動車の速度が、制限速度80kmの高速で90~100km(常識的に)、制限速度が100kmの高速では100~120kmで走行している車が多い実態を考えれば、Vストローム250を6速で多少の余裕をもって走らせられる速度は98~108kmなので、何ら問題ないでしょう。(スピード卿の方は『隼』に乗りましょう)

最高速重視ならスプロケット交換しよう!

Vストローム250を世に送り出したスズキ二輪が、スポーツ・アドベンチャー・ツアラーとして発売したのは、レーシング性能を売りにしているのではなく、長距離移動を伴うロングツーリングを快適に!というコンセプトなので、そもそも、高速性能を強化するセッティングにはなっていません。

中速重視のセッティングで、街中・峠・国道・有料道路を中心に、高速に乗った際にも余裕をもった走りをする中でも、疲れを最小限に抑えてロングツーリングを、今よりも快適で楽しめるものへ。しかも250ccクラスとして、大きな車格を実現。車検が不要なクラス内で、一度はバイクを降りた方も、再度、バイクの魅力を感じてもらい、二輪に戻ってきてもらえるようなバイク。それが、Vストローム250の良さ。

それがわかっていても、最高速がレブリミットでは困るという人は、ノーマルのVストローム250のフロントスプロケット14丁を17丁に変更してみてください。8000rpmで108kmだった速度は、131kmまで伸びてくるという理論値があります。単純計算ではありますが、回転数を下げて最高速を維持することで、高速重視よりのセッティングに変更することが可能ですのでお試しあれ!

※スプロケット交換の詳細は『greeco motorcycle』を参考にさせていただきました。

Vストローム250に最高速を求めちゃダメ!

Vストローム250で最高速を求める人には以下のような方が多いみたいです。

  1. 大型からの乗り換え
  2. 初めてのツアラー
  3. 速度に余力求める派
  4. 初めてのバイク
  5. 400クラスからの乗り換え

といった具合に大まかに5タイプに分かれるようです。

何度もいいますが、Vストローム250に速度を求めてはいけません!逆に言えば、速度を求める人は、ホンダ400Xを選ぶことでツアラーのライダーとしての自己効力感を得るべきですし、どうしても車検の無い250ccで、Vストローム250よりも最高速度が高い、アドベンチャーツアラーを求めるならヴェルシス250を選択すべきです。

走行の快適性と速度のバランスならVストローム250

前述したとおり、最高速ではヴェルシス250に適わないのがVストローム250。しかし、快適性なら「足つき/シートの幅/タイヤの太さ/脱着カンタンなパニアケース」という点で、圧倒的にVストローム250が優位であると、過去レーサーでハングオンしまくっていた筆者は断言します。

Vストローム250のオフロード走行性能や最高速を知りたい気持ちはわかりますが、全ての中間を狙っているのがVストローム250であって、ワインディングロードでの走行を末永く楽しみたいというニーズを、低価格で実現してくれるのが最大のメリット。

バイク離れが加速する中で、ホンダがカブを刷新したり、クロスカブといった新ジャンルとも受け取れる、若者向け、中高年向け車種を出すのと似た感覚で、幅広い層の需要を満たすモデルとしては非常に優秀なバランサーなのです。そのため、玄人が五感への刺激を求める場合は他の車種を選択することをお勧めします。

ヤフオク(フリマ)で出品開始!
https://shiru.company/4jaq

4.5 rating
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