坂本産業は、自社農場での鶏の飼育からたまごの生産・出荷までを一貫して行っている鶏卵会社です。そのため、安全性と美味しさの両立にこだわったたまごを安定的に供給できる点が特徴で、評判も高くなっています。
また、坂本産業のたまごは1日に320万個以上も生産されており、関西、岡山、広島、香川、三重、愛知のスーパーマーケットに並んでいるので、食べたことがある方も多いかもしれません。
本稿では、坂本産業の採用担当者様にインタビューすることができ、会社の概要や歴史、事業・サービスの内容、社員からの評判口コミ(給与や働きがいなど)、会社の将来性などについて詳しく話をうかがうことができました。
農業の中でも養鶏業や畜産業に興味を持っている方にとって、会社の実情や仕事の詳細などがクリアになる内容になっているので、ぜひ参考にしてください。
※当コンテンツはアフィリエイト等を目的として、試供品または取材費をいただいて記事を掲載しています。
この記事の目次
坂本産業とは

坂本産業株式会社は、岡山県笠岡市に本社を置く、採卵養鶏・鶏卵販売・飼料販売などを行う鶏卵事業の会社です。
創業は1945年と歴史が古く、当初は鶏卵と飼料の取り扱いから事業をスタートしました。その後、自社農場の建設や、パック詰めを行う鶏卵GPセンターの設立など、段階的に体制を整えながら、着実に事業を成長させてきました。
また、岡山県内ではいち早く鶏卵GPセンターの設立や一貫生産システムの構築、検査センターの開設、新世代システム鶏舎の導入などを進め、品質管理と生産効率の向上に取り組んできました。
こうした取り組みから、先進的な経営を行う企業として地域内でも注目を集めています。
現在は複数の農場や工場を有し、1日あたり320万個以上のたまごを生産する体制を構築しており、その生産量は全国でもトップクラスを誇ります。

まずは坂本産業の基本情報として、事業内容やこれまでの歴史について伺いました。
事業と特徴

当社は、自社農場において鶏の飼育からたまごの生産を行い、その後の洗卵・選別・パッキング・出荷までを一貫して担う鶏卵事業を展開しています。
主な取引先はスーパーマーケットや食品関連企業などの法人のお客様ですが、その先にいる一般の消費者の皆さまの食卓を支えているという意識を大切にしています。
また、一貫体制を構築することで、各工程における品質管理を徹底している点が当社の特徴です。
日々の食生活に欠かせないたまごだからこそ、「安心して選び続けていただける品質」を安定してお届けすることを使命としています。
坂本産業の歴史

当社は1945年、創業者が終戦後に復員して間もなく事業を開始しました。
当初は現在とは異なる事業に取り組みましたが軌道に乗らず、当時、地域の多くの家庭で飼われていた鶏の卵を集め、問屋へ出荷することから現在の事業が始まりました。
その後、1965年に自社農場を建設し、1971年にはたまごのパック詰めを行うパッキングセンターを開設。さらにお客様へ直接お届けする体制へと発展し、現在の事業基盤を築いてきました。
こうした歩みの原点には、「安心・安全なたまごを届けたい」という創業以来変わらぬ想いがあります。
また、地域の皆様やお取引先様に支えられながら事業を育んできた歴史そのものが、当社の礎となっています。
関わるすべての人と支え合い、共に成長していく関係を大切にすることが、当社の創業の精神であり、地域との絆につながっています。
坂本産業の提供サービス

坂本産業の鶏卵事業において、提供されているサービスはどのような内容なのでしょうか。
ここでは、鶏の飼育からたまごの出荷・販売までを一貫して行う体制の特徴や、その構築に至るまでの背景、そして現場で働く社員の想いについて伺いました。
鶏の飼育からたまごの出荷販売まで一貫生産

