TECROWD(テクラウド)の元本割れや買えない噂は本当?運営実態と財務内容を調査

TECROWD(テクラウド)の元本割れや買えない噂は本当?運営実態と財務内容を調査

TECROWD(テクラウド)は、国内外の不動産に投資できる不動産クラウドファンディングサービスです。

データセンターや障がい者グループホームなど、一般の個人投資家では投資機会を得にくい不動産を中心に扱っており、2026年8月時点で100本以上のファンドを組成しています。

一方で、インターネット上では「元本割れしないの?」「人気すぎて買えない」「怪しいのでは?」といった疑問の声も見られます。

そこで本記事では、TECROWDを運営するTECRA株式会社への取材をもとに、これまでの運用実績や元本割れリスクへの対応、「買えない」と言われる理由、ネット上で見られる疑問について整理しました。

なお、不動産クラウドファンディングは元本保証の商品ではなく、将来の運用成果を保証するものではありません。投資にあたっては、各ファンドのリスク情報を確認する必要があります。

この記事でわかること
  • TECROWD(テクラウド)の特徴と運営実態
  • これまでの運用実績と元本割れリスク
  • 「買えない」と言われる理由と人気の背景
  • 投資家からの評判・口コミ
  • 「怪しい」「ポンジスキーム」といったネット上の疑問に対する実情
  • 運営会社TECRA株式会社の財務基盤と事業運営
  • 今後の事業戦略とサービス展開

※当コンテンツはアフィリエイト等を目的として、試供品または取材費をいただいて記事を掲載しています。

TECROWD(テクラウド)とは

TECROWD(テクラウド)とは

TECROWD(テクラウド)とは、国内外の不動産に投資ができる不動産クラウドファンディングサービスです。

手がけているのは、建設・不動産分野で培ってきた知見と事業基盤を持つTECRA株式会社です。

これまでに100本以上のファンドを組成し、累計調達額は716億円、累計償還額は345億円(いずれも2026年8月時点)となっています。

また、償還済ファンドの平均実績利回りは年10.75%(2026年8月時点)となっています(※将来の成果を保証するものではありません)。

TECROWDの特徴

TECROWDの特徴の一つは、シンプルな賃貸物件だけではなく、オペレーションを付加した運営型の不動産を中心に扱っていることです。

代表的なものとして、障がい者に生活の場を提供するグループホームや、データセンターなどがあります。

これらの不動産は、運営に関する専門的なノウハウが求められます。TECROWDでは、専門の運営事業者と連携してオペレーションを付加することで、好条件での賃貸や売却につなげ、高い想定年利回りのファンドを組成してきました。

現在は、福祉施設などを扱う「ウェルネス」、データセンターなどを扱う「デジタルインフラ」という2つのシリーズを軸に、ファンド組成を進めています。

また、一部では海外不動産も取り扱っています。
これまでモンゴル(ウランバートル)の住宅やアメリカ(アーカンソー州)のデータセンター、スリランカ(カトゥナーヤカ)のホテルなど、個人ではなかなか投資機会に恵まれない海外案件を組成してきた実績があります。

海外開発で培ったマーケット情報の収集力や物件の目利きは、現在のファンド組成にも活かされています。

リスクへの対策

元本割れリスクへの対策として、すべてのファンドで優先劣後構造を採用しています。

優先劣後構造とは、TECRA株式会社および同社が指定する者が劣後出資を行い、物件を売却する際に損失が発生した場合には、劣後出資が先に損失を負担する仕組みです。

損失が劣後出資の範囲内に収まれば、投資家の優先出資は守られます。ただし、損失が劣後出資額を超えた場合には、元本が毀損する可能性があります。

また、賃貸物件の場合は空室が続けば家賃収入が減少し、配当が減少する可能性があります。

TECROWDでは、物件を運営事業者へマスターリース(一括貸し)する方式を多く採用しており、空室が生じた場合でも契約に基づく一定額の賃料を受け取ることで、配当金が想定を下回るリスクの軽減につなげています(賃料の支払いはマスターリース先の信用力に依存します)。

