南青山アドバイザリーグループ株式会社は、M&AやIPO支援、ストックオプション導入、税務会計支援などを通して企業の成長と発展を多角的にサポートする企業です。高度な知識と経験を活かした支援をしてくれると評判で、業界内でも注目を浴びています。
本稿では、南青山アドバイザリーグループの評判の事業内容やサービスについて調査しました。
特に話題のストックオプション管理SaaS「ストックオプションクラウド」や、仮想株式による疑似ストックオプション「エンゲージメントストック」については、独自取材を基に詳しく解説しています。
さらに、実際にサービスを利用している人の評判や口コミから、同社の信頼性や実績についても検証しているので、南青山アドバイザリーグループについて詳しく知りたい人は、ぜひ最後までご覧ください。
※当コンテンツはアフィリエイト等を目的として、試供品または取材費をいただいて記事を掲載しています。
この記事の目次
南青山アドバイザリーグループ株式会社とは

南青山アドバイザリーグループ株式会社は、2013年に設立された東京都港区拠点の会計・税務コンサルティングファームです。
企業の成長段階に応じて、会計顧問業務やIPO支援、M&A仲介、株式価値算定、ストックオプション制度の設計支援など、専門性の高いサービスをワンストップで提供しています。
さらに、企業向けの教育や情報発信に力を入れるなど、スタートアップや中小企業の成長を後押ししています。

南青山アドバイザリーグループ株式会社は企業の成長をサポートする、信頼できるアドバイザーと言えるでしょう。
3つの柱
南青山アドバイザリーグループは、信頼できるアドバイザーとして「専門性」「誠実性」「迅速性」の3つを柱にしています。これら3つを理念に掲げながら、クライアント企業へ価値提供を行っています。
具体的には「専門性」を高めるために社内で定期的な勉強会を開催しており、常に最新の知識を共有し、実践し続ける文化を築いているようです。
また「誠実性」においては、目に見えない会計・税務サービスだからこそ、信頼を最も重視し、顧客との長期的な関係構築を大切にしています。
そして「迅速性」では、問い合わせへの即時対応を徹底し、安心感と信頼につながる対応力を提供しています。
南青山アドバイザリーグループの特徴
南青山アドバイザリーグループは、幅広い知識と実務経験を持つ専門チームによる高品質なサービス提供が特徴です。
長期的な関係を築くために、顧客との信頼関係を何よりも重視しています。そのため、それぞれの状況やニーズに応じた柔軟かつ的確な支援を行っていると定評があります。
また、常に最新の市場動向や技術を取り入れながら、最適なアドバイスを行うための情報収集にも注力しています。多様な業界に関する知見と実績を活かし、クライアント企業に高い付加価値を提供する信頼性の高いパートナーとして、確固たる地位を確立していると言えるでしょう。
南青山アドバイザリーグループ株式会社の事業概要

南青山アドバイザリーグループ株式会社は、これまでの実績や築き上げてきた人脈を基に、強固なネットワークを有しています。
そのネットワークや高い専門性を活かして、どのような事業をおこなっているのでしょうか。それぞれ、具体的にみていきましょう。
M&Aサービス
M&Aを検討する企業に対し、戦略立案からクロージングまで一貫した支援を提供しています。企業価値の評価や買収先候補の選定、初期交渉の打診、交渉資料や契約条件の整理、財務調査支援、契約書類の作成支援、最終的なクロージング手続きに至るまで、M&Aの全プロセスを包括的にサポートしています。