当社は、自社農場で生産したたまごを、スーパーマーケットを中心にお客様へお届けしています。
加えて、外食産業向けや食品加工用としての出荷も行っており、さまざまな場面で当社のたまごをご利用いただいています。
単に「たまご」という商品を提供するだけでなく、「いつでも安心して使える品質」を価値としてお届けしていると考えています。
日々の食卓に欠かせない存在だからこそ、高品質で安全性の高いたまごを安定供給しています。
また、鶏の飼育から生産、パッキング、出荷までを一貫して行う体制により、安定した品質で商品をお届けできることも当社の大きな特長です。
一貫体制に至るまでの苦労秘話
現在の一貫体制に至るまでには、多くの挑戦と試行錯誤がありました。
創業当初はたまごの集荷と出荷が中心でしたが、「より安定した品質のたまごを届けたい」という想いから、自社での養鶏に踏み出しました。
しかし、生き物を扱う難しさや設備投資の負担など、決して平坦な道のりではありませんでした。
その後も、お客様のニーズにより直接応えていきたいという考えから、パック詰めや直接取引へと事業を広げ、現在の体制へと発展してきました。
そうした取り組みの中で、あるスーパーマーケット様と共同で開発したオリジナル商品は、1988年の販売開始以来、長年にわたり多くのお客様に親しまれています。
先日、別件で来社された業者の方から「我が家ではあの商品が定番で、“○○ある?”という会話が子どものころからあるんです」とお話しいただきました。
その言葉を聞いたとき、自分たちの仕事が日々の暮らしの中に根付いていることを実感し、大きな喜びを感じました。

これからも、お客様の生活に寄り添い、長く愛される商品をお届けできるよう、挑戦と改善を重ねていきたいと考えています。
仕事にかける社員の想い
私たちは「“たまご”で食を支える」という想いのもと、日々の仕事に向き合っています。
大切にしているのは、「当たり前の品質を当たり前に届け続けること」です。
たまごは毎日の食卓に並ぶ身近な食品だからこそ、わずかな変化にも気を配りながら、一つひとつの工程に責任を持って取り組んでいます。
生き物を相手にしているため難しさもありますが、その分、手間をかけた分だけ品質に表れる仕事でもあります。

自分たちが関わったたまごが安心して選ばれ、日々の食卓を支えていることに、大きなやりがいと誇りを感じています。
顧客満足度向上のための取り組み

坂本産業では、主にスーパーを通してたまごを販売していますが、坂本産業のたまごを食べる消費者に対しても、何か顧客満足度向上のための取り組みは行っていますか?
安定した品質を徹底

当社は、お客様に安心して選び続けていただける品質をお届けすることを何よりも大切にしています。
たまごは日々の食卓に欠かせない身近な食品だからこそ、「いつでも変わらない品質」であることが信頼につながると考えています。
私たちが商品をお届けしているのは主にスーパーマーケットや食品関連企業のお客様ですが、その先にいるご家庭の食卓を常に意識しながら仕事に取り組んでいます。
毎日安心して使えるたまごを求めているお客様や、品質の安定を重視されるお客様に対して、期待に応え続けていきたいと考えています。
品質管理と安定供給の両立

お客様にご満足いただくために、当社では品質管理と安定供給の両立に継続的に取り組んでいます。
鶏の健康管理から出荷に至るまでの各工程で細かなチェック体制を整え、品質の維持・向上に努めています。また、設備の更新や作業効率の改善にも積極的に取り組み、安定した供給体制の強化を進めています。
日々の業務を見直しながら、小さな改善を積み重ねていくことが、品質と信頼につながると考えています。
さらに、お客様からいただくご意見やご要望については真摯に受け止め、社内で共有し、改善に反映させています。
こうした取り組みを通じて、「安心して選び続けていただける存在」であり続けたいと考えています。
顧客から寄せられた評判口コミ

お客様からは、「品質が安定していて安心して使える」「継続的に供給してもらえるので助かる」といったお声を多くいただいています。
日々使用する食材であるからこそ、品質のばらつきが少ないことや供給の安定性について高く評価していただいていると感じています。
一方で、価格や供給体制に関するご意見をいただくこともあり、そうした声についても真摯に受け止めています。
すぐにすべてを変えることが難しい場合でも、一つひとつ見直しを重ねながら改善につなげていくことが大切だと考えています。
こうしたお客様の声に向き合い続けることが、信頼され続ける企業であるための基盤であると考えています。
これからも、お客様一人ひとりの暮らしに寄り添いながら、信頼され続ける商品をお届けしていきます。
坂本産業で働く社員の評判口コミ

