茂山組は、建築・再生エネルギー・架台メーカーという独自の三刀流スタイルで評判となっている会社です。
創業当時は建築会社としてスタートし、太陽光発電の黎明期に同事業へ参入、さらに太陽光発電施設の架台の設計・製造を自社で取り組むことにより、会社として飛躍した歴史があります。
単なる施工業者ではなく、メーカーとして日本の厳しい自然環境に対応できる太陽光発電架台を提供することにより、独自の地位を確立してきました。
本稿では、茂山組の川田雄士社長と担当者様に取材して、会社の歴史、太陽光発電に挑んだ経緯、自社一貫体制の強み、社員からの評判口コミ、今後の展望などを詳しく伺うことができました。
※当コンテンツはアフィリエイト等を目的として、試供品または取材費をいただいて記事を掲載しています。
この記事の目次
茂山組とは

茂山組(しげやまぐみ)は、建築・再生エネルギー・架台メーカーという3つの事業を展開する企業です。
創立は1959年(昭和34年)5月1日と歴史が古く、1996年(平成8年)4月1日に法人化されました。
本社を置く岡山県を拠点に、物流センターやモデルハウスを展開しています。

祖業である建築事業では、創業以来65年以上にわたり培ってきた実績とノウハウを強みに、高い技術力で評価を得てきました。
さらに、その技術力を活かして参入した再生エネルギー(太陽光発電)事業や、架台の設計・製造事業でも実績を拡大。
岡山県内で設置台数1位を獲得するなど、「太陽光発電・蓄電池といえば茂山組」と言われる存在へと成長しています。

経営理念
経営理念は、「買い手良し、売り手良し、社会良し、地球良し」の「4方良し」としています。
これは、売り手と買い手の満足にプラスして世間(社会)の発展にも寄与すべきという精神を持っていた近江商人の「3方良し」を茂山組流にしたものです。
近江商人の3方良し「買い手良し、売り手良し、世間良し」に加え、茂山組は太陽光発電という地球環境に貢献できる事業を主力にしていることから“地球良し”を加えています。
この理念に従い、太陽光発電事業を通してソーラーの社会を広め、環境にやさしく長く愛されるデザインの建築物を作るなど、世の中に貢献していく事業活動を行っています。
事業内容
建設事業では建設工事の設計及び施工を行っています。
施工実績としては戸建て(RC住宅など)、大型建築(倉庫、工場)、外構リフォームなどがあります。
太陽光発電施設の設計及び施工では、メガソーラーから住宅用まで、太陽光パネルや蓄電池の設置を行っています。
そして、現在の茂山組の成長を支えているのが、太陽光発電施設に不可欠な架台の製造事業です。

太陽光発電の黎明期には専用の架台が市場にほとんど存在せず、茂山組は大型太陽光発電施設向けの架台や金具を独自に設計・製造しました。
その品質と実用性が評価され、大きな反響を獲得。さらに、Webサイト「太陽光発電架台.com」を通じて全国販売へと事業を拡大しています。
その他、グループ企業の事業も含めると、不動産の管理、売買仲介及び有効活用に関するコンサルティング業務、アルミ製品の製造、飲食業、建築資材販売、海外観光事業など、幅広い展開を見せています。
茂山組の歴史|設計事務所から再エネ企業へ進化した歩み

ここからは、茂山組の方々に取材した内容を紹介します。
会社設立以来、建築・再エネ・製造を融合させた「三刀流」という独自の形態へ進化してきた背景には、どのような顧客課題や社会課題を解決する狙いがあったのでしょうか。