南青山アドバイザリーグループのM&Aサービスは、譲渡企業または譲受企業のいずれか一方と個別に契約を結び、その企業側に立ってM&Aのサポートを行うスタイルを採用している点が特徴です。
株価算定サービス
南青山アドバイザリーグループでは、M&Aや各種組織再編、資金調達、ストックオプションの発行など、株価算定が求められる多様な場面に対応した専門性の高いサービスを提供しています。
企業活動の重要な意思決定を支えるため、豊富な実績と高度な知見をもとに、信頼性の高い企業価値評価を実施していると評判です。
財務・税務・コンプライアンスなど多角的な視点を踏まえて、客観的かつ公正な評価を行っており、多くの企業から高い信頼を得ています。なお、これまでに南青山アドバイザリーグループが手がけた財務税務デューデリジェンスおよび株価算定業務は、2021年1月時点で300件を超えています。
ストックオプション(SO)の各種サービス
南青山アドバイザリーグループでは、企業の人事戦略や経営基盤の強化を目的に、ストックオプション(SO)の制度設計から価値算定、発行手続きに至るまで、包括的なサービスを提供しています。
ストックオプションの活用方法は多岐に渡り、役員・従業員へのインセンティブ、優秀な人材の確保、退職金の代替などが挙げられます。また、南青山アドバイザリーグループが対応するストックオプションには以下のような種類があります。

それぞれに特徴やメリット・デメリットがあり、導入の目的や企業の状況に応じた最適な選択が重要です。
IPO支援サービス
南青山アドバイザリーグループは、IPO(新規上場)を目指す企業に対して、上場準備段階から上場後の安定運営まで、高水準の支援サービスを提供しています。
企業が上場に向けて必要な資本政策の策定、事業計画の作成、内部管理体制の整備、J-SOX対応、監査法人や主幹事証券会社の選定支援など、全プロセスをサポートします。
南青山アドバイザリーグループのIPO支援サービスは、経験豊富な専門家がIPOに関連する課題を的確に解決し、企業の上場を成功に導いてくれると評判です。
CFOの人材紹介サービス
南青山アドバイザリーグループは、IPO準備企業や上場後の成長企業に対して、経営の要となるCFO(最高財務責任者)候補の人材紹介サービスを提供しています。提携先との広範な人材ネットワークを活かし、企業の規模や課題に応じた最適な人材の紹介をしてくれるようです。
例えば、IPO準備中の企業では、資金調達や内部統制構築、上場審査、さらには上場後のIR活動を見据えたCFOの人材が求められています。特に、会計や財務、税務、法務、人事、情報システムなど、多方面にわたる専門知識と経験を持ち、株主や投資家とのコミュニケーション能力を兼ね備えた人材が必要です。
しかし、これらの要件を満たすCFO候補の人材を見つけることは簡単ではなく、IPO準備企業にとっての課題となっているのです。このような課題を抱えるIPO準備中の企業においても、顧客の要望に応じた人材を紹介し、企業の成長を支えています。
社外役員の人材紹介サービス
企業統治の強化や利益相反の防止、経営への客観的なアドバイスのために社外役員は必要な存在です。また、東京証券取引所や会社法の改正により、上場企業においては社外取締役の設置が義務化され、その需要が高まっています。
そこで、南青山アドバイザリーグループではCFOだけでなく社外役員の人材紹介サービスも提供しています。
事業会社での役員経験を有する公認会計士や弁護士など、専門知識と豊富な実務経験を持つ人材を厳選し、企業のガバナンス体制強化に寄与する適任者を紹介しているのです。
ストックオプション管理SaaS「ストックオプションクラウド」とは

「ストックオプションクラウド」は、会計事務所である南青山アドバイザリーグループが開発したクラウド型の管理ツールです。管理者用ツールから従業員用ツール、行使手続きの簡略化、法定調書の作成まで、様々な機能を備えています。
例えば、ストックオプションやエンゲージメントストックによる報酬を可視化でき、従業員は将来的な現金報酬の予定金額を気軽に確認することができます。
また、ポイント付与システムを利用し、従業員にポイントを還元することも可能です。これらのポイントは月間や年間ランキングなどでの表示も可能で、社員の貢献度の透明性が増す効果も期待できます。
また、管理業務のコスト削減や優秀人材の確保、離職防止にも効果的です。
ストックオプションクラウドのメリット

ストックオプションクラウドのメリットは、社員のモチベーション向上に活用できることです。
というのも、ストックオプションは、企業の成功に貢献する優秀な社員に対して付与されるインセンティブ制度です。
しかし、従来のストックオプション制度には、契約書上の付与だけでは長期的なモチベーション維持に直結しないという課題や、透明性の欠如が問題となっていました。
このような課題を解決するのが「ストックオプションクラウド」です。
ストックオプションクラウドは、社員が自分に付与されたストックオプションの状況をPCやスマートフォンで簡単に確認できます。この可視化により、社員は自身の働きがどれだけ企業の成長に結びついているかを実感し、モチベーションを維持しやすくなるのです。
また、企業側にとっても、社員の生産性向上や退職防止の効果を期待できるため、経営の安定にも寄与します。

