
吉川元宏さんは、複数の会社の代表取締役を務める口コミや評判の良い実業家です。
吉川元宏さんが経営している会社は株式会社海帆や株式会社ペガサスなどがありますが、中でも複数の居酒屋ブランドを運営する株式会社海帆は好調なので、本稿では海帆社長就任までの経歴を調べていきたいと思います。
また、災害時の備えになるように『くらしの灯台プロジェクト「灯-mawali」』を立ち上げたり、横浜市と連携して推進する『はまっ子防災プロジェクト』にも参加したりと、企業経営だけではなく、様々な取り組みに参入しています。
単なる会社社長にとどまらず、社会貢献にも精力的に活動している吉川元宏さんについて、御本人のプロフィールや経歴、会社の概要や口コミ評判、様々なプロジェクトなどについて調査し、紹介していきたいと思います。
- 吉川元宏さんの経歴
- 吉川元宏さんが経営する海帆とペガサスについて
- 株式会社海帆の飲食店ブランド8選
- 株式会社ペガサスの防災プロジェクト
- インタビューから人物像を探る
- 吉川元宏さんが運営する居酒屋の口コミ評判
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吉川元宏とは?
吉川元宏さんとは、株式会社海帆(かいはん)や株式会社ペガサス、株式会社ペガソス・エレクトラ、株式会社コスモアールエスの代表取締役社長を務める実業家です。
生まれは1977年6月17日の47歳(2022年時点)で、40代という若さで複数の会社を運営していることに経営者としての有能さが現れています。
会社は居酒屋を運営する事業だったり、防災をテーマに事業を推進する企業だったりとバリエーションがあり、収益性を追いかけるだけではなく、広い視野で事業を展開しているようです。
さらに株式会社海帆では新たに吉川元宏さんが得意とする再生可能エネルギー事業にも取り組むなど積極的な事業展開に取り組んでいるようです。再生可能エネルギー事業では、フードロスを利用したバイオマス発電事業や太陽光発電事業など、新たな取り組みを開始しています。
また、吉川元宏さんはこれまでに、経営が傾いて倒産寸前の会社の再生にも多く関わっていて、企業再生に成功した数は10社以上にも及びます。細かい数字でいうと、約200店の赤字店舗を黒字に転換したという実績があり、企業再生家という顔を持っています。
企業再生家としての吉川元宏さんの特徴は、「単に金融面のみの支援をするだけではなく、より良い会社経営のために積極的にアイデアを出し、その実現にまでコミットしている」という点です。
実際に株式会社海帆においても、海帆ブランドの居酒屋に2週間毎日通い続けた上で課題をあぶり出し、改善のための施策まで実行していたようです。
プロフィール
- 名前:吉川元宏(よしかわ もとひろ)
- 生年月日:1977年(昭和52年)6月17日(47歳)
ネット上を探してみても吉川元宏さんの情報は少なく、出身地や血液型、体重・身長といったプロフィールについては不明な部分が多い人物です。
経歴
- 2000年4月 株式会社富士オイル入社(コスモ石油マーケティング株式会社特約店)
- 2003年4月 株式会社クリスタル入社
- 2007年7月 株式会社サンブレインズ代表取締役就任(現任)
- 2009年8月 株式会社ペガソス・エレクトラ代表取締役就任(現任)
- 2014年9月 株式会社コスモアールエス代表取締役就任(現任)
- 2016年4月 大阪大学接合科学研究所 環境資源開発プロジェクト 髙橋.内田研究室 共同研究員(現任)
- 2020年4月 株式会社ペガサス代表取締役就任(現任)
- 2020年8月 株式会社くらし再生機構代表取締役就任
- 2021年4月 五洋インテックス株式会社代表取締役社長就任
- 2022年3月 株式会社海帆社外取締役就任
- 2022年8月 株式会社海帆代表取締役就任(現任)
企業再生家である吉川元宏の人物像とは
