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Vストローム250マフラーよりSP忠男POWER-BOXで非力な3,000rpm~6,000rpm劇的改善

最終更新日:2018-04-23
Vストローム250マフラーよりSP忠男POWER-BOXで非力な3,000rpm~6,000rpm劇的改善

Vストローム250最大の欠点は3,000~6,000rpmが非力であること。そんな課題感を解決してくれる、排気系パーツに救世主が現れました、その名も「SP忠男POWER-BOX」です。

信号待ち後のスタートダッシュが弱く、250ccのオフ車とツーリングに行くと、どうしても出だしで距離を離されてしまうDL250。

昔、ホンダNSR50やNS-1に載っていた頃、チャンバーマフラーやキャブレターを交換。リミッターを解除した車体で、小さなレースに参戦したりしていたのですが、完全な素人となった今、どうすれば低回転域~中回転域にパワーを持たせればよいのか悩んだ結果、マフラー交換も大事だけど、本質を突いたパーツ交換が何かという課題感にぶち当たったので調べてみた。以下、共有です。

エキゾーストシステムに着目

排気量250ccのVストローム250。排気量そのものに強大なトルクを求めること自体がナンセンスにも感じますが、その昔、一世を風靡した2スト・レーサー「NSR250」は、パワーの塊のようなバイクでした。チャンバーマフラーに甲高いサウンド。吹きあがりの良いエンジン。素人だからこそ感じる、Vストローム250のメーカー説明に「排ガス浄化性能にも貢献」というチャンバー形状に関する説明書きがあります。

安直ではありますが、要するに、「抑えてますよ~」ということの現れではないでしょうか。

ヨシムラのスリップオンマフラーを装着することで、中速から高速を伸ばすことができるそうです。しかし、Vストローム250に限らず、昨今の峠は観光客だらけといった状況ですので、低速~中速のレスポンスをアップさせることは直近の課題。GSX250Rと同じエンジンを搭載しているのだからなおさら気になる部分です。

Vストローム250エキゾーストシステム

Vストローム250のエキゾーストシステムは、上図のような構成となっています。ここで少し考えましょう!気体はふん詰まると、どんな力を発揮するでしょうか。そうですね!「外に脱出しよう」とする力が発生しますね。つまり、2気筒の先にあるチャンバーの幅が大きければ、外に出ようとする力は軽減されます。

これはシンプルな考え方なので、触媒によるプレッシャー発生量は加味しないで、解説していきますね。

2気筒での排気を行うエキゾースト(たこ足)の先に必要なのは、パイプ2本分より若干狭目の形状となった、絞り込みであるということはイメージに湧きましたでしょうか?ここでは、考え方が重要なので、性能試験のような厳密さは考えから排除してください!

要するに、Vストローム250のノーマル・エキゾーストシステムは、低速回転域~中回転域(3,000~6,000rpm)のポテンシャルを最大限に引き出す仕様ではなく、排ガス規制に対応することをメインと考えられているのではないかという限りなく事実に近い仮設が成立しそうであるということなんです。

マフラーよりもエキゾースト優先の交換

マフラーよりもエキゾースト交換を優先

バイクのスタイルを格好よくするなら、ヨシムラやBEAMSのマフラーを最優先で購入し、取り付けたほうが、あっという間にVストローム250がイケバイに変わります!これは紛れもない事実。

ところが、マフラー(サイレンサー)を交換するという場合の多くが、高速域の伸びを助長する役割を担うという目的を持っているため、実際に作業を行った後のテスト走行を一般道で行うとなると、効果を感じにくいというのが実情で、パワーに関する物足りなさを感じてしまいがち。

そこで登場するのが、SP忠男が満を持してリリースした、Vストローム250向けのPOWER-BOXといえます。他の車種に比べて、エンジン直下のスペースが限られているVストローム250では、2気筒エンジンから伸びるエキゾースト部分をバイパスさせることで、パワーの滞留ポイントを設け、低回転域~中回転域付近での吹け上がりを助長する仕組みであることが一目瞭然。

SP忠男 POWER PIPE
<V-Strom250/GSX250R共通>
私が最安値で購入した店舗は
楽天市場

Vストローム250の非力さを感じる場面

Vストローム250(DL250)に乗っていて感じるのは「低速域~中速域まで」の非力さです。250ccらしいというよりも、車重188kgという重さと、ギア比のセッティング自体が中速域重視であるためか、出だしに絶大なもたつきを感じて仕方がない。Vストロームの最高速についての記事は書いたものの、スプロケット交換により、最高速度をアップすれば、低速~中速の回転数3,000~6,000rmの中でも特に、一般道で使うことの多い「~5,000回転まで」にパワー不足を覚える。

こんな場面で感じる!Vストローム250の非力さ

  1. スタートダッシュ
  2. 先行者が遅い時のコーナリング
  3. 高速道路での合流

ざっと、こんな場面では、Vストローム250に他の軽量ボディ250ccバイクに引けを取っている感覚を覚えるのは、他のVストローム250ライダーも同じではないでしょうか。

SP忠男PowerPipeが最安値36,900円

さて、だらだら記事を書いても仕方ないので、マフラー交換よりも先に交換するべきVストローム250のパーツを紹介!SP忠男POWER PIPE for V-Strom250の気になるお値段は、6~7万円台で高速域を助けるマフラーよりも、現実にフォーカスした特性を発揮するPOWER PIPEで、お値段は楽天市場の最安値で、36,900円となっております。

POWERBOX PIPE

SP忠男 POWER PIPE
<V-Strom250/GSX250R共通>
私が最安値で購入した店舗は
楽天市場

まとめ

結論、Vストローム250の潜在的なポテンシャルを如何なく発揮するのは、SP忠男POWER PIPE(ボックスなし)であるということです。中速=高速域を伸ばすヨシムラやBEAMSマフラーの購入は、エキゾーストシステムに変化を加えてからで十分に間に合います。2018年4月23日現在、SP忠男が発売しているVストローム250向けのPOWER PIPEを買えるのは、直販・ヤフオク・楽天市場のいずれかです。

最近、瞬く間に人気が伸びているVストローム250。国内モデルでもABS標準装備が義務付けられる中、コーナーでの楽しみ、加速の良さを体感するためには、多少のチューンアップは必要とあって、どんなチューニングをするのが、コスパがいいのかに悩んでいるライダーは少なくないでしょう。

プロライダーも挙って紹介するVストローム250であるだけに、そのパフォーマンスを最大限に向上させるチューニングとして、既にVストローム250を購入している筆者からは、本質から目を背けないエキゾーストシステムの交換として、SP忠男のパワーパイプを推奨する次第です。

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