
転職エージェントとは何をしてくれるのか。どのような会社があり、評判や比較ランキングで判断することがNGである理由に言及、3タイプ・計14の転職エージェントを紹介。評判の良し悪しについては、現役キャリアコンサルタントへの取材に基づき、利用する前の注意点~メリット&デメリット、転職エージェントと転職サイトの明確な違いについて知った上で賢く操る側に廻れるようになる内容を紹介。
転職エージェントに相談するときのスタンス、自己認識に関する注意喚起に至るまで、評判や比較ランキングではなくご自身の希望や状況に合わせた正しい選び方を網羅しました。(監修:経験10年のキャリアアドバイザー)
転職エージェントの選び方に悩んでいる全ての求職者の方が、転職活動で果たしたい目的を達成するためには、誰に相談するかという判断基準は重要度の高いことであり不可欠な要素です。そもそも転職エージェント(人材紹介サービス)というのは、求人を出している採用側企業から、入社予定者に内定通知書で提示した年俸の30~35%を受け取るというビジネスモデル(リクルート社の料率が基準)なので、皆さんは転職エージェントに対し、利用料金を支払う必要はありません。(無料)
近年、人材業界での業務経験や人事未経験者ライターによる、一夜漬けの偏った情報が個人のブログ、Q&Aサイト、評判サイトなどで出回っています。得られる知識は有効なものも多いですがデマには十分注意しましょう。
興味のある内容から読む!
- 転職エージェントとは?
- 転職エージェントを現役コンサルタントが3つに分類(計14社)
- 転職エージェントが無料で代行する業務
- 転職エージェント「10個完全無料サポート内容」
- 転職エージェントの評判って?
- 比較ランキングってどうやって出来てるの?
- 登録&利用する転職エージェントを絞る
- 評判の良い転職エージェントは?
- 評判が悪い転職エージェントは?
- 電話とメールだけなら無理に使わないこと!
- 転職支援サービスの注意点
- 一長一短ある!メリット・デメリットを知る
- 転職サイトとは何が違うのか
- 転職エージェントはあなたの交渉代理人
- 分野別に特化した求人が強みの転職エージェント
- ハイクラス求人に強い転職エージェントおすすめ
- 転職エージェントの正しい選び方
- よくある質問 転職エージェント関連[Q&A]
- まとめ
転職エージェントとは?
転職エージェントには、大手・中堅中小から個人事業主に至るまで、全国で18,000程の人材紹介事業者が存在するといわれています。その中でも、利用者の約半数以上が、上位20社程度の大手人材紹介会社が運営する転職エージェントに登録。転職に際して抱える課題感や疑問・悩み・希望の相談、書類添削、面接対策、求人紹介、年収や勤務体系など待遇面に関する企業との仲介代理サービスを無料で受けることが出来ます。
転職エージェントを現役コンサルタントが3つに分類(計14社)
最高の売り手市場の中でも、本当に入社したい会社への転職を支援する企業の母集団と、太いパイプがある転職エージェントがあなたを成功に導くパートナーです。業界や職種を問わない『総合型』、あなたの専門性を活かしたスキル重視の企業を紹介する『専門特化型』、年収700万円以上・主に現職で役職者の方は『ハイクラス』というように3分類したので、自分を活かしてくれそうな転職エージェントか各社名のリンク先(公式HP)をご確認ください。
総合型
業界&職種不問
- リクルートエージェント
- パソナキャリア
- type転職エージェント
- マイナビエージェント
- パーソルキャリア
分野特化型
専門領域に勝機あり
- 外資転職.com
- 管理部門MS-Japan
- レバテックフリーランス
- 英語転職.com
- 体育会系
ハイクラス
エグゼクティブ向け
- JACリクルートメント
- リクルートダイレクトスカウト
- リクルート エージェント
- ビズリーチ
転職エージェントが無料で代行する業務
転職エージェントはあなたに何をしてくれるのか。転職サイトだって求人は探せるし、履歴書や職務経歴書といった選考用書類の書き方も情報が豊富にあるし、どうして転職エージェントに依頼して希望通りの再就職に成功している人(=転職だけなら自分でもできるレベルの優秀な人材)が、わざわざサポートをしてもらうのでしょうか。
理由は簡単、CDAなど有資格キャリアコンサルタント(国家資格保有者)を中心としたプロが経験豊富だからこそ持っている視点で、相談に乗り、希望の求人を紹介、書類を添削、面接対策の機会を設けてくれてノウハウ提供、そして内定獲得後には、給与額の交渉~勤めている会社を円満に退社するアドバイスまでを、完全無料でフルサポートしてくれるのですから使わない選択自体がないからです。
転職エージェント「10個完全無料サポート内容」
人と企業の両者が転職エージェントを利用するのには必ず理由があります。「(あなた)いい求人を紹介してくれて、希望の条件を満たしてくれると期待を持っている」からこそ探している。「(人事)なかなか欲しい人材が見つからないから、いい人を紹介して欲しい」と思うからこそ契約する。10個のサービスが完全無料で受けられて、希望の条件を満たすための役割を代行してくれるんです。これだけのサービスが無料なら人材紹介会社が、あなたの年収の3割を報酬として受け取る理由が分かってもらえるのではないでしょうか。