そのほかにも、災害や為替リスクなどに備え、各種保険への加入や円建てでの取引などの対策も行っています。

これらの結果として、これまでに元本割れや配当の遅延は発生していません(2026年8月時点)。

利用方法

TECROWDの利用にあたって必要となる、会員登録・ファンドの選択・申し込み・運用状況の確認等は、インターネット上で手続きを行うことができます。

会員登録時には、運転免許証やマイナンバーカードなどの身分証明書によるオンライン本人確認や、所定の審査が行われます。

TECROWD(テクラウド)の元本割れリスク

TECROWD(テクラウド)の元本割れリスク

これまで100本を超えるファンドを組成してきたTECROWDですが、元本割れは一度も発生していません(2026年8月時点)。

ただし、不動産投資には特有のリスクがあり、将来にわたって元本割れが発生しないことを保証するものではありません。

編集部

そこで、不動産投資における元本割れリスクや、TECROWDで行っているリスクへの対応について、担当者様に伺いました。

元本保証された金融商品ではない

編集部

不動産クラウドファンディングにおける元本割れリスクについて教えてください。

担当者様

不動産クラウドファンディングは投資商品の一つであり、投資商品には元本保証がなく、元本割れが生じる可能性があります。

具体的には、投資対象不動産の市場価格が下落したり、想定よりも賃料収入が減少したり、売却に時間を要して費用がかさんだりした場合などに、最終的な売却額が想定を下回り、結果として配当の減少や元本割れが発生するリスクがあります。

投資家の皆さまには、投資は元本保証された金融商品ではないことをご理解いただいたうえで、ご自身の判断と責任において投資を行っていただくようお願いしております。

現在までに元本割れの発生無し

編集部

これまでの運用実績について教えてください。

担当者様

現在までに元本割れは一度も発生しておりません(2026年8月時点 ※将来の成果を保証するものではありません)

これは、厳格なデューデリジェンス(事前調査)を行い、収益性の高い物件を適正な価格で仕入れ、リスク対策を行い、市況を注視しながら適切なタイミングで売却を行うという手順を繰り返してきた結果と認識しています。

ただし、今後も元本割れのリスクが全くないわけではないことは、投資家の皆さまにはご理解いただきたいと思います。

あらゆるリスク情報を詳細に説明する取り組み

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編集部

投資家に対して、リスクについてどのような情報を提供していますか?

担当者様

当社では、各ファンドのプロジェクトページ内で、想定されるリターンだけでなく、あらゆるリスク情報を詳細に記載するよう努めております。

これに加え、ご出資いただく前に必ずご確認いただく契約成立前書面(重要事項説明書)や成立時書面(匿名組合契約書)においても、元本割れのリスクを含め、想定しうるリスクについて明記しております。

担当者様

リスクをはじめ、各ファンドや当社に関することについては、メールやお電話にてご質問を承っており、専門のスタッフがご説明させていただきます。

リスクの内容をご理解いただいたうえで、ご自身の判断と責任においてご検討いただければと思います。

元本割れリスクを抑える物件選定

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編集部

物件選定では、どのような点を重視していますか?

担当者様

当社では、投資家の皆さまの元本毀損のリスクを抑えるため、物件選定においては、収益性だけでなくリスク要因も厳しく審査しております。

各プロジェクトにおいても、明確な出口戦略(売却時期や売却方法)を立てることで、予期せぬ事態にも対応できる体制を整えております。

TECROWD(テクラウド)はなぜ買えない? 人気の理由とは

TECROWD(テクラウド)はなぜ買えない?

TECROWDでは、ファンドの募集開始後、短時間で募集金額に達するケースがあります。

そのため、投資を希望していても出資できず、「買えない」と感じる投資家もいるようです。

では、なぜTECROWDには多くの投資家が集まるのでしょうか。

選び抜いた物件によって高い収益性を実現

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編集部

多くの投資家から応募を集めるTECROWDですが、人気の理由について教えてください。

担当者様

当社は、シンプルな賃貸物件ではなく、オペレーションを付加した物件を多く取り扱っています。

具体的には、障がい者に生活の場を提供するグループホームや、ニーズが高まりつつあるデータセンターなどです。

オペレーションを付加することにより、高い賃料や売却益を得ることができ、それがファンドの高い収益性につながっています。

健全で安定した財務基盤

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編集部

TECRA株式会社の財務内容について教えてください。

担当者様

2001年に創業した当社は、長年の建設業・不動産業の経験を活かして、2021年から不動産クラウドファンディングに参入しています。

資本金は1億5,660万円で、安定した財務基盤を持ち、健全な経営の維持に努めています。

売上・利益ともに成長

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編集部

具体的な業績についてはいかがでしょうか。

担当者様

第1号ファンド以降の累計調達額は716億円、累計償還額も345億円(2026年8月時点)と、おかげさまで不動産クラウドファンディング事業は着実に成長しています。

直近期である2026年4月期は、売上高123億円、当期純利益2.9億円と、過去最高の売上高を記録しています。運用資産の拡充や大型ファンドの組成を進めることで事業基盤を強化しており、企業価値向上に向けた取り組みを進めております。