前述したように吉川元宏さんにまつわる情報が少なく、どのような考え方をしていて、趣味は何で、いつも何をしているのかなどの謎多き人物です。ただ、「はまっ子防災プロジェクト」について、横浜市の山中竹春市長と株式会社ペガサスの代表取締役社長である吉川元宏さんの二人が語っているインタビューがあるので、そこから人物像を探りたいと思います。
まず、防災については「敵を知り、己を知れば百戦危うからず」と語り、慎重さを持ち、孫子の故事を引き合いに出せるほどの学があることを示しています。また、防災について若い世代への啓発が大事だとし、短期的な収益ではなく、長期的な視野を持った人物だということも分かります。
さらに直近は「Forbes」や「日経ビジネス」からもインタビューを受けており、そこでは”企業再生家としてこれまで取り組んできたこと”や”株式会社海帆の再建に協力をした理由”などを話しています。
吉川元宏さんは数々の企業再建に携わることで、「どのような企業であれば再建可能なのか」「その企業の課題は一体何なのか」「行っている事業に将来性はあるのか」等を見極めることができるようになったようです。
実際に株式会社海帆では、突然の危機に対応できる経営基盤を作るため、飲食業と親和性の高い再生可能エネルギー事業を新たに開始したり、立地の悪い赤字店舗を閉店し、より良い立地に新店舗を開店したりと、ただその場しのぎに資金調達をするだけでなく、企業の将来性や課題も見極めて改善策を実行していることが分かります。
また、吉川元宏さんは「成功した企業の成長が止まったときには、時代にミスマッチしていることを早く認めるべき」とも話しており、株式会社海帆でも、「飲食店のアルバイト店員でも月に50万円稼げる仕組み作り」という常識ハズレのアイデアを出し、従業員にもSNSでのプロモーション制作に協力をしてもらい、その分出演料を支払う仕組みを構築しています。
このように株式会社海帆の事例から、企業の課題や将来性を見極める力はもちろんのこと、必要であれば大きな方向転換も厭わない大胆さや決断力、行動力を兼ね備えた人物であるということが分かります。
吉川元宏が経営する会社
吉川元宏さんが現在経営している会社は複数ありますが、その中から株式会社海帆と株式会社ペガサスについて紹介します。
株式会社海帆
株式会社海帆(かいはん)は、名古屋市中村区名駅4丁目15-15 名古屋綜合市場ビルに本社を構える、飲食業の会社です。創立されたのは2003年(平成15年)5月14日で、従業員は61名(臨時従業員の平均人数47名 ※2022年3月末日現在)です。
事業内容は居酒屋を中心とした飲食店舗の企画開発及び運営となっていて、フランチャイズでお店を運営したり、新しい業態をプロデュースしたりしています。
さらに、2022年10月下旬には100%子会社「KAIHAN ENERGY JAPAN合同会社」の設立を発表しています。
リリースでは、100%出資の子会社を設立し、新規事業を開始することが記載されています。
具体的には、廃棄予定の食材等を利用し、発電所の開発・発電・売電を行うようです。
これらの取り組みを開始することで、社会全体で問題視されているフードロスを削減し、サスティナブルな社会の実現に貢献すること、とのことです。
株式会社海帆の再生可能エネルギー事業の取り組み
株式会社海帆は、営農型太陽光発電設備の開発にも取り組んでいます。
公式のHPには以下のように記載されていました。
「太陽光発電設備の土地を有効活用する事を目的として、設備の設置に要しない土地の一部にて、一定の広さが確保できる土地を選定し、農作物の栽培を行う予定でおります。」
つまり、太陽光発電にて再生可能エネルギーを得つつ、太陽光設備で使用しない余った土地で、飲食店で使用できる農作物を栽培するという計画のようです。
食料価格が世界的にも高騰している中、自社の農地で作物を育てることによるシナジーが見込めるでしょう。
さらに、海帆の営農型太陽光発電設備は、FIT(再生可能エネルギーの固定価格買取制度)の対象です。