[1/10] 無料キャリアカウンセリング(転職/就職相談)
今、あなたが何に悩み、問題意識を持っているのか。今後、どんな業界と職種に就き、年収・待遇を実現するために転職活動を決意したのかについて、プロのキャリアコンサルタントが無料で相談に乗ってくれます。自分に向いてる仕事が分からないとき、転職エージェントは、過去に面談した人のデータや経験から客観的な自己分析(=他己紹介)を考えて企業に売り込める状態になるまで、あなたに納得のいくまで将来像と転職戦略を練ってくれます。
[2/10] 公開・非公開求人の紹介
転職サイトに掲載されている公開求人情報はもちろんのこと、応募した転職エージェントに信頼を寄せる企業から、直接の依頼を受けた非公開求人まで、あなたの経歴・指向・希望を総合的かつ現実的に判断し、実現可能な未来を広げた求人紹介をしてくれます。
[3/10] 履歴書と職務経歴書の添削
履歴書と職務経歴書の概要部分はスラスラ書けたとしても、企業の採用担当者や管理職が見たときに、興味・関心・魅力を明確にして面接につなげる選考書類作成は、実際の採用を経験している人事職経験者でも難しいレベル。
しかし、転職エージェントなら、一社一社に深く入り込んで100%取材しているため、転職先として選ぶとき、あなたのメリットとなる条件とデメリットになる要素が何なのかの情報を持っています。そのうえで、履歴書と職務経歴書について、キャリア相談であなたが語った内容をベースに添削を行ってくれます。
書類選考を通過する上で大切な、『第一印象=ビジュアル』を好転させる証明写真についてもアドバイスをもらえるので、証明写真機を使っているのに納得がいかない見栄えを変えられないといった悩みも、臆することなく相談してみてください。
[4/10] 推薦文の作成と提出
転職エージェントを使っての転職活動が初めての方なら『推薦文』は履歴書の自己PR欄にビッシリと自分の強みとしての経験やスキル、どのようにして、採用企業側に貢献することが出来るのかを書くというのが通例ですね。
一方、既に転職エージェントを利用した経験者でも、推薦文が作成されていることを知らない求職者の方がほとんど。キャリアカウンセリングを担当した、コンサルタントが、あなたの知らないところで他己紹介として魅力ある推薦状を出しているだけなので知らないのも無理はありません!
その中身はというと、あなたの経歴は勿論のこと、求人紹介た案件の中から、あなたが選んだ企業において「どんな人を求めているか」ということに深い理解があるキャリアコンサルタントが、A4用紙にビッシリと推薦理由を執筆した推薦文を、履歴書・職務経歴書に同封して企業の人事に送ってくれます。転職サイトとはここが最も異なるサービスで価値が高いサポートとなります。(自推と他推でいうと後者)
[5/10] 身だしなみのアドバイス
人材紹介会社で転職エージェントとして活躍している、プロのキャリアコンサルタントは、社内の研修で、身だしなみのアドバイス方法について指導を受けています。ファッションスタイリングに関するプロフェッショナルを招いての本格的な研修の中では、キャリアコンサルタント自身の身だしなみについてを指摘されるほど、厳しい研修を受けていることがあります。髪型、化粧、ネクタイ、スーツ、靴やバッグに至るまでアドバイスされたことは素直に改善することが、面接時の好印象獲得への近道です。
[6/10] 面接対策
面接対策では、入室時のマナー、言葉遣い、企業が喜ぶ内容から、NGワードまでを選考を受ける企業単位で教えてくれます。基本姿勢から指導を受け、緊張した場合に対処法、余裕がある場合の気の利いた一言、押さえておくべきポイントに至るまで詳細にアドバイスしてくれるので、在職中で忙しい場合でも日程を調整して指導を仰ぐよう心掛けましょう。
[7/10] 面接のセッティング
ご自身のスケジュールと、人事担当者、管理職との面接日時を双方の都合のよいタイミングをヒアリングし、両者に打診してくれるのが在職中だと本当にありがたいサービスになることでしょう。
[8/10] 企業へのプッシュ
企業への一押しは、転職エージェントに依頼しているからこそなせる業です。書類選考は勿論、一次面接でのパフォーマンスが思わしくない場合でも、キャリアコンサルタントがあなた自身のことを深く理解し、プッシュするポイントが分かっていれば、都度、プッシュが必要な場面で、事実+アルファの訴求や交渉が可能になるり、危なかった場合でもピンチを逃れられるケースは少なくありません。
[9/10] 給与交渉(年収交渉)の代行
海外では当たり前の給与交渉。日本人は控えめな人種です。働いている企業で、信頼関係が厚い経営者に対してでも、お金の交渉をするということは良くないことと感じてしまいがち。交渉が決裂する危険性も。ところが、転職エージェントが依頼主である求職者の年収を交渉することは当然!企業側も承知済みです。
[10/10] 入社までのアドバイス
内定を獲得しても、勤めている会社を退職するには、社内での引き継ぎ業務・引継ぎ者・期間など、雇用主側にも準備が必要となりますので担当のキャリアコンサルタントと職場の信頼できる上司、あなたよりも先に退職した方などにヒアリングを行いましょう。そのうえで、ご自身が実現可能な入社時期について、相談に乗ってもらい、内定を出してくれた企業が要望する時期とバランスをとれるようにしてみましょう。
転職エージェントの評判って?