法令に基づいた事業運営

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編集部

法令面では、どのような許可を取得していますか?

担当者様

不動産クラウドファンディングを提供するにあたっては、不動産特定共同事業法に基づく許可(神奈川県知事 第12号)を取得しています。

また、宅地建物取引業法に基づいて宅地・建物の売買といった不動産取引を行うため、宅地建物取引業者免許も取得済みです。

許可権者である神奈川県へは、定期的に当社の財務状況や事業の状況を報告し、チェックを受けています。

TECROWD(テクラウド)は怪しい? 評判・口コミ調査

TECROWD(テクラウド)は怪しい?評判口コミ調査
編集部

TECROWDについて調べると、「怪しい」という検索ワードが見られることがあります。

高い想定利回りを掲げる不動産クラウドファンディングだけに、初めて投資を検討する方が不安を感じるのも無理はありません。

そこで、実際にTECROWDへ投資した方の評判・口コミを見てみましょう。

高利回りは本当なのかと疑問だったが好条件で無事償還

評判/口コミ

様々な投資商品においては「高利回り」「収益性が高い」といった言葉が使われることも多く、TECROWDも怪しいかもしれないという目で見ていました。

しかし、実際に海外ファンドの一つに投資してみると、11%・6か月運用という募集条件どおり無事償還されました。

投資に対する不信感を払拭できた

評判/口コミ

投資や資金運用という言葉そのものに対して、不信感を強く持っていました。

ただ、TECROWD(テクラウド)は少額から始められるので、実際に投資している友人にもじっくり話を聞き、納得の上で始めたところ、配当は想定のスケジュールどおりにもらえました。元本が毀損することもなく、投資に対するイメージが変わりました。

評判/口コミ

投資について調べていると、「ポンジスキーム」などの詐欺の話を目にすることもあり、警戒していました。

でも、運営しているTECRA株式会社について詳しく調べていくと、資本金や最近の業績などから、継続的に事業を運営している会社だと分かりました。

TECROWD(テクラウド)の評判口コミまとめ

口コミを見ると、TECROWDに対して最初は不安を感じていたものの、実際に投資を経験することで印象が変わったという声が多く見られます。

編集部

なお、口コミはあくまで個人の体験に基づくものですので、ご留意ください。

ネット上の口コミに対する実情

ネット上の評判口コミに対する実情

TECROWDについて調査すると、「怪しい」「ポンジスキーム」「リスク」といったキーワードが見られます。

これらの検索結果には、不動産クラウドファンディングや投資全般に関する一般的な情報をもとにした内容が含まれています。

編集部アイコン
編集部

こうした疑問について、TECROWDの実情を担当者様に伺いました。

投資家へ定期レポートを配信

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編集部

「海外の物件は本当に存在するのか」「工事は実際に行われているのか」といった不安に対しては、どのように対応していますか?

担当者様

案件の進捗状況を写真や工事の詳細を、レポートにして当該ファンドに出資している投資家へ定期的に配信しています。

また、現地の開発パートナーとは密に連携を取りながら、進捗管理と品質管理に努めております。

ポンジスキームについて

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編集部

「ポンジスキームではないのか」という疑問についてはいかがでしょうか?

担当者様

ポンジスキームとは投資詐欺の代表的な手口の一つで、既存のファンドの投資家に対し、新しいファンドで集めたお金を利用して配当金や償還金を支払うといったものです。

当然のことではありますが、TECROWDでは当該ファンドで募集したお金で対象不動産を購入・開発して運用しており、既存ファンドの配当や償還を新しいファンドで募集したお金を利用して行うといったことは一切行っておりません。

資金もファンド毎に口座を分けて管理しており、異なるファンドの資金や当社の資金が混同することもございません。

ファンドの資産状況や財務状況につきましては、ファンド毎に定期的に交付している財産管理報告書にてご確認いただくことが可能です。

海外不動産特有のリスクへの考慮が必要

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編集部

海外不動産への投資には、どのようなリスクがありますか?

