ZEXAVERSE(ゼクサバース)は、メタバース関連サービスを自社開発し、メタバースを導入したいクライアントに対しては構築支援・運用サービスを提供する会社です。
メタバースは、メタ=meta(超)とユニバース=universe(宇宙)を合わせた造語で、インターネット上に構築された3次元の仮想空間や付随するサービスのことを指しています。近年のテクノロジー業界では、InstagramやFacebookで知られるMetaがメタバースに注力したり、AppleがMRヘッドセット「Vision Pro」でメタバース市場に参入したりと、メタバースの存在感が増しています。
そういった盛り上がりの中で、ZEXAVERSE(ゼクサバース) は、国内最大級のメタバース&NFT体験型店舗「ZEXAVERSE TOKYO」を手掛けるなど、今注目を集めている会社です。
本稿では、ZEXAVERSE(ゼクサバース) の事業やサービス、口コミ評判、実績などを紹介していくので、ZEXAVERSE(ゼクサバース)やメタバースについて知りたい方はぜひ御覧ください。
- ZEXAVERSE(ゼクサバース)の概要やメタバースについて
- ブロックチェーン・メタバース・NFT開発等の事業内容
- 体験施設ZEXAVERSE TOKYOの詳細
- ZEXAVERSE TOKYOの口コミ評判
- メタバースを活用した代表的なプロジェクト
- ZEXAVERSE(ゼクサバース)の取り組み実績
興味のある内容から読む!
株式会社ZEXAVERSE(ゼクサバース)とは
株式会社ZEXAVERSE(ゼクサバース)は、メタバース関連サービスの自社開発を行い、企業や個人のメタバース導入に向けた構築支援も提供するテクノロジー企業です。
メタバースは、コンピュータの中に構築された3次元の仮想空間や付随するサービスのことで、現在の市場規模は約30兆円です。
今後は更なる成長が期待されており、VRゴーグルなど視聴用のデバイスの低価格化や小型化によるユーザーの獲得をはじめ、5Gの普及で加速する通信の高速・高品質化、ゲーム市場との親和性の高さなどから、2030年のメタバース市場は全世界で約720兆円になるという予想もあります。
アメリカではMetaやAppleなどが最先端技術を競い、日本でもソニーやドコモなどがメタバースに積極的に投資しています。
スマートフォンも、登場時は世界中の誰もが利用する将来を予想することは難しかったですが、現在ではスマホのある生活が当たり前となりました。
そのため、数年後はメタバースの3次元バーチャル空間で、アバターを使ってユーザー同士が様々なコミュニケーションやコンテンツ利用をする世界が、当たり前になっているかもしれません。
このような、テック系の最先端であるメタバースを主力事業とする株式会社ZEXAVERSE(ゼクサバース)は、「Web3で社会をより豊かに!」を企業理念とし、Web3開発を手掛けるベンチャー企業として期待されています。
メタバース空間「ZEXAVERSE」について
メタバース空間「ZEXAVERSE」は、株式会社ZEXAVERSE(ゼクサバース)が運営しているメタバース空間です。
「ZEXAVERSE」には月面、氷の世界、墓場、会議室といったステージがあり、それらはドローン映像技術で撮影された世界各地の実際のデータと3Dスキャン技術を融合させて構築されたものです。リアルな世界を再現することで、デジタル世界と現実世界をよりシームレスにつなぐことができ、バリアフリーに誰もが楽しむことができます。
また、「ZEXAVERSE」はハイスペックなパソコンからや、専用アプリからしか利用できないような閉鎖的な空間ではありません。すでにPC版で大型のメタバースをローンチしていますが、それ以外にもアプリやソフトウェアのダウンロードが一切不要なWebブラウザ版のメタバースを開発しています。
スマートフォンやパソコンのブラウザからいつでもどこでも簡単にログインでき、縦型操作で、スマホ世代には直感的に簡単に操作できることから、次世代メタバース、マイクロメタバースとなり得ます。
ZEXAVERSE(ゼクサバース)の事業内容
ZEXAVERSE(ゼクサバース)の事業内容は、大きく分けてブロックチェーン開発、メタバース開発/運営、NFT関連システム開発の3つとなっています。
ここではそれぞれの事業内容を紹介します。
ブロックチェーン開発
ブロックチェーンとは、仮想通貨「ビットコイン」の基幹技術として発明された概念です。
分散型台帳技術と呼ばれ、ネットワーク内で発生した取引の記録を、暗号技術を用いて取引履歴(ブロック)として1本の鎖のようにつながって記録します。
合意された取引記録の集合体と、各ブロックを接続させるための情報(前のブロックの情報など)が複数連結することにより、「改ざんが非常に困難」「システムダウンが起きない」「取引の記録は消せない」「自律分散システム」といった利点が生まれます。