評判がいい転職エージェントを選ぼうとするとき、GoogleやYahoo!JAPANの検索で「転職エージェント 評判」という曖昧な検索をする人は、気になった人の7~8割にものぼります。ご自身の将来を見据えた場合、キャリア形成をする場として適する業界はどこなのか、職種は何が良いのか、その分野が得意な転職エージェントはどこの会社なのかという順番で考え、「社名(サービス名)×評判」で探さないことには、どこの誰がどんな目的で活用して判断した評判なのかもわからない情報で失敗します。
また、最も注意すべきなのは、ブログメディアや転職情報サイトで公開されている評判でさえも、裏では広告が絡んでいて、まったく知識や調査なしの状態で執筆されている事実を認識してほしいです。
重要なことは、やはり、自分の将来像の実現に近しい得意分野をもつ転職エージェントを選出、それから個別に評判を調べ、一度は電話でのやりとりをして確かめることです。
比較ランキングってどうやって出来てるの?
比較ランキングは、広告主が媒体側(メディア、ブロガー、アフィリエイターなど)に支払う報酬額、そして何よりも成果の発生数が多く、報酬に直結する案件が上位にランキングするようになっています。つまり、宣伝上手であればあるほど、認知度は高く、転職エージェント比較ランキングを利用する場合、知っている会社に会員登録する人が圧倒的多数なので、必然的に、選ばれているようですが「あなたにとって、最良のパートナーであるか」という重要な部分は、まったく別の判断要素が必要になります。
登録&利用する転職エージェントを絞る
絞り方1 単純に大手志望なら大手転職エージェントが有利!
転職エージェントを正しく選ぶためには、ご自身の学歴や経歴はもちろんのこと、市場価値が高いのか、一般的なのか、低いのかを意地を張ったり背伸びをしないで、冷静に見つめる必要があります。現況により、選ぶべき転職エージェントはことなりますが、希望する企業の規模が大きい上場企業などの場合や、有名企業への応募を優位に進めるためには大手エージェントを活用するのが良いということがいえるでしょう。
絞り方2 中堅・中小志望で明確な狙いがある場合も大手転職エージェントが有利!
前職~現職において経験した業界や職種、経歴の中で得た知識(ノウハウ)や技術(スキル)があり、今回の転職活動の目的やターゲット(目標)が明確という場合、大手転職エージェントが運営している転職サイトを閲覧してみてください。希望する企業が、求人を出している場合や、理想に近しい求人企業が採用活動をしている場合、転職サイト運営元の人材紹介会社がサービス提供している転職エージェントでも紹介を行っている場合があります。
絞り方3 中堅・中小志望で明確な狙いが無い場合は転職サイトに登録!
業界や職種の希望が明確でも、ご自身に秘められた可能性を探りながら、今よりも良い条件で働きたいと思いませんか。ただ、経験やスキルに自信がない場合、学歴面で他人に叶わないと感じる場合など、特に中堅・中小企業をメインターゲットに転職活動を行う場合は、中堅・中小の転職エージェントがおススメです。
ただし、中堅・中小の転職エージェントは広告予算が小さいので、皆さんが認知していない企業であることが多いので、探しに行くのは一苦労です。そこで、転職サイトに登録をすると、あなたを求めている企業の求人を保有する転職エージェントが、スカウトという形で皆さんにアプローチしてきます。
正に、需要と供給が成り立っているのが、転職サイトの良いところといえるでしょう。オファーの内容を見定めてご自身と相性がよさそうな転職エージェントからのオファーが来た場合は、積極的にエントリーしてみましょう。(その際、面談日の調整などで、あなたのビジネススキルが試さることはいうまでもありませんね。)
登録必須の転職サイト評判の良い転職エージェントは?
現職キャリアアドバイザーが、求職者から聞いた「この会社の対応は良かった」「自分の価値を見出そうとしてくれた」という評判が目立つ転職エージェントだけに絞ってご案内します。
- リクルートエージェント
- マイナビAgent+
- @Typeエージェント
- エン・エージェント
ただし! あなたのスペックが合わないと無内定!
人事担当や人材紹介会社で働いた経験、既に複数回の転職経験があり、転職エージェントを活用した方はご存知かと思いますが、転職エージェントにとって最も重要なことは『あなたが内定者になる可能性が高いか低いか』ということです。どんなに、従業員規模が大きくて、日本各地の求人案件を保有する会社でも、お金にならない支援を積極的に行っている会社は皆無です。
評判が悪い転職エージェントは?