担当者様

不動産投資にはリスクがあり、これは国内外を問わず共通です。

海外不動産特有のリスクとしては、為替リスク、法規制の変更、予期せぬ政情不安の発生などが挙げられます。

当社では、こうしたリスクに備えるため、円建てでの取引による為替リスクのヘッジ、損害保険への加入、現地に精通している事業パートナーとの協業など、さまざまな対策を講じております。

その他のリスクと対策については、各ファンドページをご確認ください。

今後のサービス展開と信念

TECROWDの今後のサービス展開と信念

TECROWDを運営しているTECRA株式会社は、今後どのような戦略でサービスを展開していくのでしょうか。
また、投資家へのリターンについて、どのような考えを持っているのかも伺いました。

各種広告の積極的な展開

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編集部

今後のユーザー獲得について、どのような施策を考えていますか?

担当者様

より多くの方に当社ファンドをご認識いただくため、当社では各種広告を積極的に展開しています。

オンライン広告、SNSプロモーション、メディアへの掲載など、多角的なアプローチで新規ユーザーの獲得に注力しています。

また、広告だけでなく、既存の投資家の皆さまからのご紹介等によっても、新規ユーザーが継続的に増えている状況です。

「投資家の信頼が第一」のスタンスでサービスを展開

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編集部

投資家から信頼を得るために、どのようなことを重視していますか?

担当者様

投資家の皆さまから信頼していただくためには、何よりも情報開示を充実させることが大切だと考えています。

開示すべき情報には、各ファンドの想定リスクを含めた詳細な情報はもちろん、当社の財務内容、各プロジェクトの進捗状況など、投資家の皆さまが投資判断をするうえで必要となる様々な情報があります。

こうした情報をできる限り分かりやすく、適切なタイミングでお伝えしていくことが、投資家の皆さまとの信頼関係を築くうえで非常に重要だと考えています。

今後も情報開示にはより一層力を入れ、投資家の皆さまに安心して、そして信頼してご利用いただけるサービスとなるよう、社員一同努力してまいります。

まとめ

TECROWD(テクラウド)について、これまでの運用実績や元本割れリスク、「買えない」と言われる理由、運営会社であるTECRA株式会社の事業内容などを見てきました。

TECROWDは、データセンターなどの運営型不動産を中心に、国内外の物件を投資対象としています。

2026年8月時点で100本以上のファンドを組成しており、これまで元本割れは一度も発生していません。ただし、不動産クラウドファンディングは元本保証の商品ではないことに留意しておくことは必要です。

また、「買えない」という声については、募集開始後に早期に募集金額に達するファンドがあることが背景の一つとして考えられます。人気のあるファンドでは募集開始から短時間で募集が終了するケースもあるため、投資を検討する場合は募集スケジュールなどをあらかじめ確認しておくとよいでしょう。

今回の取材では、TECRA株式会社が各ファンドのリスク情報だけでなく、財務内容やプロジェクトの進捗状況などについても積極的な情報開示に取り組んでいることが分かりました。また、物件の選定や収益性の検証など、ファンド組成にあたっての取り組みについても話を聞くことができました。

これまでの運用実績や事業者を見る限り、TECROWDは不動産クラウドファンディングの投資先として検討する際の有力な選択肢の一つといえるでしょう。ただし、投資にあたっては過去の実績だけで判断するのではなく、各ファンドの投資対象や運用期間、想定利回り、リスクなどを確認し、自身の投資方針に合っているかを検討することが大切です。

会社概要

会社名TECRA株式会社
代表者代表取締役社長 新野 博信
資本金1億5,660万円
本社所在地〒220-6004
神奈川県横浜市西区みなとみらい2-3-1 クイーンズタワーA4F
免許宅地建物取引業者免許(4)26122号
不動産特定共同事業許可番号 神奈川県知事 第12号
業務内容不動産特定共同事業、海外開発、不動産の売買、賃貸、仲介、管理
HPhttps://www.tecra.jp/