都心に家が欲しい。でも手が届かない…そんな声に応えるハウスメーカーがオープンハウスです。
「東京に家を持とう」というキャッチコピーのもと、都市部に特化した住宅開発を展開し全国分譲マンション供給ランキングで4年連続(2021〜2024年)No.1という実績を誇る大手不動産ディベロッパーです。
自社で土地の仕入れから設計・施工・販売まで手掛けるワンストップ体制を強みに、東京23区を中心とした狭小地・変形地でも手の届きやすい価格でマイホームを販売しています。
一方、ネット上では「安すぎて不安」「営業がしつこい」と出てきますが実態はどうでしょうか?
本稿では、オープンハウスがやばいと言われる理由を実績・設計・口コミ・社風など多角的に検証しています。
※当コンテンツはアフィリエイト等を目的として、試供品または取材費をいただいて記事を掲載しています。
株式会社オープンハウスとは?

「東京に家を持とう」のキャッチコピーで知られるオープンハウス。名前は聞いたことがあっても、どんな会社なのか詳しく知らない人も多いかもしれません。

ここでは、オープンハウスの成り立ちから事業実績について紹介します。
創業の背景
オープンハウスがスタートしたのは1997年です。当時はまだ都心に戸建てを建てるというアイデアが限られていた中で、都市部の住宅ニーズに向き合い、限られた土地でもマイホームを実現するという発想です。
扱いづらいとされてきた狭小地・変形地を有効活用し、自社で土地の仕入れから建築、販売を一括に手掛けるワンストップ体制を確立しました。
現在オープンハウスグループ全体で戸建て・マンション・収益不動産・海外不動産など幅広い事業を展開し、2013年には東証一部に上場しました。
急成長を遂げる中で、分譲住宅供給戸数でも国内トップクラスの実績を誇り、2024年には売上高12,958億円を記録しています。
分譲マンション供給戸数全国No.1の実績
オープンハウスは、分譲マンション市場でも存在感を大きく広げています。
中でも注目されるのが、分譲マンション供給戸数ランキングで4年連続全国1位(2021〜2024年)を記録している点です。
2024年の供給戸数は4,941戸にのぼり、名だたる大手ディベロッパーである野村不動産グループ(3,584戸)や三井不動産グループ(3,089戸)を抑えてのトップです。
これは単に供給数が多いというだけでなく、都心部を中心に選ばれる物件をスピーディーに提供している証拠ともいえます。
「お客様のニーズを徹底的に追求し、価値ある不動産を届けます」という理念のもとにオープンハウスはマンション分野でもトップランナーとして地位を確立しています。
なぜ「やばい」と言われるのか?その理由を解説

オープンハウスを検索すると「やばい」という言葉が出てくることがあります。
ただ、このやばいはネガティブな意味だけではなく、「価格にびっくりした」「スピード感がすごい」といったいい意味の驚きが含まれています。

ここでは、オープンハウスがなぜやばいと噂されるのか、その背景にある理由を3つの視点から紹介していきます。
価格が安すぎて本当に大丈夫?と思われる
都心の駅近エリアで、戸建てが4,000万円から購入できることもあり、価格を見て不安になる人もいるかもしれません。
実際、オープンハウスの住宅は本体価格の坪単価約60万円と設定されています。大手ハウスメーカーや全国平均と比べても低めです。
低い水準の価格で販売できる背景には、土地の仕入れから施工・販売まで自社グループで完結するワンストップ体制があり、中間コストがカットされている仕組みがあります。
安いからといって手抜きというわけではなく、「仕組みで価格をあげて提供できている」というのが実態です。
営業が強引という噂
ネット上には「営業がしつこい」「契約を急かされた」といった口コミも見られます。
実際に、オープンハウスは反響営業と同時に営業担当が自ら顧客にアピールする営業方法も行っており、積極的な提案姿勢が基本となっています。人によっては熱意が強すぎると感じることもあるようです。
ただ口コミの中には「押し付けがましくなかった」「親身になって話を聞いてくれた」といった内容も増えており、営業スタイルが変化してきている一面もあります。

担当者との相性や物件の状況に評価が影響しているケースが多いため、噂だけでは判断が難しく印象にばらつきがあるようです。
狭小地が住みにくいイメージ
オープンハウスは都市部の狭小地を活用して住宅を建てるため、「狭そう」「間取りに無理があるのでは?」といった印象を持たれることもあります。
実際に、土地の広さは限られているケースはありますが、空間を生かしたデザインや3階建て構造、スキップフロア、吹き抜けなどの設計で開放感あふれるデザインが特徴的です。
また階段の下や壁面収納などの工夫により、実際に暮らし始めてから「思ったより快適だった」と評価する人も少なくありません。
予算が限られている中で、土地が狭いことが問題ではなく、どう設計するかがポイントといえるでしょう。
オープンハウスが選ばれる理由

