Librus株式会社は、鎌田光一郎さんが代表取締役CEOを務め、システム開発やITソリューション事業などを手掛ける評判高い会社です。
Librus株式会社はシステムインテグレーターとして、システム開発をはじめ、事業戦略構築やマーケティングなどのサービスをワンストップで提供できる、優れたコンサルティング会社として機能しています。
本稿では、Librus株式会社についての概要や評判口コミ、事業内容、そして鎌田光一郎さんについてのプロフィールや経歴などを徹底調査して紹介します。
ITのプロフェッショナルとして、なぜLibrus株式会社が高い評価を受け、評判が良いのかが分かる内容となっています。
- Librus株式会社のビジョンや歴史
- Librus株式会社の顧客からの評判口コミ
- 鎌田光一郎のプロフィール
- 鎌田光一郎の経歴
- エンジニアリング事業の詳細と実績
- サイバーセキュリティ事業の詳細と実績
- コンサルティング事業の詳細
- WEBセキュリティサービス「攻撃遮断くん」について
興味のある内容から読む!
Librus株式会社(鎌田光一郎)とは
Librus株式会社は、サイバーセキュリティを中心としたシステム開発やデジタルマーケティング(WEBマーケティング)、コンサルティングなどを事業とする、ITのプロフェッショナル企業です。
代表取締役CEOは金融関連のコンサルティングなどで名をあげた鎌田光一郎さんで、取締役COOには証券会社での取引システムの開発などに携わった翁駿暁さんが名を連ねます。
2017年11月に設立された若い会社であり、本社は東京都港区新橋にあります。
事業は鎌田光一郎さんと翁駿暁さんの2人が強みとするコンサルティング事業をはじめ、ネット銀行立ち上げや仮想通貨取引所追加開発などが可能なエンジニアリング事業、WEBセキュリティサービスのサイバーセキュリティクラウド「攻撃遮断くん」の販売などを手掛けるサイバーセキュリティ事業の3本柱で運営されています。
近年は、サイバーセキュリティ事業が主力として成長し、大手金融機関や大手製造業などを中心に多数のセキュリティ対策の支援実績を築いています。
経営ビジョン
Librusの会社名の由来は、「誠実」と「積極性」という言葉からきています。
経営ビジョンにもこの言葉が信念として活かされていて、多岐にわたるクライアントのニーズや課題に対して、誠実かつ積極的にソリューションを提供しています。
また、先進的かつ圧倒的な技術力を持つITのプロフェッショナルという立場を確立することを目指して常に挑戦を続けていて、システム開発にとどまらず、事業戦略の構築からマーケティングに至るサービスをワンストップで提供できる体制を整えています。
会社の強みとしては、金融ビジネスに特化したシステムインテグレーターであることですが、キーワードとして「ストラテジー」「テクノロジー」「スピード」「クオリティ」といった言葉を掲げ、不動産や人材といった様々なジャンルのシステム開発にも携わっています。
会社の歴史
Librus株式会社は2017年11月に鎌田光一郎さんが立ち上げた会社です。
最初はベンチャー企業向けのコンサルティングサービスの提供からスタートしました。その後、2018年11月にはオウンドメディア「ファイナンスウォーカー」を運用開始し、2019年7月には翁駿暁さんが取締役に就任してシステムエンジニアリングサービスを開始します。
そして、フィンテック協会、新経済連盟、日本仮想通貨ビジネス協会に入会しています。事業として携わる関連協会、団体に入会することで、会社としての信頼度が格段にアップしました。
事業に関する大きなトピックとしては、2020年2月の金融版ECプラットフォームパッケージ構築プロジェクト、2020年11月の社内初となる金融系請負開発案件完了の2つが挙げられます。
Librus株式会社の評判口コミ
Librus株式会社に仕事を依頼したお客様はどのように評価しているのか、評判口コミを調べました。
レスポンスとマネジメントが素晴らしい
私は大手金融系SIerで働いていますが、システム開発関連の仕事をLibrusさんにお願いするといつもレスポンスが迅速で助かっています。
また、仕事が速いだけではなく、プロジェクトマネジメントに長けている印象を受けます。
Librus株式会社に対する評判口コミとして、仕事の速さと開発での要件定義書、詳細設計書、アプリケーションといった成果物の品質が高いという高評価が見られます。
セキュリティ診断をきっかけに信頼が深まる
セキュリティ診断のベンダーチェンジでLibrus株式会社さんに仕事を依頼するようになりました。