茂山組の歴史とともに、他社にはない「茂山組だからこそできる価値提供」の本質を伺いました。
設計事務所から建設会社へ成長

1996年の会社としての創設時は、現社長の川田雄士が一級建築士を持っていたために建築設計と施工ができる設計事務所としてスタートしました。
最初は設計デザインを主とした事業にする予定でしたが、当時の備前市は民間建築需要が少なく、食べていくために土木の資格も取り、公共工事の技術を取得しました。
そして、建設工事を設計から施工まで行える企業として、10年程度で成長しました。
太陽光発電事業への参入と実績拡大
その後「コンクリートから人」へという政治の変化が起き、「建設だけでは今後会社を存続できない、社員を幸せにできない」という思いから、2003年頃に当時はまだ珍しかった太陽光発電事業に目をつけ、岡山市で販売を開始しました。
当初は京セラ製品を中心に取り扱い、約5年間で全国でもトップクラスの販売実績を誇るまでに成長させることができました。
しかし、またもや政治の波により、補助金の停止や住宅用太陽光買取制度の変更が起き、社会全体として住宅用太陽光発電の需要が停滞してきました。
こうした環境変化を受け、茂山組では住宅向けから大型建築物(特殊建築物)へとターゲットを転換。病院や学校へ大型太陽光を設置するようになりました。
架台開発と全国展開でメーカーへ進化
大型建築物へのターゲット変更は正解でしたが、大きな問題がありました。それは大型施設に対応した太陽光発電用架台が世の中に存在しなかったのです。
そこで、自社で大型太陽光発電施設の架台や金具を設計し、製造を行うようになりました。
こうして開発した製品は、社員からの提案をきっかけにインターネットで販売を開始し、「太陽光発電架台.com」として全国に展開することになったのです。
その後、2011年3月11日の東日本大震災に伴う電力不足を背景に、太陽光発電市場は大きく拡大しました。茂山組は架台の量産体制を整え、全国の企業へ供給を進めたことで、現在の太陽光発電架台メーカーとしての地位を獲得できました。

こうして、現在では建築、再生エネルギー、架台メーカーの三刀流企業となり、今後も四、五刀流へと進化をさせていく予定です。
業界の常識に挑んだ決断の裏側と経営者の信念

太陽光発電事業への参入や自社架台開発など、茂山組は業界に先駆けた決断を数多くされています。

「業界の常識を疑い、自ら作る」という選択をされた際の、経営者としての葛藤や、当時の反対を押し切った際のエピソードを川田雄士社長に伺いました。
太陽光発電を信じ抜いた原点と周囲の反対

まず太陽光発電を始めた当時は、まだ太陽光パネルの力を誰も信じてくれませんでした。親や友人にも、そんな訳の分からない商品は信じられないと反対されました。
しかし、私は当時の人工衛星についているソーラーパネルの仕組みや、シリコンやセルの勉強を重ね、多くの知識により、確固たる自信を得ました。
「これは将来世界を変える画期的なエネルギーである」と確信をしていたからこそ、太陽光発電事業へ突き進むことができました。
ドイツ視察で確信した架台開発への道

次に架台の製作に乗り出した頃の話です。
たまたまドイツを訪れた際、当時の街並みに大型の太陽光パネルが数多く設置されているのを目にし、強い関心を持ちました。そこで予定を変更し、太陽光発電架台メーカーにコンタクトを取ったのです。
そこでは運よく社長と会うことができたばかりか、熱烈な歓迎を受けました。
その中で、技術力の高さに驚かされると同時に、価格の競争力にも衝撃を受け、「これを日本でも大量生産できないか」と考えるようになりました。大量生産が実現すれば、コスト削減と品質向上の両立が可能になると感じたからです。
そして様々な部品製造やOEMに着手し、2010年には販売にこぎつけることができました。その後、太陽光発電の総合博覧会に出品し、大きな注目を浴びました。
品質への絶対的な自信を支える茂山組の自社一貫体制


現場の最前線で「三刀流」を体現している社員の方々が、自社の製品(太陽光・蓄電池・架台等)に対して持っている「品質への絶対的な自信」の根拠を教えてください。
技術者が“いいもの”を追求

弊社の商品や工事の多くは、自社施工で行っています。
自分たちでつくり、販売する商品や工事は、そのまま自社のブランドそのものになります。
下請け中心で進める他の工事会社の場合、どうしても下請け企業は利益を優先せざるを得ない側面があります。
もちろん利益も重要ですが、本当に良いものを追求するのであれば、それだけでは成り立ちません。
長年にわたってお客様に支持していただくためには、私たち技術者自身のものづくりへのこだわりが欠かせないと考えています。
そのため茂山組では、技術者を自社で抱え、施工から商品づくりまで一貫して手がけ続けています。
茂山組で働く社員の評判口コミ

