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ジャスミー社員に聞いた!IoTプラットフォーム/設立秘話/今後の計画/評判まで暴きます!

最終更新日:2019-09-12
ジャスミー社員に聞いた!IoTプラットフォーム/設立秘話/今後の計画/評判まで暴きます!

今回の記事はIoTプラットフォームの提供などで知られるJasmy(ジャスミー株式会社)にスポットを当てていきます。

みなさんはIoTという言葉をご存知でしょうか。「Internet of Things」の頭文字を取った単語です。日本語では一般的に「モノのインターネット」と呼ばれているようですね。

今回のジャスミー株式会社は、IoTに関連した事業を行っている企業です。この記事を読んでいる人は「ジャスミーって何の会社?」「評判や事業内容は?」といった疑問を持っている方々ではないでしょうか。その疑問を解決するべき、知るカンパニーでは、ジャスミー株式会社の社員に疑問をぶつけてきました。

この記事はジャスミー社員に質問して回答いただいた内容となります。

ジャスミー株式会社(Jasmy)ってどんな会社ですか?

ジャスミーのホームページ

ジャスミーはIoTのプラットフォームを開発・提供する会社です。

あらゆるモノがネットにつながる時、人々の生活に密着する「衣・食・住・動」が大きく変わります。誰もが簡単に安全にそして安心してモノを使うことができる仕組み(プラットフォーム)をつくり提供する、これがジャスミーの使命です。

今、私たちの生活から生み出される大切なデータは限られた企業に占有されがちです。ジャスミーIoTプラットフォームは、本来の持ち主にデータの主権を取り戻し、個々のデータを安全安心に利用いただくことを目的のひとつとしています。そのため、ジャスミーはIoTにブロックチェーンを融合させ、今までにない発想のもと、業界・業種の垣根を越えて世界中のお客様に最適なIoTプラットフォームを提供していきます。

ジャスミー株式会社の創業者/経営陣の経歴

代表取締役 安藤國威

代表取締役 安藤國威

2016年4月に当社代表取締役に就任。

代表取締役社長 佐藤一雅

代表取締役社長 佐藤一雅

2016年4月に当社取締役、2018年11月に当社代表取締役社長に就任。

取締役副社長 吉田雅信

取締役副社長 吉田雅信

2016年4月に当社取締役CTOに就任。

誰が誰に対して、どのようにサービスや商品を提供しているの?

ジャスミーのサービス

IoTデバイスの提供

IoTには、センサーと連動して、創り出されたデータを送受信するなど、遠隔操作のためのコマンドを授受するなどの機能をもったIoTデバイスが必要です。ジャスミーは顧客企業に対し、IoTシステム構築に必要な機能を組み込めるIoT通信モジュールやウェアラブル・デバイスなどのベースモジュールの提供と、そのライセンスを提供していきます。

IoTサービスのための開発環境の提供

ジャスミーは様々なビジネス領域の顧客企業に対しIoTサービスの実現に必要な開発環境を提供していきます。また、アプリケーションを開発していくための開発者コミュニティを整備し、サービスラインナップの充実を図っていきます。

セキュアなデータ分析環境の提供

ジャスミーは顧客企業がIoT機器により創り出されたデータを分析、利活用できる環境を整備し、新しい付加価値サービスの展開に貢献します。同時に、分散管理型のブロックチェーン技術によるデータ分析を可能にし、顧客企業とユーザーの信頼が担保された民主的なIoT化を実現します。

サービス誕生秘話/IoTプラットフォーム構想の話

2011年の東日本大震災で日本全体が大きな被害を受けました。
その時に、インターネットの力で救われた方も少なくなかったと思います。

一方で、流言飛語が多くの人を惑わし、苦しませもしました。その時受けた衝撃から、安心してつながり安全に使えるネットワークプラットフォームの着想が生まれ、事業化の考察が始まりました。

その背景には、技術大国であった日本がソフトウェアとネットワークを中心とした分野においては世界から後塵を拝しているといわれてきたこともありました。それは、長い間この世界に身を置いてきた私たちにとって、忸怩たるものであり、もう一度日本が持つ技術を世界に知らしめたいという想いもありました。

今、すべてのものがインターネットにつながろうとしている“IoT”の領域は、これまで以上に安心かつ安全に製品やサービスが使えることが必須の条件になっています。ユーザーの生活視点や顧客企業のサービス視点で丁寧なモノづくりをしてきた日本が得意としてきたことが最も活きる領域でもあります。当時、このIoT化の波の高まりを予見した私たちは、日本発の新しいIoTプラットフォームの構想と準備を始めました。