取引してみて最初の感想は、対応が柔軟で成果物の品質が極めて高いというものでした。そのため、継続して仕事を依頼することになり、今ではセキュリティ診断だけではなく、開発支援やプロジェクトマネジメントなどもお願いしています。
Librus株式会社のセキュリティ診断は、ネットワークやOS、ミドルウェアなどに脆弱性がないかどうかチェックする仕事です。
脆弱性診断には専用のツールやホワイトハッカーによる手動診断が行われ、様々な脆弱性をチェックすることができます。
仕事のレベルの高さに納得
セキュリティ診断を依頼すると、すぐにネットワークやサーバ、Webアプリケーションのセキュリティの現状を確認してくれました。
診断レポートは非常にレベルが高く、レポートを開発現場に回したところ、一度にすべての内容を把握することができ、質問で返されることがありませんでした。
Librus株式会社にはメーカーやシステムベンダーなど、様々な業界の大手から仕事が舞い込みますが、仕事のレベルが高いために驚きの声があがっています。
仕事の質が高いことで、クライアントの現場でもロスが生じないために評価があがり、何度も依頼を受けるという好循環になっています。
Librus株式会社の評判口コミまとめ
Librus株式会社の評判口コミは高評価のものが多く見られました。
特に中核事業のひとつであるサイバーセキュリティ事業では、脆弱性診断(セキュリティ診断)の評判が良く、多くのクライアントが継続して仕事を依頼しています。
高評価の理由としては、仕事の速さ、仕事のレベルの高さ、レスポンスの良さ、プロジェクトマネジメントの良さ、対応力の高さなどがあげられ、セキュリティエンジニアチームのレベルの高さがうかがえます。
Librus株式会社代表の鎌田光一郎とは
Librus株式会社を設立した代表の鎌田光一郎さんとはどのような人物なのでしょうか。
ここではプロフィールを紹介します。
プロフィール
- 名前:鎌田光一郎(かまた こういちろう)
- 生年月日:1991年8月22日
- 血液型:A型
- 出身地:埼玉県
- 居住地:東京都
- 学歴:青山学院大学法学部
- 現職:Librus株式会社 代表取締役CEO
鎌田光一郎の経歴
鎌田光一郎さんの経歴について調べました。
大学卒業後に大手証券会社へ入社
⻘山学院大学法学部卒業後は、SMBC日興証券株式会社に入社します。
仕事内容は法人、個人顧客の資産運用のコンサルティング営業でした。部署異動してからは本社経営管理部門で、リスク管理等に関する業務に従事します。
そしてPwCコンサルティング合同会社に転籍し、銀行や証券会社に対するコンサルティング業務に就きます。
Librus株式会社を設立し代表取締役に就任
2017年にはPwCコンサルティング合同会社を退社して、Librus株式会社を設立し、代表取締役に就任します。
Librus株式会社では、ネット証券、ネット銀行、仮想通貨取引所やソーシャルレンディングシステムなどのフィンテック領域を中心に、システム受託開発サービスやマーケティング支援、サイバーセキュリティサービスを提供しています。
近年では特にサイバーセキュリティに関する事業を中心にすることを決定。大手金融機関、大手製造業などを中心に多数のセキュリティ対策の支援実績を築いています。
Librus株式会社のエンジニアリング事業
クライアントのニーズに応じて、システムエンジニアリングサービス(要件定義/設計/開発/保守運用)をワンストップで提供するのがLibrus株式会社のエンジニアリング事業です。
ここでは、複数のシステム開発実績を紹介し、プロジェクトがどのように進行していくのかを紹介します。
評判のシステム開発実績
Librus株式会社で評判のシステム開発実績を一部紹介します。
実績1.ネット銀行立ち上げ案件
FX系証券会社でのネット銀行ビジネスを立ち上げました。
経営戦略からシステム構築までをすべてLibrus株式会社で請け負い、事業戦略に関する提案が評価されています。戦略構想、要件定義、システム設計から開発までを担当しました。
実績2.クラウドファンディング開発/保守案件
ファンド事業者(第二種金融商品取引業、貸金業ライセンス保有事業者)の貸付型クラウドファンディングに関するサービスの設計から開発、保守までを担当しました。
他のシステム開発会社では開発が頓挫したものを、要件定義、システム設計から開発、保守に至るまでの一連のプロセスをLibrus株式会社が再定義しました。
実績3.仮想通貨取引所追加開発案件
仮想通貨取引所(仮想通貨交換業ライセンス保有事業者)のウォレット追加開発を担当しました。
