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サイトビジットの設立と成長の軌跡!評判から採用の苦悩をまとめた!

最終更新日:2020-11-04
サイトビジットの設立と成長の軌跡!評判から採用の苦悩をまとめた!

サイトビジットは2013年に「資格スクエア」というオンライン学習サービスと共に設立された会社です。

サイトビジットではその他にも電子契約のワンストップ契約サービスや、法務・知財のプロフェッショナル人材紹介サービスLEGAL ENGINE(リーガルエンジン)を展開しています。

今回は、サイトビジットとはどのような事業内容を展開する会社なのか、会社設立のきっかけや過去に起きた採用に関する苦悩、事業内容や鬼頭政人社長について調査した内容を掲載しています。

会社設立をお考えの方などでマネジメントの勉強をしている方は参考にしてみてはいかがでしょうか。

サイトビジットってどんな会社?どんな事業内容?

サイトビジットでは“「リーガル×テクノロジー」で社会インフラになる”というテーマを掲げ、3つのオンラインサービス事業を提供しています。
それではサイトビジットの主な事業である3つのサービスについて見ていきましょう。

資格スクエアは難関資格試験対策のオンライン学習サービス

資格スクエアのlogo

資格スクエアの受講画面

まず、サイトビジットの原点ともいえる事業がこの「資格スクエア」です。
このサービスではオンライン上で様々な難関資格試験の講義を受講することができます。

試験突破の「独学力」を鍛えるサービスを展開していて、現在も順調に受講者数が増えている様子です。

この「資格スクエア」に関しては別記事でまとめていますので、そちらをご覧いただけるとより詳しく知る事ができます。

ワンストップ契約サービスNINJA SIGN(ニンジャサイン)

NINJA SIGN(ニンジャサイン)の利用画面

サイトビジット2つめの事業がこのワンストップ契約サービスの「NINJA SIGN(ニンジャサイン)」です。

これは紙での契約書を交わすのではなく、電子契約にて契約が締結できるサービスとなっていて、これを利用することにより“紙の使用削減”“製本の労力削減”“郵送費や印紙税の削減”など、様々なコスト削減に繋げることができたと評判が高いようです。

2020年というと世界的に新型コロナウィルスが流行し日本ではリモートワークが推進されるようになりました。
紙面での契約書を交わす場合は出社しないと作成することが恐らく難しいかと思いますが、「NINJA SIGN(ニンジャサイン)」のような電子契約書ならリモートワークでも契約締結が可能となるのでとても現代の需要に合った事業だと感じました。

LEGAL ENGINE(リーガルエンジン)は法務・知財のプロフェッショナル人材紹介サービス

LEGAL ENGINE(リーガルエンジン)のlogo

サイトビジット3つ目の事業が「LEGAL ENGINE(リーガルエンジン)」です。
この事業は弁護士資格保持者やそれに準ずる資格などをお持ちの方に特化した人材紹介サービスとなっています。

弁護士をしていたが結婚~出産を経て、家庭の生活を大事にしつつお仕事がした女性やもっとキャリアアップを目指し転職を考えている方など、それぞれのライフスタイルやキャリアプランに沿ったお仕事紹介が可能となります。

専門のアドバイザーが採用企業と求人者の仲介に入り、双方にとってより良い人材・働き方を紹介してくれます。

サイトビジットの鬼頭政人社長について

続いては株式会社サイトビジットの社長である鬼頭政人(きとうまさと)さんの経歴や「資格スクエア」の事業で起業をしようと思ったきっかけなどの調査内容をご紹介したいと思います。

鬼頭政人社長の経歴

鬼頭政人社長

1981年生まれ/東京都大田区出身
2004年 東京大学法学部卒業
2005年 司法試験に合格
2006年 慶應義塾大学大学院法務研究科修了
2007年 石井法律事務所入所
2010年 産業革新機構入社
2013年 独立を果たし、株式会社サイトビジットを創業