そして Web3.0とは、ブロックチェーン技術を用いてインターネットを分散化させた次世代インターネットの形とされ、特定の企業や管理者を通さなくても、個人データを自分自身で管理することができるようになります。
ZEXAVERSE(ゼクサバース)では、ブロックチェーンの最先端技術を用いて、Web3(ウェブスリー)導入による新たな事業創出、価値提供を支援しています。
メタバース開発と運営
メタバースは前述したとおり、インターネット上に存在する3次元の仮想空間や付随するサービスのことです。ユーザーはVRヘッドセットなどを装着し、没入感の高いメタバースの世界に自分のアバターで参加することができます。
ZEXAVERSE(ゼクサバース)では、パソコン版として大型のメタバースを開発しているほか、スマートフォンからでも簡単にアクセスできるWebブラウザ版のメタバースを開発・運営しています。
次の項で詳述しますが、ZEXAVERSE(ゼクサバース)はメタバースとNFTの体験ができる国内最大級のメタバース&NFT体験施設「ZEXAVERSE TOKYO」を運営しています。
NFT関連システム開発
NFT(Non-Fungible Token=非代替性トークン)とは、偽造不可な鑑定書・所有証明書付きのデジタルデータのことです。
ネット上ではテキストを簡単にコピー&ペーストでき、画像もすぐに自分のパソコンなどに保存したり、改ざんしたりすることさえできます。しかし、参加者相互の検証が入るブロックチェーン上では、デジタルデータのコピーは非常に難しくなっています。
その特性を活かし、アートをNFT化してネット上で販売したり、ゲームをプレイしながら仮想通貨を稼げるNFTゲームが登場したり、アーティストがNFT音楽を提供したりしています。
ZEXAVERSE(ゼクサバース)では名刺やチケットなどの身近なモノをNFTとして発行できる「WEB3.0の窓口」や、暗号通貨決済に特化したマーケットプレイス「ZEXAGIFT」、メタバース空間での魅力的なユーティリティをメインにラインナップされた総合NFTマーケットプレイス「ZEXAMARKET」などを開発、運営しています。
メタバースとNFTの体験ができるZEXAVERSE TOKYO
ZEXAVERSE TOKYOは、東京都中央区銀座にある国内最大級のメタバース&NFT体験が可能な施設です。
施設内にはアバター作成のための「ZEXA GATE」や思い出の品や美術品などを3Dデータに変換してZEXAVERSE のマイルーム内に保管する「持ち物 SCAN STUDIO」、NFT に関する様々な相談に対応する「NFTカウンター」などが揃います。
ここでは、メインコンテンツのZEXAGATEと歩行型VRについて紹介します。
ZEXAGATEで3Dアバターを作成
自分をそのままアバターにできるのが「ZEXA GATE」です。
ドームの中には130台の6Kカメラが設置され、自分を360°丸ごと3D スキャンして、自分にそっくりな3Dアバターを自動生成することができます。その精度はかなり高く、髪の毛、腕時計の針が見えるほど精細なアバターが生成されます。
そして、作成したアバターを使ってメタバース空間に入ることもできるので、よりメタバース空間での没入感が高まります。
撮影の流れは簡単で、公式LINEや店頭で予約して来店し、両手を真横に広げるAポーズをとりながら撮影したら完了です(料金は1名2,500円)。
没入感を味わえる歩行型VRが大人気
様々なデバイスを体験できるスペース「VR Experience」では、没入感を味わえる歩行型VRが大人気になっています。
歩行型VRは、最新のデバイス「KATWALK mini S(キャットウォークmini S)」で体験できます。
ユーザーはVRヘッドセットを頭部に装着し、両手にはコントローラーを持ってデバイスの中央に立ちます。歩行の動きは足元の台座から発せられる赤外線センサーが自身の足の動きを読み取るので、メタバース空間で実際に自由に歩いているかのような体験ができます。料金は10分 1,000円/15分 1,500円です。
アクセス
- 住所:東京都中央区銀座2-3-12 マロニエゲート銀座3 3F
- 最寄り駅:JR山手線・京浜東北線「有楽町」駅 中央口より徒歩4分
東京メトロ有楽町線「銀座一丁目」駅 4番出口より徒歩2分
東京メトロ丸の内線・銀座線・日比谷線「銀座」駅 C8出口より徒歩3分 - 電話番号:03-5579-9052
- 営業時間:11:00~21:00
ZEXAVERSE TOKYO利用者の口コミ評判
ZEXAVERSE TOKYO利用者の口コミ評判はどうなっているのかを調べました。
VRを手軽に体験できる
ゴーグルをつけてVR空間内を自由に歩けます!