仮想通貨の取り扱い銘柄の増加や新たなサービスのリリースのほか、ウォレット機能の拡充ニーズに伴い、設計や開発までのプロセスを推進しました。
実績4.商品先物トレーディングツール開発案件
証券会社がクライアントになった実績です。
商品先物のトレーディングツールを開発するように依頼され、Librus株式会社では、事業戦略からロジック構築、システム構築までをワンストップで請け負いました。案件獲得にはロジックに関する提案が評価されています。
実績5.不動産業務改善ツール開発/保守案件
不動産事業者の業務改善サービスの設計、開発、保守を請け負いました。
不動産仲介サービスにおける業務上の課題を洗い出し、改善策を提案したことで案件を獲得しています。以降、開発、保守の一連のプロセスを推進しています。
実績6.M&Aプラットフォーム開発案件
クライアントはブティック系コンサルティングファームです。
依頼はM&Aプラットフォームの設計、開発、保守で、従来の事業基盤を活かした新サービスの立ち上げニーズに伴って案件を獲得し、設計から開発までを担当しました。
実績7.ファッションEC開発/保守案件
アパレル事業者のECサイトの設計、開発、保守を全対応しました。
既存ECサービスでの戦略やシステム上の課題を洗い出し、改善策を提案したところ、内容が評価されて案件を獲得するに至りました。Librus株式会社は開発、保守の一連のプロセスを担当しています。
実績8.プロフェッショナルマッチングサイト開発案件
ブティック系コンサルティングファームのプロフェッショナルマッチングサービスの設計、開発を対応しました。クライアント事業戦略に基づいてシステム開発を提案し、設計から開発に至るまでのプロセスを推進しました。
実績9.災害対策プラットフォーム開発案件
ドローンスクール企業の災害対策プラットフォームの経営戦略からシステム構築までをワンストップで対応しました。事業戦略に関する提案を行い、戦略構想、要件定義、システム設計から開発に至るまでの一連のプロセスを推進しています。
プロジェクトの流れ
プロジェクトの流れは下記の通りです。
1.基本合意
フロントシステム・デジタルプラットフォームの概要、目的、開発対象、開発期間、開発予算、レポートライン、責任者、体制、プロジェクト会議体、契約方式等の合意を行います。
2.契約締結
基本合意に基づいて、契約を締結します。
3.プロジェクトキックオフ
プロジェクトを開始し、以降は定期的な進捗と課題報告を実施します。
4.戦略立案/企画設計
ビジネス要件と目的を定義した上で、ビジネスモデル機能要件等のコンサルティングを実施します。
さらに、ビジネス戦略、要件定義に基づく内部設計と外部設計を行い、要件定義・詳細設計を行ったのち、成果物を納品します。
5.開発・テスト
開発・テストを実施し、予め定義したビジネス要件を満たす構築を提供します。
6.保守・運用/追加開発
システム納品後、継続的な保守/運用を実施し、必要に応じて、追加開発等にも対応します。
Librus株式会社のサイバーセキュリティ事業
Librus株式会社のサイバーセキュリティ事業では、各種システムに対して脆弱性診断、侵入テストを提供します。すでに多くの実績があるのでその内容を紹介し、サイバーセキュリティサービスそれぞれの詳細も解説していきます。
評判のサイバーセキュリティ対策実績
Librus株式会社で評判のサイバーセキュリティ対策実績を一部紹介します。
実績1.脆弱性診断コンサルティング案件(証券会社)
ホワイトハッカーによる脆弱性診断とコンサルティングサービスを実施しました。
実績2.デジタルリスクコンサルティング案件(ウェブマーケティング企業)
システムリスク対策から、オペレーショナルリスクやレピュテーションリスク等の事業リスクまで幅広くコンサルティングを実施しました。
実績3.セキュリティエンジニアリング案件(ITサービス事業者)
ホワイトハッカーによる攻撃対策の企画、実施からシステムの追加開発までを対応しました。
実績4.ウォレットセキュリティエンジニアリング案件(暗号資産取引所)
ホワイトハッカーによる攻撃対策の企画、実施からウォレットの追加開発までを対応しました。
実績5.脆弱性の指摘および対策サポート(セキュリティソフト会社)
国内外の既存メインプレーヤーであるセキュリティソフト会社のサービス脆弱性指摘と対策サポートを実施しました。
実績6.脆弱性診断コンサルティング案件(Case FEC事業者)
ホワイトハッカーによる脆弱性診断を行い、コンサルティングサービスを実施しました。