坂本産業で働く社員は、日々の業務の中でどのような働きがいを感じているのでしょうか。

ここでは、現場で働く社員の評判をもとに、その実態を伺いました。
社員の働きがい

当社の社員は、自分たちの仕事が日々の食卓を支えているという実感に、働きがいを感じている人が多いと感じています。
たまごは毎日の生活に欠かせない食品であり、「安心して食べてもらえるものを届けている」という責任と誇りが、仕事のやりがいにつながっています。
また、生き物を相手にする仕事であるため、日々の変化に気を配りながら工夫を重ねていく点にも、この仕事ならではの面白さがあります。
手間をかけた分だけ品質に表れる実感が得られることも、大きな魅力の一つです。
さらに、現場ではチームで支え合いながら仕事を進めており、一人ではなく周囲と協力しながら成果を出していくことにもやりがいを感じている社員が多いと感じています。
会社に期待すること

当社の社員は、安定した環境の中で長く働きながら、自身の成長を実感できることを会社に期待していると感じています。
日々の業務を通じて知識や技術を身につけ、自分の成長が仕事の成果につながっていくことに、やりがいを見出している社員も多いと感じています。
そのため当社では、現場での経験を大切にしながら着実にスキルを身につけられる環境づくりに取り組んでいます。
また、働きやすさの向上に向けて、業務分担の見直しや職場環境の改善も継続的に行っています。
さらに、現場の声を大切にし、意見を取り入れながらより良い職場づくりを進めていくことで、社員一人ひとりが安心して働き続けられる会社でありたいと考えています。
生産現場の実際の働きやすさ

坂本産業では、社員が安心して働ける環境づくりや、現場の声を反映した取り組みが行われていることが分かりました。
生産現場(鶏の飼育に関わる業務)は山間部の施設が多く、暑さや寒さ、虫の発生は避けられませんが、坂本産業はそれをそのままにせず、可能な限り快適で清潔な職場環境を実現するために、設備や運用の改善を行っています。
鶏舎は年間を通じて25度に保たれ、定期的な内部監査で清掃や整理・整頓・衛生の3S活動を強化し、新型鶏舎に改築することで虫の発生も抑制されています。
飼育管理では業務が体力仕事と思われがちですが、実際の現場では機械化が進み、適切な人員配置によって体力的にきついという声は少なくなっています。
また、給与については、個人の成果や日々の業務への貢献度などを総合的に評価したうえで、年1回(4月)の昇給が実施されています。(2024年度は平均5%の昇給実績)
昇給時には社員一人ひとりに対して評価内容の説明が行われており、納得感を持ちながら働ける仕組みが整えられています。
ネット上の評判口コミに対する坂本産業の見解

ネット上に寄せられる口コミについて、坂本産業ではどのように受け止め、どのように改善へとつなげているのでしょうか。

ここでは、その考え方と具体的な取り組みについて、担当者様に伺いました。
口コミを企業の成長機会として受け止める姿勢

インターネット上の口コミについては、ポジティブ・ネガティブを問わず、すべて貴重なご意見として受け止めています。
実際の課題が反映されている場合もあれば、情報の行き違いによるものもありますが、いずれも自社の取り組みを見直すきっかけになると考えています。
特にネガティブなご意見については、改善のヒントとして前向きに捉え、内容に応じて社内で共有し、現場での取り組みに活かしています。そして、継続的に見直しを行いながら改善につなげていくことを大切にしています。
外部からの声に耳を傾け続けることが、お客様に信頼され続ける企業であるために不可欠であり、企業としての成長にもつながると考えています。
口コミをもとにした事実確認と改善への取り組み

口コミへの対応においては、まず事実関係を丁寧に確認し、その内容を社内で共有することを大切にしています。
そのうえで、改善が必要と判断した点については具体的な行動に落とし込み、現場レベルでの見直しを進めています。
また、誤解や情報の行き違いが生じている場合には、正しい情報を発信していくことも重要だと考えています。
こうした対応を通じて、お客様との認識のズレだけでなく、社内における認識のズレについても見直す機会と捉えています。
口コミには、現場で働く従業員と会社との間にある課題が表れている場合もあるため、そうした声にも目を向けながら、より良い職場環境づくりにつなげていきたいと考えています。
すべてを一度に変えることは難しいものの、小さな改善を積み重ねていくことで、より信頼される企業へと成長していきたいと考えています。
坂本産業の今後の展望