すなわち、定額の利益は国が保証しているためリスクの低い事業と言えるかもしれません。
営農型太陽光発電設備は「自社の飲食ブランドで使用する食材のコストを抑えられる」「同じ土地から得られる利益(太陽光発電の売電価格分)が大きくなる」というメリットがあると考えられます。
しかし、再生可能エネルギー事業への進出は、自社の利益拡大ばかりを目指した取り組みではなく、世界的な課題である脱炭素・低炭素社会の実現や、飲食業を通した地球環境の改善に挑戦しているとのことです。
なお、株式会社海帆は福島県内にも営農型太陽光発電設備の用地を保有し、東日本大震災の福島第一原発事故で使用が難しくなった土地の有効活用に貢献しているようです。
株式会社ペガサス
株式会社ペガサスは神奈川県横浜市港北区新横浜2-6-12 スタッフビル2階に所在している防災関連事業会社です。
災害の多い日本において、いざという時に役立つ「防災用品(バッテリー、照明用品)の製造販売業務」「学生向け防災企画、教材の開発販売業務」「防災アパレルの製造販売業務」といった事業を手掛けています。また、横浜市と連携して横浜市内の中学生が防災について分かりやすく学べる『はまっ子防災プロジェクト』の運営者チームとして企画、推進運営も担っています。
そのほかでは、防災関連メディア「そなえてる? SONAE TERU?」の運営や、IT関連事業「オンラインショッピングサイトの運営業務」「動画CMの企画、制作、編集代行業務」にも携わっています。
株式会社海帆の飲食店ブランド
吉川元宏さんが社長を務める株式会社海帆は、以下の飲食店ブランドのお店を運営しています。
- 新時代
- 昭和食堂
- えびすや
- うるる
- BABY FACE PLANET’S
- 治郎丸
- 葵屋
- しんぱち食堂
株式会社ペガサスが取り組むプロジェクト
株式会社ペガサスは、防災関連事業会社として防災関連のプロジェクトに複数携わっています。
ここでは、『くらしの灯台プロジェクト「灯-mawali」』と『はまっ子防災プロジェクト』について、ペガサスがどのように取り組んでいるのかを紹介します。
くらしの灯台プロジェクト「灯-mawali」
地震や台風などの災害は忘れた頃にやってきます。災害時には各地で停電が発生し、不便で不安な夜を過ごした方もいらっしゃるかもしれません。
くらしの灯台プロジェクト「灯-mawali」は、そういった災害による被害を減らすために“日本全世帯に灯りと勇気を届けたい”という想いで立ち上げられました。具体的には、地球にやさしいクリーンエネルギーであるマグネシウム電池を使用した「マグネシウムライト」を一家に一台お届けするという理念があります。
マグネシウムライトの長所は乾電池のように自然放電しないため、長期保存が可能で、防災グッズとしては最適なアイテムです。発電方法は乾電池を使用せず、少量の水のみ(水以外の飲料水や唾液といった液体であれば点灯可能)で利用可能という非常時にぴったりな特性があります。
株式会社ペガサスでは、くらしの灯台プロジェクト「灯-mawali」を通して、イベントを主催・協賛しマグネシウムライトの無料配布を行っています。また、イベントに直接参加できない方には1個1,500円での販売も行っています。
横浜市と連携して推進する「はまっ子防災プロジェクト」
横浜市と連携して横浜市内の中学生が防災について分かりやすく学べる共創教育プロジェクトが『はまっ子防災プロジェクト』です。これは、万が一にも横浜市を大災害が襲った時に備え、中学生に防災を学んでもらい、「自分の命を助け、大切な人を助けられるように」と推進されているものです。
プロジェクトでは、中学生にもわかりやすいように防災アニメーションを教材として使い、実際に役立つアイテムとしてマグネシウム LED ライト「はまっ子防災ライト」や防災ガイド、防災マップ、備蓄物を入れておける防災BOXなどを配布しています。
吉川元宏(海帆)が運営する居酒屋の口コミ評判
吉川元宏さんは株式会社海帆の社長です。