答え あなたのサイズとニーズで決まる!
筆者を含む皆さん(利用者側)が、ネット検索をしたり、掲示板や評判サイトを確認するときに欲しい情報。それは「ネガティブ要素」を多分に含んだ口コミや記事ではないでしょうか。そして、「社名orサービス名称 × 評判」といった検索では、大抵の場合、ネガティブな情報が出てくるでしょう。
しかし、ネガティブ情報が少ない会社がいい会社であり、ポジティブな評価や口コミが多い会社は更に良い評価になったりしていないでしょうか。実は、ここに重大な落とし穴があります。それは、ネガティブ/ポジティブの比較で最も危険なこととして、書き込みを行った人が必ずしもあなたと同じ経歴や性格ではないということがあります。
第三者からの評判が悪い転職エージェントでも、あなたが実際に転職相談をした結果、良い転職エージェントであるというケースは往々にして存在します。十人十色の経歴・性格と、万単位で業務を行うエージェントがいるという事実からも、商品を購入するのとは訳が違うということは分かるはずです。ですので、本記事で、バッドエージェントを紹介するということはあり得ません。
※.ただし「金づる」にされている感覚を覚える場合には利用をやめておきましょう。
電話とメールだけなら無理に使わないこと!
電話&メール だけで対応されたらNGのサイン 注力外の求職者かも。
もはや当たり前のことですが、大手の転職エージェントは、登録者が月に数千件もあるので人手が追い付かない状況に陥っています!そのため、あなたが利用登録を行った後、全てが電話で済ませられてしまい、一度も顔を合わせて相談に乗ってくれることもなく、書類選考~面接日の決定に至るまで電話で完結します。こんな状況であなたの条件を本気で推すでしょうか?考えるまでもありません。適正な判断ができるかはあなたのビジネスセンスが問われます。
転職支援サービスの注意点
『転職エージェント=無料』とはいえども、相手(=人材紹介会社)は会社組織であり、その経営は利益あって成り立つものです。そのため、あなた自身が「内定を獲得できそうな求職者」であるかどうかを判断されるのは当然と考えてください。その判断は、初回のお申込み(=登録)の際に提示するご自身の履歴書と職務経歴書、電話での対応力、初回面談の日時設定時のスケジュール調整力(=職場での信頼や立場の獲得状況)といった段階から見極められていますので無防備なままの登録は注意が必要。
以下、転職エージェントの接点の段階別に注意点を挙げますので、隈なくご確認されることを推奨します。
初回の電話で見極められている!
あなたは、求人案件で定義されている人物スペックを満たしていて、書類選考を通過しそうか、一次面接や最終面接でパフォーマンスを発揮できるほどの対応力があるかなど、実は転職エージェントとの電話やメールのやり取りで、あなたの性質や特性、品格やビジネスセンスなどが見極めの対象となっています。
一長一短ある!メリット・デメリットを知る
転職をする際、エージェントを活用するメリットとデメリットは、利用者である「あなた」がどんな人物で何を実現したいかによって全く異なります。ここでは、多くの人に当てはまる事柄について、筆者の経験と実例に基づいて情報提供(簡単!一覧で掲載中)することにします。
転職エージェントのメリット
転職エージェントを頼ると以下のようなメリットがあることが考えられます。
- 専任担当者が割り当ててもらえる。
- 次に活かせるポータブルスキルが見つかる。
- 倍率が低い非公開求人に応募可能。
- 企業の内情を教えてもらえる。
- レジュメ類の添削が無料。
- 面接対策を無料で受けられる。
- 客観的かつプロ目線で指摘してくれる。
- 役職・給与・待遇など交渉代行がある。
- 面接脱落後に敗者復活のチャンスも。
- 転職難民になる可能性が低くなる。
転職エージェントのデメリット
転職エージェントを頼ろうとする場合でも、以下のようなデメリットがあるということを事前に理解してから使うようにしましょう。
- 面談担当者のスキルが低い場合がある。
- 学歴・経歴だけで判断される可能性がある。
- 電話やメールで済ませられる可能性がある。
- エージェントとの面談や連絡で時間が必要。
- エージェントと企業の関係が薄い場合もある。
- 現年収が低いと支援対象にならない場合もある。
- 複数社利用で企業がバッティングする可能性あり。
- 自分のペースだけでは進められなくなる。
- 決断力が低い人はサポート打ち切りもある。
- 場合により年収ダウンも十分にあり得る。
転職サイトとは何が違うのか
転職サイトとは、社会人として就業経験がある方を対象とした、求人サイトのことを指し、その代表格として「リクナビNEXT」「マイナビ転職」「エン転職(ミドルの転職)」「Careertrek(キャリアトレック)」「BIZREACH(ビズリーチ)」などがあります。転職サイトの多くが、会員登録をしてレジュメを公開すると、企業の人事担当者や転職エージェントから、鬼のようにスカウトメールが届くようになります。
