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タオバオ代行(淘宝网)で個人輸入!日本語での買物方法と利用注意点

最終更新日:2018-01-12
タオバオ代行(淘宝网)で個人輸入!日本語での買物方法と利用注意点

タオバオとは、中国で最も大きな、インターネット型ショッピングモールの名称で、中国名「淘宝网」でタオバオと読みます。日本では、楽天市場が有力な同型ビジネスモデルですが、タオバオの年商は楽天の4~5倍程度。当然のことながら、中国と日本では、人口に大きな差があり、マーケット規模で中国のほうが上なので参考程度に認識しておいてください。

淘宝网は、中国のアリババ(日本:ソフトバンク社が筆頭株主)が運営するECサイトであり、アリババは「made in China」を中心に、世界へ商品を届けたい製造小売事業者のための大規模マーケットです。両方とも、アリババジャパンを通じて、日本の企業や個人も参画できます。

日本人の中でも、タオバオを利用する人の大多数が、中国から手頃な価格で商品を仕入れて、日本国内のマーケットで販売する個人バイヤーです。特に、中国語の言語能力が高い人を中心に、取引が行われていますが、購入時のメールやスカイプなどでのやり取りで認識の祖語が発生したり、購入したはずの商品が届かないトラブルが多いことでも知られています。

そのため、日本語でタオバオから商品を購入したい方や、中国から輸入するときの悪い噂が気になる方には、日本語が通じる買い物代行業者を利用して流れをつかんでから直接タオバオを利用することをお勧めします。ちなみに、筆者は、15年程度の期間、中国と日本を結ぶ輸出入の仕事に携わってきていますが、未だに認識の祖語が発生することがあります。そんな筆者が使い始めた、タオバオ代行や日本語で買い物をする方法について、注意点と合わせて具体的に解説してみたいと思います。

タオバオを日本語で利用する方法

チャイナマートHP

最近、taobao.comでは、「淘宝网-日本」という表記がされるようになりましたが、相変わらず中身は中国語のまま!俺っち、中国語わからないし、日本語で買い物したいから、どうにかして!というリクエストが個人的に多く舞い込んできています。それならばと、調べていると、タオバオを日本語で使えるという「Chinamart」というアグリゲートサービスが有力候補であることが判明!日本語で、直接・個人輸入するならおススメであること間違いなし。

後に判ったことですが、、、チャイナモールの中国元レート計算と送料計算は、相当なバッファを持っているので、そんなにはお得ではないということらしいです。あくまでも、他の方の購買実績によるものなので何とも言えませんが、レートと送料はタオバオでの買い物をする時に肝になりそうです。

タオバオは売り手の集合体

サプライヤーの集合体

タオバオを利用するのが初めてでも、楽天市場やアマゾン、ヤフーショッピングやヤフオクを活用したことはあると思います。これらのショッピングモールに共通すること、それは、売り手の集合体であるということです。そのため、モールは、あくまでも売り手と買い手を繋いでいる場所でしかありません。

タオバオ業者は「出来るよ~」を簡単に言う

商品の取引は、タオバオに出店している中国人が経営している業者とのやり取りとなりますので、タオバオの中の業者には「日本への商品輸出が未経験」とういうことはザラにあります。ここで覚えておいて欲しいことがあります。それは、中国人という人種の多くが「できるよ~」を気軽に言うということ。

不親切であることを前提に買おう!

そして、タオバオに出店している業者(売手)は、不親切であるということを前提に買物をするということ。これには多少の語弊がありますが、人種が違う以上は、常識や感覚は全く日本人と異なりますので、日本国内でお金を払えば「待っていれば来る」「懇切丁寧なサービスが受けられる」という常識は通用しないと考えたほうが身のためです。

タオバオは業販前提で日本と取引

トレード

タオバオは、中国・アリババが運営しているECサイト(ショッピングモール型)であることは前述したとおり。そのため、スタートアップ時期は、業販をメインとして取引をしてきた製造小売り事業者が軒を連ねており、『輸出入の常識』を心得ている人が買い物に来ているということが前提となっている傾向にあります。表向きは楽天市場のようでも、中身は、仕入れ業者向けのマーケット。だから、個人がタオバオ経由で商品を発注した際、中国元のレートやEMS(国際郵便)の仕組み、商品が届くまでの期間が長かったり、待ち時間が長いということを前提にしていたら、結局商品が届かなかったというトラブルに巻き込まれやすくなっています。

言語・習慣の違い・距離・時間・コスト、この5つが取引を複雑化し、金額や安いというメリットがありながらも、トラブルに見舞われやすいというデメリットを増進させているのです。

トラブルの殆どが連絡ミス

タオバオでトラブル発生

タオバオや中国を相手とした個人輸入に限らず、海外との取引では、PayPalでのクレジット決済が主流なのですが、業者により、入金確認後に「本当にこの商品で大丈夫ですか?」という中国語や英語のメールを送ってくることがあります。しかし、言語に疎い方だと、「何かメールがきたけど、お金は支払ったから、黙っていれば届くだろう!」と高を括る人がいます。これは、大変に危険なことですので、タオバオ業者とのメールはGoogle翻訳なので日本語に和訳して、ステータスを確認、対話型で取引をすることで連絡ミスによるトラブルを未然に防止しましょう!