自分の足を動かすと、仮想空間でも歩き回れるのは最先端って感じで面白かった。
料金も手頃でVRに触れたい、体験したいって人には最適な場所だと思います。ここで体験しておけば、家にデバイスを導入してメタバースいけるか?という参考になります。
歩行型デバイスKATWALK mini S(キャットウォークmini S)は、ゴーグルを使用した歩行型VR機器で、ゲームの中に入る体験ができます。
近未来的なおしゃれ空間
銀座のおしゃれスポット、マロニエゲートにあるVRやNFTの体験施設に行ってきました。
3階にあるZEXAVERSE TOKYOはそのフロアだけが近未来的で最先端技術を展示しているというかっこよさがありました。
メタバースやNFTについて知識がなくても、スタッフさんが丁寧に説明してくれるので、知りたいことを色々学ぶことができます。
ZEXAVERSE TOKYOにはメタバースについての知識を持つスタッフが常駐しています。メタバースって何?という初級的な質問から、NFTに関する様々な相談にも対応できるので、様々な方の疑問、質問を解決できます。
最新技術が揃っている新しい観光スポット
いろいろなメタバースが体験できます。
アバター作りで自分の周りに100台以上のカメラが並んで撮影してくれるのは、なんかタレントにでもなった気分でテンションあがります笑。
「家宝をNFT化したい」というような初心者的な質問にも親切に答えてくれます。実際に思い出の品を3Dデータ化するサービスもあって、形見の品とかをデータ化するのは面白いかもって思いました。
ZEXAVERSE TOKYOにはNFT関連の相談ができるNFTカウンターや、思い出の品や美術品などを3D データに変換してZEXAVERSEのマイルーム内に保管する「持ち物SCAN STUDIO」というサービスもあります。
ドローンカフェもある
運営しているZEXAVERSEはドローン撮影もできるそうで、ZEXAVERSE TOKYOの上階にはドローンカフェもあります。
ドローンカフェにはドローン操縦エリア、カフェエリア、ストアエリアがあり、コーヒーを飲んでドローンを飛ばしたり、定期的に開催されるドローンレースを楽しんだりできます。
4階にはスカイファイトカフェ銀座があります。
ドローン操縦エリアでは、国土交通省・管理団体によるドローンを活用した様々な操縦コースレッスンを受けることができます。
ZEXAVERSE TOKYO利用者の口コミ評判まとめ
ZEXAVERSE TOKYO利用者の口コミ評判は高評価が目立ちました。
まだまだメタバースという技術は世間一般的とは言えませんが、ゲームとの親和性が高いVRなどを窓口にすれば、意外とすんなりとメタバースの世界に入れるということが分かり、「面白かった」「ためになった」「よくわかった」という口コミ評判が多く見られました。
また、思い出の品を3Dデータにできる持ち物SCAN STUDIOは、NFTアートと通じる点があり、これもメタバースの可能性について多くの人が興味を持つきっかけになっています。
ZEXAVERSE(ゼクサバース)の代表的なプロジェクト
ZEXAVERSE(ゼクサバース)では、複数のプロジェクトが同時進行していますが、代表的なプロジェクト「META TOURS」「WEB3.0の窓口」「ZEXAMINT」について解説します。
没入体験ができるMETA TOURS
META TOURSはピラミッドなどの世界の名所を360度視点で観光できるサービスです。
体験できる場所はエジプトのピラミッド(ギザ、メイドゥム)・カルナック神殿やサイパン各地(マニャガハビーチ、戦役跡、バードアイランド)、石舞台古墳などがあります。
現地で3Dスキャンした実際のデータと最新の3D映像技術を活用したメタバース空間では、その場に自分が立っているような感覚を味わうことができます。
本サービスは、10坪以上のスペースさえあれば簡単に体験できるので、法人・学校・教育機関向けにもサービスを提供しています。
NFTがより身近になるWEB3.0の窓口
WEB3.0の窓口は、身近なものにブロックチェーンを使用する新たなサービスです。