坂本産業では、新規事業への進出や新商品の開発など、今後どのような展開を予定しているのでしょうか。

ここでは、今後の展望について伺うとともに、求職者へのメッセージも紹介します。
既存事業を基盤としたOEM対応と柔軟な価値提供

現時点では、大きな新規事業や新商品の開発を積極的に進めている段階ではありませんが、お客様のニーズに応じたOEM対応などには柔軟にお応えできる体制を整えています。
既存の事業基盤を大切にしながら、お客様のご要望に合わせた形で新たな価値を提供していくことを重視しています。
当社の仕事は、日々の食卓を支えるという社会にとって欠かせない役割を担っています。
決して華やかな仕事ではありませんが、安定した需要の中で着実に価値を提供し続けられる点に大きな意義があります。
今後も品質と信頼を大切にしながら、時代の変化やお客様のニーズに柔軟に対応し、より良い商品と体制づくりに取り組んでまいります。
求職者へのメッセージ

当社は「“たまご”で食を支える」という想いのもと、日々の食卓に欠かせない商品を安定してお届けすることに取り組んでいます。
決して目立つ仕事ではありませんが、多くの人の暮らしを支えているという実感を持てる、やりがいのある仕事です。
生き物を相手にする難しさや責任はありますが、その分、日々の積み重ねが品質につながり、お客様からの信頼として返ってくる仕事でもあります。
現場ではチームで支え合いながら、より良い商品づくりと職場環境の向上に取り組んでいます。
これからも品質と信頼を大切にしながら、社会に必要とされ続ける企業でありたいと考えています。
もし少しでも当社の仕事に興味を持っていただけた方がいらっしゃいましたら、ぜひ私たちと一緒に、「食を支える仕事」に挑戦していただければ嬉しく思います。

坂本産業では、農業未経験の方でも専門スキルを身につけられる教育体制が整っています。
入社時研修(安全衛生教育や共通業務)と配属後のOJTを中心に、段階的にスキルアップできる環境が用意されています。
また、研修プログラムの拡充や教育制度の標準化にも取り組んでおり、社員が継続的に成長できる仕組みづくりを進めています。
こうした環境のもと、製造業にも通じる生産管理スキルや、食品安全に基づく品質管理スキル、現場改善や業務効率化に関する実務能力を身につけることができます。
さらに、「中型・大型免許」「フォークリフト免許」「玉掛け資格」「食品衛生責任者資格」などの取得については会社による支援制度が整備されています。
キャリア形成については、在籍年数に関わらず、日々の業務への取り組みや適性が評価され、係長・課長・部長といった形でステップアップしていく仕組みです。

このように、坂本産業には未経験の方でも安心して入社できる環境が用意されています。興味がある方は、ぜひ公式サイトをチェックしてみてください!
まとめ
以上が鶏卵事業を行う坂本産業について、評判口コミ、働きがい、給与、将来性などについて担当者様に取材した結果です。
坂本産業の鶏卵事業は鶏の飼育からたまごの生産、パッキングを行い、スーパーや食品関連会社に対する出荷までを自社で一貫して担っています。
そして「たまごで食を支える」「安全で美味しいたまごを届ける」といった理念で生産された高品質なたまごが、多くの消費者から支持されていることが分かりました。
働いている方も「自分たちが携わったたまごが日々の食卓を支えている」という実感があり、衛生的で安心できるたまごを提供しているという、仕事に対する自負、誇りをもって働いています。
だからこそ、社員は仕事に対して働きがいを感じており、さらに日々の仕事ぶりが正しく評価されて昇給が行われ、給与に反映されているという満足感も得られています。
農業には、「きつい職場、昔ながらの体制、低賃金」などとネガティブなイメージがあるかもしれませんが、坂本産業は環境の良い職場で、自分のスキルやキャリアを成長させつつ働けることが分かりました。
会社概要
| 社名 | 坂本産業株式会社 |
| 所在地 | 岡山県笠岡市走出670-1 |
| 創業 | 1945年12月 |
| 設立 | 1964年6月1日 |
| 資本金 | 7,000万円 |
| 代表者 | 坂本修三 |
| 社員数 | 280人(グループ合計) |
| 事業内容 | 鶏卵・飼料販売・採卵養鶏 |


