転職サイトが、求人をメインとしてシステマティックに、仕組みの中であなたが勝手に転職活動を進めるというスタイルのサービスを提供しているのに対し、転職エージェントは、あなたとの面談~適職である求人企業とのマッチングから、取次、給与交渉まで深く面倒を見てくれます。
両者が最も異なることは、人間の太いパイプがあり、求人サイトにはできない「間に入っての交渉」を行ってくれるということであるということと、その価値が計り知れないということは既知の事実となっています。
転職エージェントはあなたの交渉代理人
転職エージェントとは、あなたの転職で臨んでいることを実現するため、あなたの代理人として企業と交渉する人を指す名称です。あなたの培ってきた経験や知識、身に着けたスキルを活かすことのできる新しい職場、基、あなたが活き活きと働き、希望の叶う職場を斡旋する役割を担う『交渉代理人』です。
しかし、勘違いしてはいけません、あなたはお客様ではありません。転職エージェントに依頼する以上、当然、転職エージェントは企業から報酬を得ますが、あなた自身が自己開示をすることはもちろん、120%相手を信頼し、任じるということが転職エージェントに任せるということを忘れてはなりません。
そのため、転職エージェントのキャリアコンサルタントや、企業担当者に対して、「私の就職が決まればお金貰えるんだから早い者勝ちですよ」という意識は、十分に注意する必要があります。見え透いた嘘や、おごり高ぶりは相手に必ず伝わっています。人は、自分自身に素直になれていて、他人に対して誠実な人間にこそ本気で助けようと感じてくれるものです。
転職エージェントは人間であり機械ではありません。貴方の価値を最大化してくれる転職、いや、人生設計のパートナーです。だからこそ、真摯に誠実になることはもちろんのこと、自分自身の現状を直視し、机上の空論ではなく今回の転職活動では何が具現化できるのか、本心でわかっていることを隠すことのなきよう取り組みましょう。
幅広い業界職種・年齢層に対応する転職エージェント
リクルートエージェント(リクルート運営)(66.33点)第二新卒~30代
リクルートでは、後述する「サポート領域」に専門のエージェント部隊を設置することで、幅広い転職者層に対し、個々の専門領域を活かしながら転職活動ができるように万全の体制を整えている。国内最大手のリクルートグループの強みを活かし、国内外の企業との太いパイプを活用した紹介を受けることができる。
サポート領域
IT・Webエンジニア/MR・メディカル/Uターン、Iターン/次世代リーダー・マネージャー/外資系・グローバル/第二新卒
パソナキャリア(PASONA運営)(66.95点)20~40代 幅広く対応が可能
パソナキャリアは、20~40代まで幅広い層に支持される転職エージェントで、オリコンの転職エージェント・ランキングでも総合4位を獲得している。応募の際に、困りがちな志望動機や自己PRが入力不要。つまり、キャリアコンサルタントが、丁寧に時間をかけてアドバイスしてくれるということが、サイト上に明記されているので、初めて転職エージェントを利用する方でも安心して使うことができる。
type転職エージェント(キャリアデザインセンター)(推奨)25~40代 年収アップしたい方
type転職エージェントは、主に年収とやりがいのアップを目指している、リーダークラスの転職を得意とする転職エージェント。その証に、公式サイトには「type転職エージェント利用者の71%が年収アップ」しているという表記が、大々的に掲げられています。大手転職エージェントの中で最も収入面の訴求を行っているだけあり、実際に使った人からの評判は良い!
サポート領域
IT・Webエンジニア/MR・メディカル/Uターン、Iターン/次世代リーダー・マネージャー/外資系・グローバル/第二新卒
マイナビエージェント(マイナビ運営)(65.95点)
株式会社マイナビの人材紹介サービス「マイナビエージェント」です。人材紹介サービスを利用しての転職は、求人を閲覧できるだけの転職サイトと異なり、業界職種に精通したキャリアアドバイザーからの転職活動アドバイスや転職ノウハウなどの情報提供を受けられるサービスです。転職フェアなどを運営する企業でもあり、雇用機会を創出することに貢献し続けている、人材紹介トップクラスの紹介会社です。
マイナビエージェントの3つのメリット
- 関東エリアの求人を網羅!東京・神奈川・埼玉・千葉における優良企業の求人が豊富
- 20〜30代に転職サポートに強い!人事&採用担当との太いパイプ
- 応募書類の準備から面接対策まで、親身な転職サポート
▼こんなが対象です
首都圏・関西圏の20代〜30代のビジネスパーソン
