中上元弘さんは、健康食品や化粧品企画、製造、販売を手掛ける株式会社ニコリオの代表取締役社長です。

中上元弘さんは、ニコリオの前身である株式会社ビアンネの創業者の長男として生まれ、ニコリオ代表就任は必然だったかもしれませんが、どのような経歴を経て代表になったのか、プロフィールから評判、人物像まで徹底調査しました。

また、中上元弘さんが率いる株式会社ニコリオの口コミ評判や社長就任後の実績なども調べているので、中上元弘さんと株式会社ニコリオについて詳しく分かる内容になっています。

中上元弘とは？

中上元弘さんは、株式会社ニコリオの代表取締役社長です。

神奈川県横浜市で生まれ、父親はニコリオが社名変更する前の株式会社ビアンネの創業者です。

大学卒業後はすぐにビアンネに就職するのではなく、外資系コンサルティングファーム会社に就職したり、一度東京大学大学院経済学研究科に戻って経済の修士号を取得したりと様々な角度から社会勉強をし、ニコリオでの代表就任後は傾いていた会社の売り上げを右肩上がりに成長させます。

現在は、父親から受け継いだ会社を成長させることはもちろん、2代目として会社を守り、残すことも念頭に置きながら経営者として邁進しています。

プロフィール

• 名前：中上元弘（なかがみもとひろ）
• 生年月日：1974年9月12日
• 年齢：47歳（2022年7月時点）
• 出身地：神奈川県横浜市
• 血液型：A型
• 身長/体重：165cm/58㎏
• 学歴：東京大学大学院経済学研究科
• 現所属：株式会社ニコリオ 代表取締役社長
• 家族構成：妻、子供（男子3人）
• 趣味：ゴルフ
• 休日の過ごし方：子供たちと体験イベントに参加

中上元弘の人物像

中上元弘さんはどのような人なのでしょうか。成功した経営者として数々のインタビューに登場しているので、その中から人物像を探っています。

負けず嫌いな性格

中上元弘さんは自身の性格について「負けず嫌い」「短気」と評しています。

そのキーワードからはイケイケの経営者という姿が連想されますが、実際はガツガツした雰囲気は見せず、周囲からは「一見やる気がない」と言われることもあるそうです。つまり、「負けるもんか」という気持ちを内に秘めるタイプということになります。

小学生の頃は友達と教室で野球をして窓ガラスを割って怒られるほどのやんちゃ坊主でしたが、中高一貫の進学校に進学してからは内に秘める性格が出て、大人しく帰宅部になり、数人の決まった友達と遊ぶという子供でした。

家族との休日の過ごし方

現在、結婚して3人の男の子に恵まれている中上元弘さんの家族との休日の過ごし方は、体験がキーワードです。それは、子供は体験を通じて想像力を育むことが大事だと考えているからです。

具体的な体験例は、ザリガニ釣りや潮干狩りといったレジャーを楽しむこともあれば、スマホのイベントマッチングアプリなどで体験型イベントに参加することもあるそうです。そうしていろいろな場所でいろいろな人と交流することで、「世の中にはいろんな考えの人がいる」ことを知り、「広い視野を持つ」ような人に育って欲しいと考えています。

中上元弘の生い立ち・経歴

中上元弘さんの生い立ちと経歴について、誕生から代表取締役社長就任までを調べています。

ビアンネ創業者の長男として誕生

中上元弘さんは1974年9月12日にビアンネ創業者の長男として誕生します。
子供の頃はヤンチャで、進学校の中高生になるにつれ少し集団行動が苦手で大人しく落ち着いた大人へと成長していきました。

国内最高峰の東京大学に合格

大学は東京大学を目指し進学塾へと通いますが、塾の「みんなで絶対合格するぞ」という集団マインドコントロール的な雰囲気が合わず、夏期講習に数回行っただけで、その後は自宅勉強へと切り替えます。