例えば、名刺を例にすると、1TT化(One Transfer Token)した名刺はデジタルデータのため、大量の紙の名刺を持ち歩かずに名刺管理・交換が可能となります。
同様にポスターや各種証明書、チケット・クーポンなどに活用すればペーパーレス化や高いセキュリティの向上が見込めるほか、印刷や郵送の省略といった多くのメリットがあります。
NFTを自動発行できるZEXAMINT
ZEXAMINT(ゼクサミント)は、イーサリアム基盤上で、ノーコードで誰でもNFTを無限に自動発行できるWeb3サービスです。
画像や音楽、動画といった様々なファイル形式のオリジナルNFTをスマートフォンからでも気軽に生成できます。
作り方は、NFT分類用のコレクションを作成してNFT化したいファイルをアップロードし、名称、リンク、説明などのメタデータを設定するだけの簡単2ステップとなっています。
多方面での取り組み実績
ZEXAVERSE(ゼクサバース) は、テクノロジー企業としてメタバースを中心に様々な事業を行っています。
実績を見てみるとメインとなるのはメタバース関連ですが、メタバースとは異なる様々な取り組みも行っています。
メタバースでの実績
株式会社ZEXAVERSEは、クラーク記念国際高等学校、シヤチハタ株式会社と連携して最先端技術のメタバース、ドローンなどを実学的に学ぶ機会を創出しています。授業の最終目標は、メタバース空間に生徒たちが「未来遺産」を作ることで、Web3.0時代に生きる学生の実学になっています。
また、救命医療ドラマ『TOKYO MER』のPR企画では、メタバース空間に火災現場やTOKYO MERのスタッフルームを完全再現しました。
さらに鈴木亮平、賀来賢人、中条あやみ、菜々緒、小手伸也、佐野勇斗、ジェシー(SixTONES)、フォンチーといったTOKYO MERのメンバーたちを3Dアバターとして登場させ、ファンはリアルなスタッフルームに入ったり、キャストアバターと出会えたりする体験を楽しみました。
深海でウイスキーを追熟
Web3やメタバースとは関係ないものの、海中ドローン技術を応用したウイスキーの追熟も行っています。
しかも通常のやり方ではなく、深海約2,000mで熟成させるというもので、深海の高圧下で熟成させ、落ち着いた薫りでまろやかな味のウイスキーが完成しました。
そのウイスキー「Deep Sea Cask」は完全予約制の紹介制バー「THE CASK」(中央区銀座)で提供されました。
全国のご当地キャラをNFTカード化
全国のご当地キャラが集結するイベント「ご当地キャラ博」において、日本全国のご当地キャラカードをNFTにして提供しました。会場内に設置されたQRコードを読み込めば、ひこにゃんなどのNFTカードを取得できるサービスです。
また、彦根城ではARアプリケーション「MetaPlayer1.0 AR」によって3Dデータ化したひこにゃんがAR(拡張現実)で登場するイベントも実施されました。
まとめ
以上がZEXAVERSE(ゼクサバース)について、メタバース事業や口コミ評判、実績などを調べた結果です。
メタバースの開発企業として体験施設「ZEXAVERSE TOKYO」が評判になっていたり、メタバースやドローン、NFTを活用して様々な実績を残していたりする会社であることがわかりました。
メタバースは仮想空間でのサービスとして今後の成長が予測されていて、国内最大級のメタバース&NFT体験施設「ZEXAVERSE TOKYO」を持ち、独自のメタバース空間「ZEXAVERSE」も運営しているZEXAVERSE(ゼクサバース)は、日本のメタバース業界でトップ企業の一つになることが期待されています。
会社概要
会社名 | 株式会社ZEXAVERSE(ゼクサバース) |
代表者 | 上瀧 良平 |
CTO | 市川 泰雅 |
所在地 | 〒102-0083 東京都千代田区麹町3−5−2 ビュレックス麹町205 |
事業内容 | ・ブロックチェーン開発 ・メタバース開発/運営 ・NFT関連システム開発 |