パーソルキャリア転職エージェント(67.11点)
パーソルキャリア「2つの特徴」
① 80%以上が非公開求人からの紹介
パーソルキャリアが取り扱う、求人のうち実に80%が非公開求人。非公開求人は、企業が信頼をおく、一部の転職エージェントに委ねられる採用枠であり、80%が非公開求人であるということは、実際に企業が欲しがる転職者(=求職者)を誘導し、内定に結び付ける力が大きいということの表れです。そのため、あなたが、求人転職サイトで探しても見つからない、「こんなポストに、こんな人が欲しい」という、企業のホットで倍率の低い求人を保有しているということの裏返しであるため、登録することで得られるメリットは計り知れません。
② 転職による「転職サポート」を提供
パーソルキャリアは、国内でも古株の部類に入る人材紹介会社ですので、上場企業~中堅中小企業に至るまで、企業の採用支援では欠かすことのできない存在。そのため、経験豊富なキャリアアドバイザーが多数在籍、求人へのエントリーから内定までをフルサポートしています。必ずしもキャリアカウンセリングをする訳ではないが、不明点などがあれば、プロフェッショナルに相談が可能となっており、在職中でも、効率的に効果性が高いコンサルティングを無償で受けることができる。
オリコンランキング詳細
評価項目 | 順位 | 得点 |
---|---|---|
1)利用のしやすさ | 70.50点 | |
2)担当者の対応 | 68.76点 | |
3)紹介案件 | オリコン3位 | 65.83点 |
4)紹介案件の質 | 65.13点 | |
5)交渉力 | 64.71点 |
※.上記、オリコン転職エージェントランキングの数値であるため信憑性は高い。
分野別に特化した求人が強みの転職エージェント
外資転職.com(JACリクルートメント運営)(推奨)
日本人の外資系への転職なら日本最大級の外資系専門転職サービス。外資系転職支援実績25年、イギリスをはじめ海外8カ国に拠点のあるJACリクルートメントが運営しています。外資系転職を知り尽くしたコンサルタントがあなたの外資系転職を徹底サポート。数ある人材紹介会社の中で、業界内のコンサルタントが認める、外資系人材支援の会社からサポートを受けることは、他で無駄な時間を使わないための最短ルートとなります。
MS-Japan管理部門特化型の転職エージェントとしてNo.1
【業界トップクラスの顧客満足度】
MS-Japanは、管理部門特化型エージェントNo.1として多くの評価を得ています。
経理・財務・人事・法務などの管理部門、公認会計士・税理士などの会計業界、企業法務・弁護士・弁理士などの法律領域に高い専門性をもつキャリアアドバイザーがしっかりサポートします。
セールスポイント
大手監査法人・会計事務所、ベンチャーキャピタルとのネットワークをもち、関東・東海・関西の主要都市を中心に、大手上場企業、外資企業、優良ベンチャー企業、または会計事務所、監査法人、法律事務所、金融機関まで、幅広く高度なニーズに応えられるスペシャリストの人材紹介サービスです。
管理部門人材紹介のトップエージェント
管理部門と、会計事務所や監査法人等の会計スペシャリストに特化した人材紹介会社では業界トップの実績(2015年3月(株)楽天リサーチ調べ)があり、創業より、のべ20,000名以上の方々の転職のサポートを実現いたしました。
弁護士・公認会計士・税理士等
有資格者人材紹介のトップエージェント
弁護士、公認会計士、税理士、USCPAの有資格者については、年間3,000名以上の方が登録しており、600名以上の方の転職をサポートしています。
弁護士・公認会計士・税理士の転職エージェントNo.1
※弁護士・公認会計士・税理士を対象とした人材紹介主要4社に関する調査結果
調査委託先:楽天リサーチ(2016年7月)
弁護士・公認会計士・税理士が利用したい転職エージェントNo.1
※弁護士・公認会計士・税理士を対象とした人材紹介主要4社に関する調査結果
調査委託先:楽天リサーチ(2016年7月)
ターゲットユーザー
【男性・女性】30代〜50代
こんな人たちに選ばれている!
- 弁護士の方
- 公認会計士の方
- 税理士の方
- 税理士科目合格の方
- 弁理士の方
- USCPAの方
- 社会保険労務士の方
- 経理・財務業務の経験がある方
- 人事・総務業務の経験がある方
- 法務業務の経験がある方
- 経営企画のご経験がある方
- 会計事務所・監査法人・税理士法人での業務経験のある方
- 法律事務所での業務経験のある方
レバテックフリーランス(レバレジーズ運営)
POINT.1
業界最大級の案件数!
多くの案件を保有しているからこそ、あなたのスキルやレベルにぴったりマッチする案件を見つけることができます。マッチング度を高めることで、収入アップへとつなげます。
POINT.2
エージェントのエンジニア理解が深い!