このように、ストックオプションクラウドは、社員のモチベーション維持と企業の成長を支援する強力なツールとなっているのです。
導入支援サービスのプラン内容・費用
ストックオプションクラウドを導入するためには、導入費用と月額料金がかかってきます。
導入費用は、基本料金50,000円~+ID数×1,000となっており、登録するID数に応じて金額が変動します。
また月額費用は、上場や非上場、ID数によって変動します。例えば、21〜50IDであれば、1つのIDに対して800円となっています。100〜200IDまでは、1つのIDの料金が400円です。
さらに月額料金は、上記のクラウド代金だけでなく、月額サポート費用10,000円がかかります。

企業によって最適なプランを提案してくれるため、見積りを依頼することから始めましょう。
仮想株式による疑似ストックオプション「エンゲージメントストック」とは

エンゲージメントストックは、退職防止を図るための新たな報酬制度です。
具体的には、仮想株式(ポイント)を従業員に付与し、営業利益などの業績に基づいた仮想株価を活用する業績連動型の報酬制度です。
この仕組みでは、ファントムストックを用いて従業員に現金で報酬を支給します。これにより、従業員の採用、モチベーション向上、退職防止といった中長期的な利益還元制度を効果的に設計できます。
この制度の特徴は、中小企業や医療法人など、上場していない企業でも導入しやすい点です。

近年では、エンゲージメントストックが退職金や賞与の見直しにも活用されるケースが増加傾向にあります。
エンゲージメントストックのメリット

エンゲージメントストックを導入する最大のメリットは、経営者にとって大きな課題である従業員の離職防止と採用コストの削減に直結する点です。
一方、従業員にとっては、報酬制度の透明性が高まることで納得感が得られ、モチベーションの向上やインセンティブの強化につながります。
また、AIを活用することによって、定量評価では捉えきれない多様な指標の設計が可能となり、企業ごとの最適な報酬体系を実現します。

経営者と従業員の双方にとってメリットのある仕組みを構築できる点が、エンゲージメントストックの大きな魅力です。
エンゲージメントストック導入の流れ
ストックオプション導入時は、法務局への登記や証券会社への手続きなど多くの手続きが必要になりますが、エンゲージメントストックはそのような手続きは不要です。そのため、エンゲージメントストックの導入は、ストックオプションと比べると比較的簡単だと言えます。
導入の流れとしては、まずは契約後にいくつかの項目を決めていく必要があります。年数や条件、支給方法など、どんなエンゲージメントストックにするのかなどを決めた後、付与者や機関を決定し、その後法人と付与者の契約をおこないます。
導入後はストックオプションクラウドと併用することで、社員の今の状況を見える化でき、管理していくという流れです。
導入事例と導入後の成果

さまざまな企業に導入されているエンゲージメントストックですが、ここでは「TMCソリューションズ」の事例を紹介します。
導入のきっかけは、社員に何かを残してあげたいという想いからだったそうです。資産を残す方法として株式の分配を検討し、当初はIPOを目指していましたが、NASDAQへの上場を視野に入れると、社員にとっては現実味が薄れるのではと感じたようです。
そこで、短期間で社員が実感を持ってくれる「エンゲージメントストック」の導入を決めました。内容は業績連動型にして、さらに役職への就任を目指してほしいと「役職連動型」の仕組みも加えました。
その結果、社員の業績に関する意識が向上し、役職に就きたいという声も多くなったようです。結果として、約30名の社員がジェネラルマネージャーに昇格し、離職率も低下しました。
南青山アドバイザリーグループ株式会社の顧客の口コミ評判