セキュリティ診断(脆弱性診断/侵入テスト)
サイバーセキュリティ事業で実施しているセキュリティ診断として、脆弱性診断では、ネットワークやOS、ミドルウェア、Webアプリケーションなどに脆弱性がないかを診断します。脆弱性診断を実施し、セキュリティの現状を確認すれば、悪意ある攻撃者からの攻撃や情報漏えい事故などのリスクを未然に防げます。
診断できる脆弱性は、インジェクション系や認証制御、セクション系、情報漏洩系、バッファーオーバーフロー、DDoS(ディードス)攻撃などとなっています。
また、侵入テストは、実際に悪意ある攻撃者が実行するような方法に基づいて実践的にホワイトハッカーがシステムに侵入するテストです。Librus株式会社の担当者が対象のアプリやネットワークを通じて機密性のあるデータにアクセスすることで、セキュリティの穴がどこにあるのかを検証します。
デジタルフォレンジックサービス
デジタルフォレンジックサービスは、ウイルス感染やハッキング被害、情報漏洩といったサイバーインシデントに対して技術的な支援を行うサービスです。
攻撃発覚時には、原因調査や被害拡大防止処理を行い、さらに外部対応として弁護士に相談し、謝罪社告や会見の開催、訴訟対応や損害賠償対応までを行います。
そして再発防止フェーズとしては、インシデント経緯の取りまとめ、システムの見直し、セキュリティシステム・ツールの保守開発などを行います。
セキュリティ監視運⽤サービス
セキュリティ監視運⽤サービスでは、Librus株式会社のSOC専任チームが、ファイアウォールやIPS、EDRなどセキュリティ機器のログの収集・分析からインシデント対応までをワンストップで支援します。
インターネット上の脅威などに対応するため、このサービスは365日24時間体制でサポートされ、不正アクセス検知時には即時対応が行われます。
Librus株式会社のコンサルティング事業
Librus株式会社のコンサルティング事業では、戦略、ビジネス、デジタルトランスフォーメーション、情報セキュリティコンサルティングサービス等が提供されています。
デジタルトランスフォーメーションのためには、Strategy(戦略立案支援)が行われ、デジタル化を推進し、既存ビジネスのデジタル変革プランを策定するほか、市場・競合調査、分析までを行います。そのほかにも、Managementとして業務改革支援やPMOプロジェクト推進支援を行い、Developmentとしてシステム導入支援・UX/UI設計支援・マーケティング支援を行うなど、総合的な支援を実現しています。
新たに「攻撃遮断くん」の販売を開始
Librus株式会社の中核事業となっているサイバーセキュリティ事業では、WEBセキュリティサービス「攻撃遮断くん」(株式会社サイバーセキュリティクラウド提供)の販売を2023年より開始しています。
Librus株式会社と株式会社サイバーセキュリティクラウドの両社は、2つの会社が連携することで、セキュリティサービスの販売・導入がスムーズになり、様々な企業のサイバーセキュリティのリスクが低減できるとしています。
まとめ
以上が、セキュリティ事業やシステム開発、ITソリューション開発などを手掛けるLibrus株式会社について、評判口コミや事業内容などを調べた結果です。
サイバーセキュリティ事業では、新たなサイバーセキュリティクラウド「攻撃遮断くん」の販売を開始するなど、日本企業のWEBサイトのセキュリティ対策に力を入れていることが高く評価されています。また、実際にサービスを利用したクライアントからの評判口コミでは、仕事の質の高さ、対応の迅速さなどに高評価が集まっていました。
会社としては十数名の小さな規模ですが、売上が5億円以上もあるのは、少数精鋭でレベルの高い仕事をしているからだと納得できました。
会社を率いる鎌田光一郎さんの理念も素晴らしく、今後もITのプロフェッショナルとして、日本のWEBセキュリティ業界でなくてはならない会社へと成長することが期待されます。
会社概要
社名 | Librus株式会社 |
設立年月 | 2017年11月 |
本社所在地 | 105-0004 東京都港区新橋6丁目13-12 VORT新橋Ⅱ 4F |
事業内容 | (1)コンサルティング事業 (2)エンジニアリング事業 (3)プロダクト事業 |
代表取締役CEO | 鎌田光一郎 |
取締役COO | 翁駿暁 |
所属 | 一般社団法人 Fintech協会 一般社団法人 新経済連盟 一般社団法人 日本仮想通貨ビジネス協会(JCBA) 一般社団法人 ブロックチェーン推進協会(BCCC) |