読書や旅行関連のサービスで起業を検討するも断念

鬼頭政人社長は起業時に「好きなことをやろう」と思い、起業分野を模索していたそうです。

模索当初は一緒に起業を考えていた仲間たちと一緒に共通の趣味である読書や旅行関連のサービスを検討していたとのことです。
しかし、このサービスを考えている時に強いボトルネックを感じ、そのハードルを乗り越える気力が湧かない自分に「自分のやるべき分野ではない」と思いやめたそうです。

起業分野の模索で大切だった「アントレプレナーシップ」

「じゃあ、一体どういった分野の事業がいいだろう」と思っている中、東京大学の各務教授にお話しを聞く機会が訪れたそうです。

教授は「事業なんて上手くいかない。上手くいく事業も上手くいかない場面が多い。それでも心が折れないか。折れない心の源泉がアントレプレナーシップだ」と鬼頭政人社長に話してくれ、それがとても心に残っているようですね。

「アントレプレナーシップ」とは「企業家(起業家)の資質」という意味をあらわしたフランス語です。

鬼頭政人社長が当初考えていた読書や旅行に関するサービスのボトルネックを乗り越える気力がなかったという言葉がまさに教授の言葉と一致していますね。そして鬼頭政人社長は「自分がアントレプレナーシップを持てる事業はなにか」と再び模索しはじめたそうです。

起業分野の決めては3つの軸

再び起業分野を探し始めた鬼頭政人社長は「好き」だけではなく「得意」と「ニーズ」の3つの軸が必要だという想いに至ったそうです。
そしてこの3つの軸が重なる分野が「法律」・「学習」であると考え、この分野をさらに掘り下げていきます。
「法律」と「学習」に絞った時、最初はキャリア教育に関する事業を始めようと考えたそうですが、いろいろ調査や検討を行った結果ビズネスにならないと感じやめたそうです。

次に弁護士と企業のマッチングビジネスも検討しましたが、これは法に触れる可能性があったので断念しました。

最終的にたどり着いたのが「資格スクエア」

そして最終的にたどり着いたのが現在、高評価を受けている「資格スクエア」となります。
これは鬼頭政人社長自身が司法試験を受けようと勉強していた時に、塾費用が高くで払えないと悩んでいた過去が背景となっているようです。

結局、1人で起業することになった鬼頭政人社長は弁理士事務所からのクレームや内容証明などが届き大変な思いもしながら、弁理士の先生の手助けや有料ユーザーの方が「資格スクエア」を受講し弁理士試験に合格したという報告を受けて、手ごたえを感じながら事業促進に努力を費やしてきたそうです。

起業までの軌跡を見ると、何度も挫折しそうな場面があったように感じますがそれでもあきらめず乗り越えてきた鬼頭政人社長はすでに起業前からアントレプレナーシップが高い方だったのだと感じました。

サイトビジットの起業後に起きた数々の問題、そこから脱却したきっかけ

サイトビジットの起業後に起きた数々の問題、鬼頭政人社長がそこから脱却することができたきっかけについてご紹介します。

「安すぎて不安」と解約が続出!

大きな売り上げはないものの、順調に受講者が増えていたのですが2014年に「塾に比べると料金設定が破格で不安」といった理由で解約が多くなり、説明のために広告を入れても売り上げに繋がることはなかったそうです。

解約の続出により、資本金や借入等の数千万円の資金があっという間に底をつきそうになり、様々なベンチャーキャピタルへ資金調達のお願いに行くが、「資格試験教育のマーケットサイズが小さい」との理由で断られていました。
鬼頭政人社長は1年間役員報酬がゼロで「あと何か月もつのか・・・」と預金通帳を見ては不安になるという日々を過ごしていたそうです。

資金問題からの脱却のきっかけはテッククランチへの掲載

2015年2月にサイトビジットの「資格スクエア」が初めてテッククランチ(TechCrunch)に掲載され、ここからサイトビジットの資金問題の脱却が始まります。

テッククランチとはアメリカの企業で主にIT系やWebに関するニュース記事などを配信しているサイトです。現在は日本版も配信されていて、もちろん読者たちが興味や関心をもつ記事をアップするので、このサイトに紹介されることで注目度が一気に上がりました。

これをきっかけにサイトビジットの知名度が上がり、再び「資格スクエア」への入会者が増加。
苦しんでいた資金についても援助をして下さる方々が多く現れ、無事に業績回復へと至ったそうです。

事業拡大により社員も増やすが半分が退職!