ジャスミー社員の想い/「データの民主化」(DATA DEMOCRACY)という基本思想

私たちは個人のデータを再び本来の持つべき個人の手に戻し、セキュアな状態で分散管理する「データの民主化」を実現することを基本思想としています。この思想のもと、「ジャスミーIoTプラットフォーム」は展開されます。

企業と顧客とのプラットフォーム上での確かな信頼関係のもと、データを価値あるものとしてセキュアに相互交換できる環境を整え、新たな情報の時代「ユーザー本位の情報新時代」を築いていきます。

2030年には400兆円を超えるまでに達すると予測される世界のIoT市場(※1)においては、誰でも「情報新時代」に即した新たな機器の開発やサービスを開始できる環境が今まで以上に求められていると確信しています。そのような時代の要請に応え、革新的なIoT商品やIoTサービスの創出を志す企業の皆様にむけてIoTモジュールとジャスミーIoTプラットフォームを一元的に提供していきます。

このプラットフォームを機軸に皆様と一緒に新しいIoTビジネスモデルを創出し、「情報新時代」において、再び日本が世界をリードする一助になれると確信しています。(※1)出典:JEITA「2018年―2019年 調査統計ガイドブック」

ジャスミーはどんなニーズのあるお客様に提供していきたい?

ジャスミーでは顧客企業の課題や懸念を充分に理解し開発するだけでなく、顧客が気づきもしないことにも充分留意できることが最も重要と考えています。

この想いをベースに「すぐに使えるIoT」のスローガンのもと、世界中で使って頂けることを目指し、2016年から製品に実装するIoT通信モジュールの開発と提供を始めました。

現在、デジタル上でのユーザーとの接点を中心としたサービスは、米国・西海岸の会社の独壇場となっています。しかし全てのモノがインターネットと繋がるIoTの領域は市場創造の大きな可能性を秘めています。

私たちは2016年後半から、急ピッチで開発したIoTモジュールの認証を取得し、2017年4月よりIoTプロトタイプの製作に入りました。その後、スマートウォッチなどのプロトタイプを通じて、私たちの開発思想に幅広い賛同を頂くことができました。

今後は様々な実証実験を経て、多くの企業の皆様とともに世界に貢献できるIoT機器と、新たなサービス、ソリューションを提供していきます。

技術がよくわからない、出遅れてしまった、何から始めればいいかわからない、コストに見合うメリットがあるのか判断できない、など…IoTは誰もが簡単に始められる訳ではありません。加えてそのIoTを通じて発生する価値あるデータの取り扱いこそがIoTビジネスの核心です。ジャスミーのIoTプラットフォームは、「すぐに使えるIoT」で導入しやすい環境を提供します。

ジャスミー社員の誇りを持って!

内閣府の唱える「society5.0」が現実のものとなりつつある今、私たちジャスミーは「データの民主化」(DATA DEMOCRACY)という基本思想のもと、個人のデータを再び本来の持つべき個人の手に戻し、セキュアな状態で分散管理する「データの民主化」を実現します。

企業と顧客とのプラッ トフォーム上での確かな信頼関係のもと、データを価値あるものとしてセキュアに相互交換できる環境を整え、新たな情報の時代「ユーザー本位の情報新時代」を築いていきます。このプラットフォームを機軸に皆様と一緒に新しいIoTビジネスモデルを創出し、「情報新時代」において、再び日本が世界をリードする一助になれると確信しています。

「Society 5.0は、サイバー空間(仮想空間)とフィジカル空間(現実空間)を高度に融合させたシステムにより実現します。これまでの情報社会(Society 4.0)では、人がサイバー空間に存在するクラウドサービス(データベース)にインターネットを経由してアクセスして、情報やデータを入手し、分析を行ってきました。

Society 5.0では、フィジカル空間のセンサーからの膨大な情報がサイバー空間に集積されます。サイバー空間では、このビッグデータを人工知能(AI)が解析し、その解析結果がフィジカル空間の人間に様々な形でフィードバックされます。今までの情報社会では、人間が情報を解析することで価値が生まれてきました。Society 5.0では、膨大なビッグデータを人間の能力を超えたAIが解析し、その結果がロボットなどを通して人間にフィードバックされることで、これまでには出来なかった新たな価値が産業や社会にもたらされることになります。(内閣府公式サイトより抜粋)」

今後のジャスミー/始動するプロジェクトや計画は?