エンジニア専門だから、業界の動向や専門知識を常にキャッチアップしています。フリーエンジニア独自のキャリアを的確にカウンセリングし、ご希望に沿った案件のご案内をいたします。
サービス概要
『レバテックフリーランス』はご登録頂いたフリーランス(個人事業主)のエンジニア、デザイナー様にWeb系を中心とした案件情報をご提案しております。Web業界・技術に精通した専門のコーディネーターが、ご登録者様に対して、案件への参画前から参画後まで、ご提案やキャリアに関するご相談などのサポートを提供致します。
特徴・サポート内容
・業界最大級の案件を保有。
・業界トップクラスの高単価報酬、低マージン。
・コーディネータの実績、丁寧な対応。無理な案件のご提案は致しません。
・案件参画中のフォローの充実。人材担当、企業担当の他に、フォロー専門の担当がおります。
・早期の契約更新確認。契約の途切れの不安を解消するよう、徹底した早期確認を行なっています。
・参画優待サービス。宿泊施設やスポーツクラブ、映画館の優待チケットの特典満載。
英語転職.com(JACリクルートメント運営)英語人材の転職エージェント
「英語転職.com」は、バイリンガル人材の転職に強い人材紹介会社、JACリクルートメントが運営する、英語を活かした転職に特化した転職サイトです。特に英語を学び、外資系・海外展開中の日本企業からの内定が欲しい方々から絶大な支持を得ています。コンサルタントには優秀な方が多く、相応の努力を重ねてきた専任者があなたをサポートしてくれるので、現在までのキャリアの背景、今後の希望までをまとめて相談にいくことをお勧めします。
日系企業・外資系企業を問わず、年収1000万円を超える求人情報や「英語面接対策」など人気のコンテンツも掲載しています。
スポナビキャリア(スポナビ運営)体育会系転職エージェント
年間15,000人の体育学生が登録するスポナビが運営する転職支援サービス。体育会系人材として、スポーツ選手経験者と優良企業群の縁を結ぶことを専門とした「アスリート専門」の転職エージェントとして知られています。現在、スポーツ選手として活躍している方、選手人生からサポート側へ転身したい方、今とは全く異なる業界に転職したい方はスポナビキャリアが支援してくれます。
アスリートエージェントを勧める理由
小中高から大学まで、スポーツ一筋で学業はいまいち。よくある話ですが、選手活動を終えた若年者層が転職する際、折角、給与をもらいながらスポーツをもらってきた実績があっても、スポーツ関連の会社に入社出来ないと、給与額は新卒並みの安月給にされてしまいます。
理由は、一般的なビジネス実務の経験が乏しく、ビジネス言語などの基礎知識やマナーで他の既卒者や第二新卒者といった、20代の転職者に比べビジネス的に劣ると考えられているためです。
そんな時、スポナビキャリアのようなアスリート専門の転職エージェントに相談に行くことで、選手経験者を積極的に採用している優良企業を紹介してくれるのです。企業との太いパイプ、実績など、信頼関係があるからこそ、元アスリートの方々を力強く支援することが可能です。餅は餅屋ということですね!
ハイクラス求人に強い転職エージェントおすすめ
年収700~2000万円と幅広い高所得者、ハイキャリアの転職をサポートしてくれる優秀な転職エージェントが、面談~書類添削~面接対策~推薦~役職(ポジション)や待遇面の交渉といった面倒なことを全て代行してくれます。
JACリクルートメント
対象者 (候補を含む)
ミドルマネジメント/スペシャリスト
JACリクルートメントを利用している方の大多数が、現職で管理職や専門職として活躍、組織において一定以上の成果を収めてきた方です。また、役職こそリーダークラスの場合でも、経営に近いポジションで、会社の成長戦略に寄与してきた「目指している層」からの信頼が厚い人材紹介会社です。
サポート領域
電気・機械・化学/医薬・バイオ・治験・医療サービス・医療機器/銀行・証券・保険・コンサルティングファーム/IT・通信/消費財・アパレル・ラグジュアリー/サービス業界全般/経理・財務・会計・人事・総務・法務/クロスボーダーリクルートメント/マルチリンガル
英語転職.com(分野特化型にも登場)
① 英語を活かす仕事、外資系企業、海外への転職に強い
JAC Recruitment グループは、アジア最大級のネットワークを擁する人材紹介会社のひとつで、シンガポール/タイ王国/マレーシア/インドネシア/中国(中華人民共和国)/香港/韓国など、アジア諸国において圧倒的な知名度を誇るグループです。
日本ではHR業界(人材業界)において、第三位を誇り、オリコンランキング「転職エージェント部門」では、総合1位の評価を受けるグローバル人材紹介会社として定評があります。
アジア諸国へ展開して25年余り、現在では、グループ全体で700名のプロフェッショナルコンサルタントを擁し、個々の専門領域に特化した専門性の高い人材紹介サービスで、求職者の転職活動・企業の採用活動を提供しています。
国内外の求人を保有。グローバル人材の転職サポートに強いことから、英文レジュメの無料添削や英語面接対策、中国語話力のレベルチェックなど、さまざまなサービスを提供しています。
また、コンサルタントの多くは、日系企業・外資企業および国内・海外の求人を扱っており、転職希望者の可能性を広げます。
一般的に外資系企業は待遇がよいので、日系→外資系転職支援により年収アップの事例も多数あります。
② 経理・財務・人事職種、メディカル業界で多くの実績
20年以上の歴史があるため、企業の中枢である管理部門で実績を積んでいます。またメディカル業界は外資系企業が多いこともあり、メディカル業界でも多くの紹介を実現してきました。