家では教科書や市販の参考書をベースに、何をいつまでにどれくらい勉強するかをすべて自分で決めて受験勉強に励み、見事、国内最高峰の東京大学経済学部に合格します。

大学入学後は、自覚していた集団行動が苦手な自分を矯正するために、ゴルフサークルに入部して仲間と交流を続けて卒業までやり遂げました。

世界最大の外資系コンサルティングファームに就職

東京大学を卒業後は、「面白そう」という理由で外資系コンサルティングファームのアクセンチュアに入社します。会社では通信機器メーカーや官公庁のプロジェクトを担当していて、常にアウトプットを求められる環境でした。しかし、当時の中上元弘さんは実力不足と勉強不足を感じ、自分にはインプットが必要だと考えて3年で会社を辞め、東京大学大学院経済学研究科へと復学します。

大学で経済の修士号を取得した後は、アクセンチュア時代の先輩からの誘いを受けて2～3人しか社員がいない小さなコンサル会社で社会人生活を再スタートしています。

父の入院を機に株式会社ニコリオへ入社

小さなコンサル会社で働いていた中上元弘さんは今後の人生について「さてこれからどうしよう」と考えていましたが、そのタイミングで父親が心筋梗塞の病気で倒れ、父親からの「会社を継いでほしい」という要望もあって、株式会社ニコリオ（当時は株式会社ビアンネ）に入社することになりました。

業績回復を目指し代表取締役社長に就任

健康食品などの通販会社だったビアンネですが、外部環境の急激な変化などを要因に業績は大幅に落ちていました。中上元弘さんは当時30代前半という若さでしたが、「会社を何とかしたいという気持ち」と、「自分なら業績を回復できる」という全く根拠のない自信の2つを柱に、父親に代表就任を直訴して認められています。

社長就任後の実績

中上元弘さんが社長に就任した後、ニコリオの実績はどうなったのでしょうか。

当時は外部環境の急激な変化などについていけず、売り上げが大幅にダウンしていました。
そこで、他社の追随はせず、自社のオリジナル商品を生み出すという信念のもと製品開発を続け、いくつものヒット商品を生み出し、他社より先にマーケットを獲得することに成功しています。

「こうじ酵素」や「Lakubi（ラクビ）」の大ヒット

豊富なビタミンやミネラルを摂れる酵素サプリメントの「こうじ酵素」が大ヒットを記録したことで会社の売り上げは大幅に伸び、2015年から2018年まで連続して売上倍増という驚異的な復活を遂げます。

また、酪酸菌やビフィズス菌を大量に含む「Lakubi（ラクビ）」も累計販売数1,300万袋を突破し、2020年に販売開始した化粧品ブランドintoa（イントア）も、最先端技術と肌への優しさの融合が高評価で、今後の主力商品への成長が期待されています。

アジア太平洋地域の高成長企業ランキング2021に選出

中上元弘さんの代表就任後の急成長が評価され、英Financial Times社と独Statista社が共同で実施する「High-Growth Companies Asia-Pacific 2021」（アジア太平洋地域の高成長企業ランキング2021）において、アジア全体で第134位（日本企業では39位）という評価を受けました。
これは、アジア13カ国、100万社以上の企業から選ばれたもので、2016年～2019年の売上高成長率が高評価を受けた結果となっています。

中上元弘率いる株式会社ニコリオの口コミ評判

中上元弘さんが代表の株式会社ニコリオはどのような評価を受けているのか、ニコリオで働く社員の方の口コミや評判を集めました。

商品企画・開発への姿勢に真摯さを感じる

ニコリオでは商品の独自性やエビデンスを大切にするポリシーがあるので、商品の安全性は高くなっています。また、単に良いとされている素材を無理やり処方するのではなく、本当に必要な原材料だけを組み合わせる商品開発の姿勢も評価されています。

地味で地道な仕事もコツコツと

ニコリオのオフィスは引っ越してまもなく、広々としたきれいな環境です。環境がよく、働いているメンバーもパワハラといったハラスメントには無縁の良い人が多く、気持ちよく働ける職場なので、地道な仕事にも打ち込めます。