茂山組で働く社員は自社に対してどのような評価をしているのでしょうか。
営業、総務、事務などの部署で働くさまざまな社員からの評判口コミをまとめました。
関わる事業が幅広く成長できる
日々の業務での気づきに加え、動画研修や社長研修を通じて、継続的に成長・スキルアップできる環境が整っています。
また、色々な事業をしているので、自然と全事業に関わることになり、経験値が上がります。
社長は社員の生活が良くなるように、また、人間力がアップするようにと考えて仕事を進めさせてくれます。
「住む人の幸せになる家づくりをする」という会社の考え方も素敵で、ここで長く働いて自分を高めていきたいと考えています。
建築、太陽光、不動産関連、飲食業など、茂山組は手広く事業を展開しています。
それぞれの事業が相乗効果を生み出しており、社員として複数の分野に関わることで、マルチに活躍できる力が身につく環境となっています。
他社よりも良い待遇
年功序列ではない点が良かったです。給与水準も、他社と比較して良いと感じていました。
役職が上がれば給与も上がりますし、昇給も毎年あります。資格手当があるのも魅力でした。
私は総務として働いていましたが、効率的に業務を進めて成果を出していたこともあり、年齢に関係なく評価していただけたと感じています。
年齢にとらわれない評価制度や安定した昇給制度が評価されており、社員からも好意的な声が見られました。
休みがとりやすく職場環境も良し
社長から直々にちゃんと休みを取るように言ってくれるなど、休みがしっかりとれるのでワークライフバランスが取りやすい会社です。有給も申請すればスムーズに承認してもらえます。
また、部署によって異なりますが、ほとんど残業しない働き方ができます。
自社ビルのオフィスはオープンタイプの商談スペースや会議室などがあり、仕事効率化のための様々な備品購入の承認もスムーズで、小さなことですがストレスなく働ける環境でした。
社員にはしっかり働き、ちゃんと休んでもらうというのが川田雄士社長の考え方です。
その想いが社内に浸透していて、茂山組で働く社員は仕事も私生活も充実しているという印象です。
茂山組で働く社員の評判口コミまとめ
茂山組で働く社員の評判口コミには、高評価の声が多く見られました。
特に、社長自らが社員教育に力を入れ、一人ひとりの個性や強みを尊重しながら、挑戦したい人に積極的に機会を提供している点が評価されています。
こうした姿勢は社内にも浸透しており、成長やスキルアップを意識して働く社員が多いことがうかがえます。
また、職場環境や給与・待遇についても満足度が高く、有給休暇の取得もしやすいなど、働きやすい環境が整っている点も魅力といえるでしょう。
ネット上の口コミに対する考えと誠実な向き合い方
ネット上には断片的な情報も存在しますが、茂山組では一貫して「言葉ではなく実業の結果」でそれに応えてこられたと感じます。

こうした表面的な声に惑わされず、施工品質や実績といった本質的な価値を信じてくださるお客様や求職者に対し、今後どのような姿勢で向き合っていきたいとお考えでしょうか。
働き方のリアルと新たな進化
社員の働き方については、年間休日115日、有給取得率100%、平均有給取得日数は10日以上、平均残業時間は月10時間以下となっています。

これらの数字は、岡山県内でも比較的良い水準だと認識しています。
口コミについては、事実と異なる内容は問題として適切に対応しつつ、事実に近い内容についても真摯に受け止め、改善につなげていきたいと考えています。

また、事業開始から30周年を迎え、近年の人材獲得競争の激化も踏まえ、会社としても働き方や制度の面で進化を続けています。
現在は、個性や多様性を尊重し、女性や高齢者の活躍を後押しするとともに、家庭やプライベートを大切にする働き方へとシフトしています。
こうした取り組みや変化について、少しでも多くの方に知っていただければと思っています。
茂山組の顧客から寄せられた評判口コミ

商品やサービスについて、顧客からはどのような評判口コミがありますか。
また、そうした声を踏まえ、どのようなニーズに応えることができているとお考えでしょうか。
各サービスに対する顧客の声

各事業において、お客様から寄せられた声をご紹介します。
建築事業の住宅分野では「仕事が丁寧」「出来栄えが想像より良い」「他の家よりコスパが高い」といった高評価をいただいています。
工場倉庫分野では「とにかく他社より安い」と言っていただいています。
ソーラー事業は「早くやってよかった」「もっとたくさん乗せればよかった」「電気代削減の効果を実感している」など、太陽光発電のメリットを感じていただいています。
架台関連では、「対応の早さ」「在庫の充実」「クレーム対応の迅速さ」「見積・設計のスピード」「施工のしやすさ」「豊富なアイデア」などが評価されています。
対応領域と満たせるニーズ