買手であるあなたは、確かにお客様ですが、業者としては全く知らない相手、しかも外国人(=この場合は日本人)に商品を送ることには、受け取り拒否やご発注などのリスクが伴うので、慎重に確認をしてきます。これは、タオバオ新幹線のような、買物代行業者でも同じこと。むしろ、タオバオ新幹線やタオバオ王(キング)のような、代行業者であれば中間マージンをとりっぱぐれるリスクがあり、更に慎重になりがち。しかも、タオバオ代行の業者は、片言の日本語話す中国人が運営を担当しているので、実際は、日本が通じるという安心感が素晴らしいということがメリットで、タオバオを通じて、直接やり取りをするのとは検品の有無・他人の荷物と一括輸入(=送料削減)により、EMSの代金が安くなる以外、商品が税関で引っかかる場合には責任を負えませんと言われるので、さほどメリットはありません。

しかし!タオバオを日本語で使える!業者とやり取りを代行してくれる!商品を現地の倉庫に集めて検品をしてくれる!という安心感を多少の手数料で買えるというのは絶大なメリットであると考える筆者。実際は、面倒な手続きで大切な時間を浪費したくなので、タオバオ代行を利用しているというのが実情だったりします。

タオバオ代行、利用の注意点はコレ!

注意点

実際に、中国との輸出入に携わってきた筆者が、タオバオ新幹線という代行業者を使ってみて感じた注意点を紹介。事前に理解しておくことで、代行業者さんと良い関係を築いて、継続的に安く買物できるようになってほしいと思います!

  • お客様はお友達です!<接し方>
  • 先にお金を払いましょう!<カネは信頼>
  • PayPalとマイページは非連動<待ってね!>
  • メールはフォームから<メルアドは恥ずかしいので…>
  • 急かさないでちょうだい!<のんびり待つ>
  • 私には責任負えません!<相手のスタンス>
  • リスクはあなたのもの!<デメリット>
  • 送料安いアルよ!<メリット>
  • いつか届くアルよ!<ホント不思議>
  • クレーマーはバイバイ<無視されるかも>
  • 実は中国からメール<そんなもんです>
  • 1円会社当たり前<そんなもんです>
  • 電話番号?掛けないでね!<スタンス>
  • せどり大歓迎<アマゾンFBA歓迎!>

上記、なんだか、タオバオ代行に依頼する気が失せるような内容かもしれませんが、これが現実なのです。アマゾンや楽天で、気軽に「サービスを受ける」という姿勢ではなく「安値で商品を刈り取りに行く!」といった姿勢でなくては、大きな得をすることなんてできないのです。(筆者はタオバオ新幹線が、親切かつ謙虚で、今のところおススメ!

▼実際にタオバオ代行してみた!
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ただし、そんな中でもタオバオ代行の業者を選定する際、信頼の証となる文言があります!メモしてください!(=これ書いているタオバオ代行は飛ぶリスクが低いという意味です。)

AmazonFBA(フルフィルメントby Amazon)対応

Amazon FBA というのは、アマゾンに出店する人とアマゾンを繋ぐセンターであり、それに対応する買い物代行業者は、日本の個人・法人バイヤーが中国(=今回はタオバオ)から仕入れた商品を、アマゾンの倉庫へ転送、アマゾンで購入した人にアマゾンが配送を行うところまでを代行するという流れを中継する役割を果たします。それゆえに、「せどり=簡単に言えば転売」ですが、ニーズのある商材を日本のアマゾンで展開させる重要な役割を果たす、流通のプロを支えているというサインになりますので、安心して付き合うことができます。いわば、これが信頼の証となり、これ以上の信頼は今のところ見当たりません。

まとめ

2003年より、ECサービスを開始した「タオバオ」には、数多くのサプライヤーが参画しており、その多くがアリババで展開してきた製造・小売りの中国人事業者です。中国語が通じる業者には、中国語で連絡をとり、英語も使える業者には英語で対応してもらうことができますが、製造元から直接的にものを仕入れられるアリババには、日本の中小・個人バイヤーが参画してきた経緯があり、元来から業販がメインのやり取りが行われてきたため、個人輸入の場合には言語や習慣に差があり、日本のネットショッピングモールでの取引とは全く異なるギャップが発生します。

一方で、日本国内で販売されている商品自体や、付随するオプション部品などを低コストで入手、自分で使うことで大きなメリット得られるのは事実です。また、「せどり」といわれるような、個人輸入による国内マーケットでの販売が目的の場合は、タオバオに出店している業者と直接やり取りをすることで中間マージンを省いた、ログの残る取引を実現する便利なプラットフォームでもあります。

最後に、個人の利用目的、もしくは、せどり初心者の方には「タオバオ代行」を活用することで、日本語による取引が可能になり、タオバオ~自宅、タオバオ~アマゾン~購入者の流れが学べるため、代行業者の利用をお勧めします。国の壁を越えた通販「越境EC」というビジネスが加速する中、せっかくタオバオの存在を知ったのであれば、知見を深めてご自身のビジネスチャンスを広げてみるのはいかがでしょうか。今後も目が離せない分野になりそうですね。

最後まで読んでいただき有難うございました。

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