退職者

テッククランチの掲載をきっかけに売上も回復し急拡大したサイトビジットは当初、社員5名からアルバイトも含めて40名まで人員を増やし提携等で次々と新規事業を展開していました。
業績・人員共に上手くいっているかと思っていましたが、翌年にはなんと半数の社員が辞めてしまったのです。

原因は採用の雑さにあったと鬼頭政人社長は語られています。
人間性やビジョンの共有度にはあまり着目を置かず、業界の経験値ばかりに目を向けてしまっていたようです。

また、経営層の人たちも含めてビジョンに対しての乖離があったらしく、そういった経験をきっかけに社員全員で同じ方向を向いていくことの必要性に鬼頭政人社長は気づくことができたそうです。

社内の再構築の為に鬼頭政人社長自らが動き脱却した

社内の再構築を目指して、まず行ったのは社長である鬼頭政人社長自身が社員の模範になることでした。

司法試験の受講相談も1日5回~6回と社長自らが行い、“やれる事は全てやるというのが仕事”ということを社員に示したそうです。また、ミーティングも重ねて「ミッション」・「ビジョン」・「バリューズ」を社員全員で作ったそうです。

鬼頭政人社長は会社の組織の重要性を学ぶことができ、起業してからの4年間で大きな意識改革にもつながったと話しています。

起業してからの4年間で僕自身の意識も大分変わりました。
ビジョンだけでは食べていけないし、利益がないと難しいですが、ビジネスだけでも皆がついてこない。思いとビジネス、道徳と経済のバランスが大事だと思います。社会を幸せにする前提として、社員に楽しんでもらう、幸せになってもらうことが必要だと今は考えています。
(鬼頭政人社長のインタビューコメントより)

サイトビジットが目指す今後の展開

PDCA

サイトビジットの今後の目標は短期的なところでは「上場に耐えうるくらいの利益を出すこと」だそうです。

「資格スクエア」のオンライン教育事業をはじめ、「NINJA SIGN(ニンジャサイン)」、「LEGAL ENGINE(リーガルエンジン)」でも収益化が見えてきたと鬼頭政人社長は話しています。

そして中期的な目標として「テクノロジー要素を入れつつ、法律業界の効率化ができる事業をしたい」と考えているそうです。
特に企業法務部門向けの取り組みに注目されているようで、今後は新サービスが発表される可能性もありそうです。

まとめ

以上、サイトビジットについての調査結果でした。
こうして調べてみるとサイトビジットは本当に数々の困難を乗り越えてきて、そのたびに目に見える成長を遂げてきた企業なのだと感じました。

法律はどの世界にも必ず必要となってくるものです。
そういった社会にとって不可欠なものの効率化を目指すサイトビジットの今後の展開から目が離せません。

会社概要

  • 商号:株式会社サイトビジット
  • 本社:〒101-0054 東京都千代田区神田錦町3-1 オームビル2階
  • 設立:2013年4月24日
  • 資本金:132,420,000円(資本準備金含む)
  • 代表取締役:鬼頭 政人
  • 事業内容:資格試験のオンライン対策提供事業「資格スクエア」の運営/次世代学習システムの研究開発 新規資格試験の策定、運用、コンサルティング/法務・財務・税務・知財特化型人材サービス「Legal Engine」の運営/ワンストップ契約サービス「NINJA SIGN」の運営

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