太陽光発電領域では、エネルギーの自給やコスト削減といったニーズを満たせます。
電気代の高騰対策として、太陽光・蓄電池の導入により、自宅や事業所におけるエネルギーの自給自足と固定費削減を目指せます。
また、災害対策やレジリエンス向上の観点からも、停電時に備えたオフグリッド技術や蓄電システムを活用することで、「止まらないライフライン」を確保し、家族や社員の安全を支えることができます。
さらに、「本物」を求める品質・信頼ニーズに対しては、既製品の組み合わせに頼るのではなく、架台の製造(特許取得)まで一貫して手がけるメーカーとしての技術力で応えています。
加えて、茂山組では飲食業や海外観光業も展開しています。岡山後楽園内の「碧水園」による憩いの提供や、海外観光事業「NEXUS RESORT」を通じて、心豊かな暮らしや体験価値の提供にも取り組んでいます。
茂山組の今後の展望

飲食事業や海外観光業など、茂山組では、建設・エネルギーの枠を超えた多角的なグループ展開をされていることが分かりました。
これらの事業は、茂山組が掲げる「地域社会への貢献」や「豊かなライフスタイルの提供」というビジョンの中で、それぞれどのような役割や相乗効果を担っているのでしょうか。

さらに、茂山組という「挑戦を尊ぶ場」を使い倒して、自分の人生を切り拓きたいと考えている熱い人材や読者へ向けて、川田雄士社長から直接、プロとしての「覚悟」を問うような力強いメッセージをいただきました。
地域や社会に必要とされる、周りを明るく照らす会社へ

会社の形を作ることは物づくりと同じで大変楽しく、クリエイティブな作業だと思っています。
自分の作った会社が、地域に必要とされ、社会に必要とされ、周りを明るく照らし、誇りあるものへと作り上げていくことが、経営者の役目だと思っています。
そしてそれ自体が社員と楽しみながら作り上げていけるなら、最高の会社だと思います。
茂山組は進化を止めません。
沢山の枝を出し多くの葉をつけ、太陽の光を全身に浴び、大きな幹、大きな根を構築していきます。
読者へのメッセージ

大谷翔平選手は、社会のために戦っているのか?いや彼は野球を楽しんでいます。
我々も職業を楽しみながら結果として成功することが一番良いと考えます。
そしてその事業が「4方良し」になればいいのです。
プライベート同様、仕事を好きになれば、24時間365日が充実します。そして歳を重ね、振り返ったとき良い人生だったと思える会社の時間を過ごしていただきたいと思います。
また、岡山の建設会社大手は100年企業がほとんどですが、茂山組は30年企業です。我々は30年で、100年企業と同等のフィールドで工事が獲得できる環境にすることができました。
その理由は、「Im happy I did it」まさに顧客満足度の追求です。
他の業界では当たり前でしたが、昭和の建設業界では人脈や政治力で受注してきた歴史があります。弊社は既存のそのような建設会社の風潮を嫌い、商品とサービスでお客様と向き合ってきました。

受注内容は元請け工事にこだわり、お客様の心の声を理解し、これからもお客様から選ばれる企業づくりを行っていきます。
まとめ
以上が茂山組について、評判口コミや会社の実態、太陽光・架台メーカーとしての歴史などを詳しく取材した結果です。
建築・再生エネルギー・架台メーカーという三刀流が相互作用して機能している会社で、特に太陽光発電架台の技術力は地元岡山だけではなく、太陽光発電業界で広く認知されていることが分かりました。
働いている社員からの評判口コミでは、待遇や休みのとりやすさ、複数の事業に関われるやりがいといった声が多く、働きやすい会社だと高く評価されています。
現在は飲食業や海外観光事業にも手を広げていて、三刀流が四刀流、五刀流へとさらなる進化を遂げることが期待されます。
会社概要
| 社名 | 株式会社茂山組 |
| 代表取締役 | 川田雄士 |
| 本社住所 | 〒705-0022 岡山県備前市東片上253 |
| 創立 | 1959年(昭和34年)5月1日 |
| 法人設立 | 1996年(平成8年)4月1日 |
| 資本金 | 4,000万円 |
| 事業内容 | ・建設工事の設計及び施工 ・太陽光発電施設の設計及び施工 ・不動産の管理、売買仲介及び有効活用に関するコンサルティング業務 ・アルミ製品の製造 |
| 資格・許可・免許一覧 | 【特定建設業許可】 岡山県知事許可(特-6)第19284号 土木工事業 建築工事業 とび・土工工事業 水道施設工事業 舗装工事業 塗装工事業 解体工事業 【管工事業】 岡山県知事許可(般-6)第19284号 【一級建築士事務所登録】 岡山県知事登録第13342号 【宅地建物取引業者免許】 岡山県知事(5)第4821号 【電気工事業】 岡山県知事許可(特-6)第19284号 |


