③ 業界・職種別スペシャリストによるサポート
専門性が求められるキャリア採用市場に対応するため、JAC Recruitmentでは専門分野別にチーム制をとって、業界職種のスペシャリスト育成してきました。
同社では外資系人材紹介会社で一般的なリクルートメント・コンサルタント制を採用。リクルートメント・コンサルタント制とは、転職・転進をお考えの方へのコンサルティングと、求人企業へのコンサルティングの双方を一人のコンサルタントが担当するスタイルです。
転職希望者のキャリアや想いを、直接企業へアプローチできます。そのため採用決定プロセスの早い外資系企業への転職支援もより確実にスピーディにおこなえます。
⑤ 関西でのシェアが高い
大阪、京都、神戸に拠点があり、関西圏ではリクルートエージェント社に次いでトップクラスの求人数を誇ります。
リクルートダイレクトスカウト
リクルートエージェント
対象者
第二新卒~30代全般
リクルートでは、後述する「サポート領域」に専門のエージェント部隊を設置することで、幅広い転職者層に対し、個々の専門領域を活かしながら転職活動ができるように万全の体制を整えている。国内最大手のリクルートグループの強みを活かし、国内外の企業との太いパイプを活用した紹介を受けることができる。
サポート領域
IT・Webエンジニア/MR・メディカル/Uターン、Iターン/次世代リーダー・マネージャー/外資系・グローバル/第二新卒
ビズリーチ(BIZREACH)
ビズリーチは、20~30代を中心に、40代までのキャリア層を対象としたサービスを展開する人材紹介会社です。求人検索エンジン「スタンバイ」を開発・提供、AIを用いた求人サイト運営や、企業向けの人材管理支援ツールなども提供するITに強い企業。従来の人材紹介会社とは異なり、インターネット会社の色が強い会社ですが、面白くユーザー視点のサービスを、どんどん立ち上げる柔軟な会社として有名です。
転職エージェントの正しい選び方
転職エージェントの正しい選び方、評判、利用に際してのメリット・デメリット、転職サイトとの違い、頼る際のスタンスについてを解説してきました。読んでみた感想はいかがでしょうか。やっぱりな~。想像していたことと違う。今使っている転職エージェントについて考えてしまった。など、それぞれ感じられたことはあるかと思います。
結論です。
転職エージェントを選ぶ際には、現在の会社でのポジション、ご自身の市場価値、今までの仕事に取り組んできたモチベーションや実際の行動、職場での人間関係を振り返りましょう。決して他人のせいにするようなことはしないように!あなたの人生は、あなたにしか責任がありません。
次に、今後の展望についてを考えましょう。
今までのキャリアを振り返った結果、ご自身の過去~現在の理想像、それは実現可能なのかどうか。どんな業界・職種の求人企業なら、あなたに価値を感じ、理想の待遇であなたを迎え入れてくれそうでしょうか。その企業像が特定できたら、転職をサポートしてもらう適任者は誰か。
転職エージェント毎の得意分野と、所属キャリアコンサルタントの強みを把握するため、実際に電話相談をしてみながら慎重に選択することをお勧めします。大手の人材紹介会社だからという安易な理由で、転職エージェント選びを行っても、相手の社格に対してあなたがマッチするかは別なのです。
そして、利用する際には、「来ましたけど何か?」「どんな会社紹介してくれんの?」「満足いく支援できんの?」といった、社会人として相応しく無い態度は避けましょう。外見だけ良くて、入社後に問題の発生するような企業を、分からないまま紹介されて後々気づいても時すでに遅しです。
転職エージェントに代金を支払うのはあなたではありません!結局、企業から金をもらうんだろう。という下世話な考をもっているうちは、親身になって相談に乗ってはもらえませんし、想定以上のキャリアを歩む支援を受けることから遠ざかってしまうでしょう。
よくある質問 転職エージェント関連[Q&A]
まとめ
転職エージェントの正しい選び方として、最も気を付けなくてはならないのは、非業界人のアフィリエイターが作成したランキングや比較サイトを参考にするということ。大手転職エージェントは、必ず登録し、転職サイトに登録した際にスカウトを送ってくる転職エージェントの中でも、ご自身のキャリアビジョンに合う人材紹介会社を探すこと。
それらを併用することで、希望を叶えるための最短経路で転職活動を成功させられる確率は格段に上がる。一方で、転職回数が多い方、特に1社当たりの勤続年数が著しく短いというかたは、キャリア面談に時間を割いてくれる転職エージェントが見つかるまで、アプローチし続け、無駄うちを避けることを推奨します。
いくら転職エージェントと企業のパイプが太くても、候補者であるあなたのスペックが低い場合、企業はあなたとの時間を割いてはくれず、落選のスパイラルにはまる危険性が高まるばかり。また、特定の業界や社格に固執し過ぎて、離職期間が長くなりそうな場合には、目的を定め、数年後にもういちど転職するくらいのつもりで『キャリア形成』のための戦略を、着々と進む道も模索するようにしてください。(人生を大切にしましょう!)
最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。転職エージェントを選ぶことも大切ですが、自分を見つめなおして、その結果をまとめて相談にいくということは更に重要な行動で、あなたの人生の先々を決定づける期間となります。転職エージェントはツールではなく「パートナー」であることを忘れないようにしましょう。