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徳真会のブラックな評判は本当!?世界規模の歯科医療グループの実態を知る

最終更新日:2018-06-26
徳真会のブラックな評判は本当!?世界規模の歯科医療グループの実態を知る

徳真会を知っていますか?現在、世界各国80拠点で約1300名のスタッフが働く、世界規模の歯科医療グループです。

クリニック、ワールドラボ(技工センター)、マネジメントの3部門があり、各部門が手を取り合って患者の治療に当たることで、患者のニーズに基づいた高品質の歯科医療サービスを提供しています。

しかし、インターネット上では「ブラック企業」という悪評が絶えません。なぜ徳真会はブラック企業呼ばわりされているのか?その真相を確かめてみました。

本記事には徳真会の社員に実際に取材した内容も含まれております。

医療法人徳真会グループとは

医療法人徳真会グループは、世界に歯科クリニック35ヶ所(国内32、海外3)、メディカル1ヶ所、ワールドラボ12ヶ所(国内7、海外5)、マネジメント部門11ヶ所(国内のみ)をもつ歯科を中心とした医療法人です。保険診療をはじめ、歯周病治療、インプラント治療などの自費診療まで幅広く提供しています。現在では、国内で年間約80万人の患者が徳真会グループの歯科医院に来院しています。

歯科医療を中心として、歯の詰め物や入れ歯を製作する歯科技工所、高齢者の住宅へ行きケアを行う歯科訪問診療、歯科医院と併設する企業内保育所(一般利用枠有り)、内科や皮膚科などのメディカルクリニック、歯科材料の通販など幅広い事業を運営。複合的なサービスを展開し、それぞれが特化することによって、互いの分野を支え合い、大きなパフォーマンスを生んでいます。

また歯周病、小児歯科、歯内療法、補綴(ほてい、入れ歯)、インプラント、矯正などの外部専門医・指導医を招聘(しょうへい)することで、一般の人でも権威のある医師の治療を受けられるようにしています。これもすべて、高品質な医療をもっと多くの患者に届けたいという想いから始まった取り組みです。

徳真会の始まりは小さな歯科医院だった

徳真会グループの成り立ちは、1981年に新潟県の小さな歯科医院から始まっています。当時は、ユニット数3台、スタッフ6人というどこにでもあるような小規模な歯科医院でした。

しかしその後、新潟県を中心に、東京都、大阪府、宮城県、福岡県と続々とクリニックをオープン。中国、アメリカ、スコットランド、ミャンマーと国外にも診療所を創設しました。以降37年にわたって歯科医療の在り方を追求。

創業者の松村博史氏は現在も理事長

創業者である松村博史氏は現在も徳真会の理事長として、経営面でグループを牽引(けんいん)しています。

松村博史氏が掲げる診療理念は「我々は地域社会の健康創りに奉仕し 患者さんの信頼と感謝を得る為努力する」こと。その想いをまっとうするため、スタッフ一同、「いつも心から明るく優しく親切であれ」「高水準の医療を安く供給する様努める」「不明瞭部分をなくす」「患者さんとのコミュニケーションを心掛ける」「自分のやった事に責任を持つ」「患者さんの時間を大切にする」の6つの目標を常に心がけています。

歯科業界に対する想いは創業当時から現在も変わらず、国家依存度の低い自立した組織運営を目指して日々模索しています。「世界が舞台」という意識で、現状に満足することなく挑戦を続けます。

歯科医院初のカルテ開示を実施

徳真会グループは、1992年に歯科医院で最初にカルテ開示を行いました。カルテ開示とは治療内容の情報公開を行い、費用や内容が適切かどうか患者からも分かるようにする取り組みです。現在では電子カルテをすべての診療台に設置して、患者自身が口の状態を確認できるようにしています。ほかにも、レントゲンや口腔内写真、検査結果なども共有し、内容を説明するなど、情報開示や適正価格を徹底しています。

また徳真会グループでは患者のカルテとレセプト(診療報酬明細書)がすべて一致しています。レセプトも希望者には開示可能です。患者にとって分からないところをすべてなくすことで、心から安心してもらえる歯科医院を目指しています。

カルテ開示の原点

カルテ開示をしようと思ったきっかけは、歯科業界では、どういった治療を行ったか、なぜ費用がかかったのかなどが分からず、不安になる患者が多かったからだそう。そういった不安を取り除き、少しでも伝わりやすくできるように始められた活動の一つがカルテ開示です。

背景には、理事長の松村博史氏が創業当時から信念を曲げずに、患者本位の医療を模索し続けてきた経緯があります。創業当初は診療時間が終了した夜中にシャッターを叩き治療を希望する患者がいて、そこからすべての診療の電気を点け直して治療を行ったというエピソードがあるぐらいです。

そのほかにも、患者に喜んでもらえるよう、院内にはリラクゼーションコーナー、キッズスクエア、カフェスペース、シネマスペース、ビジネスコーナーなど様々なスペースを用意。