「情報新時代」に対応したジャスミーならではのコンポーネント(要素・部品・機能群)を多数用意していきます。特に、それらを容易に活用頂けるよう、核となるコンポーネントを集約した2つの独自コアサービス「セキュアナレッジコミュニケーター(SKC)」「スマートガーディアン(SG)」を用意しました。SKCは個人にまつわるデータを管理し、SGはIoT機器を自在にコントロールするサービスです。

2つの独自コアサービス「セキュアナレッジコミュニケーター(SKC)」と「スマートガーディアン(SG)」を用意

「セキュア ナレッジ コミュニケーター」(Secure Knowledge Communicator : SKC)

まず、ジャスミーは、基本思想である「データの民主化」に基づき、生活の中から生まれてくる様々な個人に帰属するデータを個人のものとして、安全に一元管理できるコアサービス「セキュアナレッジコミュニケーター(Secure Knowledge Communicator:以下SKC)」を用意いたしました。

今までは、本人の許諾のもととは云え、自身にまつわる多くの情報は、各企業に提供され、各社のデータベース内で管理されていました。ジャスミーはこれとは正反対の発想で、個人に帰属するデータは自身のものとして、自身で管理できる仕組みを構築いたしました。

これにより、IoT機器の所有者やサービスを受けるユーザー個人が、自身にまつわる情報を企業への情報提供の可否を含めて、自らが制御・コントロールできる環境を実現します。

その機能は、大きく3つあります。

  1. ジャスミーが独自に提供するブロックチェーンを簡単に利用開始できる本人認証と登録機能(Know Your Customer:以下KYC)
  2. セキュアに自らのデータを自身のスマーフォンやブロックチェーン上に分散管理・蓄積する機能。
  3. ユーザーが自らの意思で自身のデータの授受を許諾したり、トレースしたりできる機能です。

これにより、企業側においても、様々なデータや個人情報を常に自社で保持することなく、ユーザーが望む形で必要なときに適宜利用することが可能になります。

「スマートガーディアン」(Smart Guardian : SG)

ジャスミーのコアサービス「スマートガーディアン(Smart Guardian:以下SG )」を使えば、IoT機器を簡単かつセキュアにブロックチェーンへ登録することができ、同時に持ち主のユーザーしか使用できない環境が実現されます。また、ユーザーは、安心してデータの送受信や遠隔操作が可能となり、ユーザー個人の利用を想定したアプリケーションなども容易に開発できます。更に、「SG」に加え、IoT機器の利用ポリシーの設定や機能利用制限、機器の状況把握や操作など、様々な機能を一元管理・運用できるサービスも提供いたします。

この記事を読んでいる方々へ

~爆発的に拡大するIoTマーケット環境~

◇IoTの製品(デバイス)の増加推移及び今後の予測◇

2020年にはIoTデバイスは世界で約300億個まで増加

2016年時点でインターネットにつながるモノ(IoTデバイス)の数は世界で約173億個になります。2016年を起点に2021年までに年平均成長率(CAGR)15.0%とさらに成長率が加速し、2020年は約300億と現状の数量の2倍に規模が拡大する見通しです。

産業機器におけるIoT化は着実に増加。経済効果は、2025年には世界で最大で1,336兆円

IoTデバイスの規模と成長性を分野・産業別にみると、従来型のIoTデバイスといわれるスマートフォンやPCの市場が成熟に向かい、従来のIoTである「コンピューター」は減少していくと予想。コネクテッドカー(通信機能の搭載された自動車)や、通信機能の搭載された工場オートメーション(FA)機器などの、産業機器における「産業用途」のIoT化は成長の牽引役として着実に進捗していく傾向です。特にウエアラブル機器を使った健康管理や、人の目による管理や作業が困難な場所でのセンサーを使った保守・管理など、いわゆるM2Mの普及に伴いデバイス数は今後も引き続き拡大。また「医療」は、規模については現時点では小さいものの、今後特に増加が見込まれる分野として、期待されます。IoT分野の経済効果は、2025年には世界で、最大で1,336兆円程度と推定されています。

◇IoT通信ネットワーク環境の推移及び今後の予測◇

IoT機器がネットワークでつながるためのLTE通信方式「LPWA(Low Power Wide Area)」のインフラ環境整備が日本でも着実に進捗

IoT機器は、屋内利用のPC機器と違い、様々な厳しい環境での利用耐性が求められます。

そのため

①低電力(単一の小型フォームファクタバッテリで複数年のデバイス動作を実現)
②広域での接続性の担保 (都市や地下の環境などの複数のユースケースをカバーするために、全国的かつ国際的な携帯電話レベルのカバレッジの提供)
③ハードウェアコスト、接続コスト、データレートコストの効率化

が求められ、省電力かつ広域なエリアカバレッジを特長とする通信方式の整備が必要になります。

現在、すでにIoT機器の通信インフラとして、世界中でこのLPWAが使われ始めています。日本でも新たな無線通信システム(SIGFOX、LoRa等)狭帯域な周波数の利用等に対応するための検討がなされ 2017年10月に制度改正、携帯電話システムベース(eMTC/NB-IoT)でも2017年9月に制度改正(省令等改正)され、利用が始まっています。LPWAに対応したIoT機器台数はインフラの整備、コスト効率化とともに、各企業によるIoT機器の大量導入により、急速に拡大が予想され、2021年には通信売上も現在の10倍の約10億ドルになると見込まれています。