海帆では複数の居酒屋ブランドを運営しているので、特に人気のブランドの口コミ評判を調べてみました。
【新時代】伝串もドリンクもコスパ抜群
名物料理の鶏皮串の伝串はパリッとしているのに噛めばモチモチで、しかも甘口のタレとの相性も良くて最高の酒のお供です。値段も1本55円と安いし、550円~のピラミッドも見た目が楽しくて好きです。
ドリンクは165円のハイボールと生中が209円で、低料金で酔って食べることができます。
鶏皮串の伝串には高麗人参タレが美味しさを引き立て、卓上の伝串スパイスをかければ旨味が増してお酒が進みます。また、鶏皮はコラーゲンの宝庫なので、お肌にも良いとされています。
海帆では新時代を約20店舗運営していて、どのお店も好評です。
【治郎丸】お肉が30円からという驚異
お肉を1枚からオーダーできて30円~、そしてA5ランクの和牛も300円~と聞いて行ってみました。
カウンターで立ち食いという、これまでの焼肉にはないスタイルですが、テッポウ、ノドガシラ、チレ、ヤンなどこれまで聞いたこともないような牛の様々な部位が揃っていて、選んで味わって飲んでって楽しめました。まだ食べていない部位があるので、また行きたいと思います。
新宿本店を例にすると、焼肉メニューは38種類もあり(入荷状況によって、メニューと価格は変化あり)、肉好きにはたまらない品揃えです。サイドメニューも白センマイ刺しやキムチ、カクテキ、サンチュなど焼肉屋の定番が揃い、満足度が高い店です。
現在は東京に4店舗と神奈川に1店舗がありますが、かなりの人気ブランドになっているので今後はさらに増えることも予想されます。
【昭和食堂】九州の郷土料理と焼酎!
食べ物はお店がある鹿児島をはじめ九州の郷土料理が揃っていて、観光で来た時に九州の味をここでまとめて食べられます。宮崎チキン南蛮にキビナゴ天ぷら、黒豚、馬刺、鶏たたきなんかを食べて、鹿児島の焼酎が20種類ぐらい?揃った飲み放題をつけて一人で5,000円いかないのはコスパ最強ではないかと思います。
海帆では鹿児島で昭和食堂を運営していますが、レベルの高い九州の郷土料理と鹿児島の焼酎を安価に食べられると好評です。特に、1,280円で20種類以上の焼酎が飲み放題な焼酎バーは色々な味を試してみたいという観光客にはぴったりなサービスです。また、昭和レトロな店内も、飲みの雰囲気を良くするのに一役買っています。
吉川元宏(海帆)が運営する居酒屋の口コミ評判まとめ
吉川元宏さん率いる海帆が運営する居酒屋は、どのお店もコンセプトや特色、売りにしたい目玉などがはっきりしていてわかりやすいです。その特色や目玉が多くのユーザーに評価され、口コミ評判は非常に高くなっています。
まとめ
以上が吉川元宏さんについての口コミ評判や海帆社長就任までの経歴や様々な取り組みについて調査した結果です。
人物像としては、多くの会社を再生する経営者としての力量にすぐれ、それでいて災害対策に取り組むなどの社会貢献的な視野ももっている、器の大きい人物であることがわかりました。現在はその実力を買われて様々な会社の社長に同時に就任していて、その経歴は社長業で埋まっていると言っても過言ではありません。
2022年も株式会社海帆の社長に就任したばかりですが、海帆の事業は好調で「さすが吉川元宏さん」という声が聞こえてきます。
海帆が運営する居酒屋などのブランドの口コミ評判も良く、今後もさらに活躍が期待される実業家です。
会社概要
会社名 | 株式会社 海帆(かいはん) |
所在地 | 〒450-0002 名古屋市中村区名駅4丁目15-15 名古屋綜合市場ビル |
創立 | 平成15年5月14日 |
代表 | 代表取締役社長 吉川元宏 |
資本金 | 1,405百万円(2022年3月末日時点) |
従業員 | 61名(47名)2022年3月末日時点 ※使用人員は就業員数であり、( )外数は臨時従業員の平均人数(1日8時間換算)です。臨時従業員には、パートタイマー及びアルバイトを含んでいます。 |
事業内容 | 居酒屋を中心とした飲食店舗の企画開発及び運営 |