患者がリラックスできるよう、エントランスにはアロマを炊き、季節のアートを飾るなどの工夫も凝らしています。

また耳の不自由な方、車イスの方、外国人患者なども心置きなく利用できるよう、コミュニケーションカードの用意やエントランスにはスロープを設けるなどして、少しでも不便を取り除くよう努めています。

安心の歯科医院づくり

カルテ開示以外にも患者が安心して来院できるための歯科医院作りを行っています。歯医者といえば嫌い、とまでいかなくても好きという人は少ないもの。その中で、痛みが少ないように工夫する治療や、しっかりと患者に治療の説明をする、相談を受けることで不安を取り除いたり、またリラックスできるような院内作りや設備にもこだわっています。

また患者は、痛みを取り除きたい、しっかり噛めるようになりたいなど何かしらの悩みや問題を抱えていることが多いです。そういった患者に、最大限のホスピタリティをもって対応し、加えて歯科医院に併設する保育所や歯科訪問診療などのサービスも提供することで、「ゆりかごから墓場まで」という言葉の通り、その地域に根づき、生涯にわたって近隣住民の生活や健康の支えになるような歯科医院を目指しているそうです。

人材教育にも本気

また徳真会グループは人材育成にも力を注いでいます。高い医療技術はもちろん、医療に携わる人間としての“人間力”も磨いてもらうためです。

具体的には、ヒューマン・ディベロップメント・アカデミーを設立し、年間延べ1200時間に上るさまざまな研修をしています。そこでは、テクニカルスキル(知識・技能)、マネジメントスキル(経営)、グローバルスキル(国際感覚)、ヒューマンスキル(人間力)の4つを柱に、各界の著名人を招くなどして講演等を行っています。

ブラックという評判の理由は?

インターネット上の口コミではほとんどがネガティブな内容で、ブラックな企業だと言われることが多々あります。過度なものもありますが、内容としては間違っていないものも多いよう。実際に仕事においては厳しい側面もあり、決して楽な環境ではないみたいです。しかし、このグループで今よりももっと高い場所を目指そうと社員一丸になって取り組んでいる様子がうかがえます。

そのため、徳真会では一緒に目標を目指してくれる仲間を求めていても、現実問題、ついてこられない人も多数います。しかし、方向性が合わない人が出てしまうことはある程度仕方のないこと。現在は、そういったミスマッチをできるだけ少なくできるよう、入社前にグループの理念や目指す目標をしっかり伝え、共感できる方のみに入社してもらえるよう取り組んでいるようです。

実際の社員の評判

実際の社員の方に徳真会の印象を伺いました。

「手を挙げればチャンスが与えられることが多いです。積極的に自らチャレンジをする人を評価しますので、たとえ失敗をしても、検証をして再度チャレンジを続けていく人には、会社も相応のポジションや評価を与えます。実際にそこにやりがいを感じられる人は活き活きと仕事ができています。言われた仕事、与えられた業務を黙々とこなしていく人も当然大事ではありますが、グループや診療所の掲げている目標が高いため、現状維持を好む方にとっては多少居づらい環境かもしれません」
「社内独自の研修システムによって様々な取り組みを行っています。たとえば、挨拶や患者さま対応の練習、電話対応などのトレーニングをする研修であったり、実際の症例をもとにドクター同士が意見を交わす症例検討会、有名な専門医の先生を招いた講習会などがあります。診療スタッフ、ドクターがそれぞれの研修を経て成長ができる仕組みがあります」
「人数が多いので色々な人がいます。開業したいと考えているドクター、仕事よりも私生活の方にウエイトがある非常勤のスタッフなど。しかしグループに骨を埋める覚悟でやっているスタッフも多く、そういったスタッフの間では、一緒に目標に向かって行くことに楽しみがあると思います。会社もやる気がある人には給与や賞与で応じますので、良い循環になっているのではないかと感じます」
「スタッフの中には、このグループが居心地がよく、やりがいを持って楽しく仕事をしている人がたくさんいます。管理部門や診療部門という部門の壁を取り払い、どうすれば良くなるか、ということをディスカッションしています。仕事や人生に夢中になれる機会はそう多くないと思いますが、徳真会グループではその環境がありますので、この中で一緒に盛り上げていきたいと思う方がいればいつでもお会いしたいと思います」

まとめ

徳真会グループの評判についてまとめてみました。

インターネット上には「勤務時間がとても長い」「残業代がつかない」などの口コミも見られますが、年収や評価制度の評判は高く、賞与も年4回と他社に比べて多く、満足している人も多数見られました。

しかし、創業者の「患者のため」という理念が深く浸透しているからこそ、あいさつや掃除の仕方、患者とのコミュニケーションなど細かい部分のチェックが非常に厳しいため、人によっては「ブラック企業」と感じてしまうようです。

その厳しさも、すべては患者のため。本当に患者の役に立つ医療人になりたい人にとっては、最高の環境かもしれません。

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