南青山アドバイザリーグループは、企業の成長と発展を多角的にサポートしている企業ですが、実際にサービスを利用している顧客はどのように感じているのでしょうか。
そこで、同社の信頼性を探るため、リアルな口コミや評判を紹介していきます。サービスの利用や導入を悩んでいる人は、ぜひ参考にしてみてください。
安心して任せられる
担当の方の誠実な人柄や、いつも迅速にご対応いただける姿勢に、とても安心しています。信頼できるパートナーとして、安心してお仕事を進められています。
担当者に安心して任せられる点を評価する口コミです。南青山アドバイザリーグループが展開する事業は、信頼と安心を基盤としています。その意味でも、担当者が誠実かつ迅速に対応してくれることは、信頼や安心につながる大きな要素と言えるでしょう。
今後の事業展開に役立つアドバイスをもらえる
長年のお付き合いの中で、弊社の事業をしっかりと理解してくださっていることが、大きな強みだと感じています。その深い理解に基づいたアドバイスは、今後の事業展開にもきっと役立つと確信しています。
事業の成長をサポートする南青山アドバイザリーグループだからこそ、クライアント企業の事業内容をしっかり把握することは必要不可欠です。また、高度な専門知識や豊富な経験があるからこそ、事業をしっかりと理解したうえで的確なアドバイスができるのでしょう。
迅速な対応のおかげでスムーズに業務進行ができる
どのような質問にも素早く的確にご対応いただけるため、安心して業務を進めることができています。迅速な対応によって業務が滞ることなくスムーズに進行し、大変助かっています。
南青山アドバイザリーグループの3つの柱でもある「迅速性」が評価されている口コミです。どれだけ的確なアドバイスをもらえたとしても、その対応に時間がかかりすぎていると安心や信頼につながりません。
その点、迅速性を大切にしている南青山アドバイザリーグループは、顧客からも満足度が高いことがわかります。
南青山アドバイザリーグループ株式会社の顧客の口コミ評判まとめ
南青山アドバイザリーグループに寄せられた口コミからは、安心感や信頼性の高さがうかがえ、顧客の満足度が高いことがわかりました。「専門性」「誠実性」「迅速性」の3つを大切にしているからこそ、役立つアドバイスや迅速な対応が可能だと考えられます。
南青山アドバイザリーグループが展開する事業は、企業の成長を大いに支えるものばかりです。そのため、信頼や満足している口コミが多いのは安心できる要素として捉えることができるでしょう。
南青山アドバイザリーグループ株式会社の今後

南青山アドバイザリーグループでは、今後の事業展開においてAI技術の活用を積極的に進めていく方針です。
エンゲージメントストックにおける評価メニューの自動生成や、AIによる株価算定サービスの実施など、専門的かつ複雑な業務へのAI導入を通じて、より効率的かつ精度の高いサービスの提供を目指しています。
さらに今後は、DCF法だけでなく、OPM法による種類株式の評価、二項モデルやモンテカルロ・シミュレーションといった高度な手法によるストックオプションの評価についても、AIによる対応を視野に入れているようです。
これにより、専門性の高い業務においてもスピードと透明性の両立が可能となり、クライアント企業に対してさらなる付加価値を提供できる体制づくりが期待できます。
まとめ
以上が、南青山アドバイザリーグループ株式会社の評判の背景にある、事業内容や提供サービスについて調査した結果です。
南青山アドバイザリーグループは、M&AやIPO支援、ストックオプション制度の設計・運用などを通じて、企業の成長を多角的に支援する企業です。
特にストックオプション管理Saasの「ストックオプションクラウド」や、仮想株式による「エンゲージメントストック」などの革新的な報酬制度は、企業からの評価も高く、注目されていることが分かりました。
確かな実績と高い専門性を有し、日本経済の活性化を支える存在でもある南青山アドバイザリーグループ。その今後の動向からは、目が離せません。
会社概要
会社名 | 南青山アドバイザリーグループ株式会社 |
所在地 | 〒107-6030 東京都港区赤坂1-12-32 アーク森ビル30F |
COO(最高執行責任者) | 廣島 竜太郎 |
電話番号 | TEL 03-6459-1672(代表) FAX 03-6459-1673 |
シンガポー法人 | Minami Aoyama Advisory Singapore Pte Ltd |