この通信市場において、ビジネス分野別でみてみると、前項でも触れたように、「物流・資産管理」及び「スマートメーター」といった産業/サービス用途が先行し、その後「インフラ・環境監視」「セキュリティ・スマートビル」といった、社会全体を支えるインフラへと用途が浸透していく想定です。

◇データセンターの推移及び今後の予測◇

IoT機器から生まれる莫大なデータの取得、運用、管理を行うためのデータセンター需要の拡大

ネットワークにつながったIoT機器から感知測定され取得されるデータの爆発的なトラフィックの保管や処理を担うデータセンターの需要は、日々増大しています。世界各地域で利用が拡大しているコンテンツ/アプリケーションはもちろん、今後需要が見込まれる金融サービス、公共サービスにおいても、インフラ基盤として重要な役割を担っています。データセンター事業者の売上高はコンテンツ配信や電子商取引(EC)などが現在成長の原動力になっている市場ですが、今後は、爆発的に増えていくIoT機器を支えるプラットフォームサービス・アプリケーションが大きな存在になっていき、クラウドサービス(IaaS、PaaS、SaaS、CaaS)の世界市場は3,091億ドル規模に達すると予想されています。

現在、通信ネットワーク、アプリケーションなどのサービス接点からやり取りされた大量の個人データや行動履歴が、中央集権型のクラウドシステムによって独占的に格納されています。そのため、サイバー攻撃やシステム欠陥、人為的な管理ミスにより脆くも流出するリスク対策が喫緊の課題となっています。欧州では、消費者の個人情報保護の観点からこれまでの「データ保護指令(Directive95/46/EC)」に代わる形で個人の名前や住所などはもちろん、IPアドレスやクッキーといった、インターネットにおける情報までも網羅的に「パーソナルデータ」に含まれうるものとし、その処理(収集や保管)に厳格な管理を求めた「一般データ保護規則(General Data Protection Regulation:GDPR)」が施行されています。

上記から見る、3つの課題

課題1:これまで通信機能を備えていなかった様々な機器が次々とIoT化されることでIoT機器から取得されるデータによる新たな付加価値創造や新サービスやソリューション提供が、不可欠になってきます。

課題2:IoT通信のネットワークインフラ環境整備に伴い、IoT通信モジュールの需要が増えてくることはもちろん、IoT化でいち早く市場に参入したい企業にとってIoT機器の開発から市場導入までのコスト/工数の効率化が課題です。

課題3:IoTデバイスの増加に伴う大量データのセキュアな利活用と、サイバー攻撃や人為的管理ミスによるデータ漏洩のリスクに対する具体的対策が喫緊の課題です。

直近のジャスミーの活動内容

ジャスミーでは上記の課題解決や、さらなるJasmy IoTプラットフォームの拡大のため、以下のような活動に現在力を入れています。

1.コンタクトセンターアプリケーションの開発

ジャスミーは、6月27日(木)に開催された「Jasmy Press Conference 2019」にて、新たなブロックチェーン技術とIoT技術を活用して、今までにないコンタクトセンターアプリケーションの開発と実証実験をトランスコスモスと一緒に着手することを発表しました。

トランスコスモスとジャスミー、それぞれの会社が持つ技術力やテクノロジー、ノウハウ、スキルなどを融合することで、新たなブロックチェーン技術やIoTコンタクトセンタープラットフォームを利用した事業等が続々と生まれていく予定です。

アプリケーションの開発により、お客様とのコミュニケーションの質が今以上に改善され、コストなどの負担も軽減されます。

2.Jasmy IDEA Awardの開催

ジャスミーでは、「Jasmy League」と呼ばれるIoTサービスの開発者育成事業の一環として、Jasmy IDEA Awardというイベントを開催します。

Jasmy IDEA Awardでは、Jasmy IoTプラットフォームを使っての新たなサービスアイデアを募集しています。

想像を超える素晴らしいアイデアを出した参加者には、事業化支援を検討しています。

また、Jasmy Idea Awardの事前イベントとして2019年7月27日(土)、8月下旬に「Jasmy IDEATHON(アイデアソン)」というイベントも企画しています。

興味のある方はジャスミー公式サイトにて詳細をご確認いただければと思います。

※ご注意
最近、ジャスミーの仮想通貨を販売しているとの情報がインターネット上に飛び交っています。しかし、ジャスミーでは公式ホームページでも、そのような販売は行っていないとはっきり否定しています。
URL:https://www.jasmy.co.jp/attention.html

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