経験者や新卒・中途など多様性のある社員

会社にはいろいろな人が集まっていて、会議やミーティングなど意見交換の場が多く設定されています。その中で、経験の浅い新卒などでも発言出来る機会が多く、早くから活躍できる社内環境が整備されています。

変化を求められるので退屈しない！

ニコリオが手掛けるWEB通販の世界はトレンドの流れが早く激しく、常にユーザーに合うように変わり続け進化し続ける必要があります。ニコリオでもシステムに関してはスピード感を求められていて、いつも決まった仕事なんかしたくない、という人には向いている職種になっています。

中上元弘率いる株式会社ニコリオの口コミ評判まとめ

まず自社で取り扱っている健康食品に関しては、社員の皆さんが自信をもってオススメしているという点があります。それは、会社として製品の安全性やエビデンスを重視しているので、安心して口にできる、体に使うことができる製品だからでしょう。

また、働き方に関しては、社内の風通しがよく、積極的な姿勢の社員は飽きることがなく、常に変化や挑戦を楽しめる環境にあります。社員の皆さんは、新卒も中途も業界経験者も皆さんやりがいをもって働いていて、ニコリオの姿勢や考え方に共感できる人は満足できるという口コミ評判が多く見られました。

笑顔の発明企業を目指す株式会社ニコリオ

株式会社ニコリオは、中上元弘さんが代表取締役を務め、サプリメントを含む総合食品、健康器具、化粧品の卸・販売を行う会社です。企業理念としては笑顔の発明企業を目指すとしていて、健康食品をメインに製品を販売し、人々の美容や健康に役立っています。

ここでは株式会社ニコリオの企業理念やヒット商品「Lakubi(ラクビ)」について説明します。

企業理念

企業理念として、最も重要視する使命には「カラダの新しい喜びを発明する」というキャッチコピーを掲げています。これは、美や健康を取り扱う企業として、最先端の情報や研究成果を「発見」し、知られざる素材や成分を「発掘」し、それら価値の種を、安全・安心で確かな効果のある製品やサービスへと変える「発明」をしようという考えを端的に表したものです。

また、この使命を踏まえ、美と健康を願う人の想いを独自の視点と技術で叶える『笑顔の発明企業』を目指すとも表明しています。

腸内フローラに着目したLakubi(ラクビ)

健康維持やダイエットでしばしば目にする腸内環境という言葉があります。腸内環境を整えて体の中から痩せやすい体質にしたり、健康に役立てたりするという考え方ですが、その中に腸内フローラという要素があります。腸内フローラとは腸内の細菌の様子がお花畑（flora）に見えることから名付けられたものです。

この腸内フローラを整え、体内環境を整えることができるのが乳酸菌サプリのLakubi(ラクビ)です。

1日1粒で約1,700万個もの「酪酸菌」を生きた状態で腸に届け、オリゴ糖とサラシアエキスを配合して善玉菌のエサとして「短鎖脂肪酸」をサポート、さらに「ビフィズス菌B-3」も贅沢配合しています。
これにより、使っているユーザーからは「便秘が改善された」「お腹の調子が良くなった」「体質が良くなった」といったポジティブな評判口コミが寄せられています。

まとめ

以上が中上元弘さんについて、株式会社ニコリオの代表に就任するまでの経歴や評判、人物像などについて徹底調査した結果です。

会社社長の息子でありながら、あまり派手な性格ではなく、集団行動は苦手という意外な一面を見せる中上元弘さん。

しかし、その根底には負けず嫌いという性格を持ち、深い観察力や想像力を生かした結果、傾きかけたニコリオを見事復活させるという経営手腕を発揮します。

中上元弘さんが率いるニコリオは、こうじ酵素やLakubi(ラクビ)といった健康食品業界では大きなヒットを飛ばしています。

エビデンスや安全性を重視する製品づくりには社員からの口コミや評判も良く、これからも素晴らしい健康食品や化粧品を生み出すことが期待されます。

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