「価格が安すぎて不安」「営業が強引そう」などの声がある中でも、オープンハウスは多くの方に選ばれ続けています。
選ばれる背景には、住宅購入者にとって現実的な値段と魅力の仕組み、暮らしにフィットした工夫が詰まっているからです。

ここでは、オープンハウスが選ばれる理由を2つ紹介していきます。
都心でマイホームを現実にできる価格設定
オープンハウスが選ばれる最大の理由は、やはり販売価格です。
たとえば東京23区の物件でも総額4,000〜5,000万円台で購入できる物件が多く、思っていたよりも手が届くと感じる人が少なくありません。
都心でも手が届く価格は、土地と建物をセットで仕入れ、設計・施工・販売まで全て自社グループで行うことで実現されています。
他社の注文住宅と比べて自由度はそこまで高くないかもしれませんが、他社よりも安く都心で戸建てを販売している企業がオープンハウスです。
将来の資産価値も意識された立地選び
オープンハウスの物件はただ買いやすいだけでなく、資産価値を見据えたエリア選定も強みのひとつです。
東京23区を中心に、徒歩10分圏内などの人気エリアに展開しているため、将来的に賃貸に出したり売却を検討したりする際も、需要が見込まれるのがポイントです。

今の暮らしやすさと将来の資産性のバランスを考える人におすすめです。
リアルな口コミで見えた評価

実際にオープンハウスで家を購入した人の声を聞くと、選ばれている理由や気になるポイントが見えてきます。

ここでは3つの口コミを取り上げ、それぞれどのような評価がされているかを調べてみました。
都心でこの価格なら納得できた
希望エリアはどこも予算オーバーだったが、オープンハウスだけは4,000万円台の新築が見つかって驚いた。最初は安さに不安があったが、建物の仕様も想像よりしっかりしていて、結果に満足。
このような声が多く見られるのは、オープンハウスが都市部でも購入できる価格帯にこだわっているからです。
土地の仕入れから建築・販売までグループ内で完結する仕組みにより、コストを抑えた家づくりが可能になっています。その結果、都心でありながら価格を理由に決断する人が多いです。
営業の印象が良く、相談しやすかった
営業の方が非常にフラットで話しやすかったことが印象的。売り込み感がなく、ローンや税金のことも丁寧に教えてくれた。最終的にこの人から購入したいと思えた。
営業に対するネガティブな先入観を持っている人ほど、オープンハウスの丁寧な対応にギャップを感じるようです。
社員の平均年齢が29歳と若く、成果主義の環境で鍛えられていることもあり、スピード感と丁寧な対応が好印象につながっているケースもあります。
アフター対応もスムーズで安心できた
引き渡し後に小さな不具合が出たが、問い合わせをしたらすぐに対応してくれて安心した。
大手と比べると価格が安い分、少し不安もあったが、きちんとしたサポート体制があることがわかって満足。
アフターサポートに対する口コミが見られるのは、オープンハウスがアフターサービスにも一定の体制を整えているからです。購入前に不安を抱く人も多い分、実際に問題が起きた際に対応の早さや誠実さを感じると印象が良くなるようです。
価格の安さにも注目が集まりがちですが、買った後も頼れるという実感が安心感につながっているといえるでしょう。
まとめ
以上が、オープンハウスについてやばいと噂される情報は本当だったのか、会社の概要や口コミについて調査した結果です。
実態は、堅実で実力のある企業でした。都心の狭小地を活かした住宅提供や価格とスピードを両立させる体制は合理的といえます。
分譲マンション供給戸数全国1位という実績、若手が活躍できる社風も高く評価されています。
「やばい」の正体は、従来の常識を覆す仕組みと成長力かもしれません。しっかりと中身を知れば納得できる理由がありました。
会社概要
会社名 | 株式会社オープンハウス |
所在地 | 【本社】 渋谷区渋谷一丁目13番9号(2022年1月1日以降) |
創業 | 2021年4月1日 |
代表者 | 代表取締役社長 鎌田和彦 |
資本金 | 1億円 |
事業内容 | ・不動産売買の代理・仲介事業 ・新築戸建分譲事業 ・マンション・ディベロップメント事業 ・不動産投資事業 ・不動産金融事業 ・前各号に付帯関連する事業 |