
垂見圭竹(垂水圭竹)さんとは、生花と空間を調和させ、スケールの大きいものに仕上げる芸術家として活動するフラワーアーキテクトです。
フラワーアーキテクトとは、フラワーアレンジメント、フラワーデザイナーのような花を生ける技術に加えて、建築物や陶磁器と組み合わせた作品にすることで、新たな価値観を生み出す芸術家のことを指します。
本稿では、世の中にまだ見ぬ価値を提唱するフラワーアーキテクト垂見圭竹(垂水圭竹)さんをご紹介します。
業界では多くの方に知られる存在の垂見圭竹(垂水圭竹)さんではありますが、ネットや世間での知名度はまだまだありません。最近ではSNSなどにも力を入れており、今後徐々に一般の人にも認知される人物となるはずですので、チェックしておきましょう。
- 垂見圭竹(垂水圭竹)について
- LADAKH flower studioの事業内容
- 華々しい実績
- 垂見圭竹(垂水圭竹)の魅力
垂見圭竹(垂水圭竹)の経歴
垂見圭竹(垂水圭竹)さんの経歴をご紹介します。
幼少の頃から茶道と華道を習い、いずれも師範の資格を取得している
垂見圭竹(垂水圭竹)さんは、幼少の頃から茶道と華道を習い、いずれも師範の資格を取得しています。垂見圭竹(垂水圭竹)さんの気品溢れる佇まいは、幼少の頃から育まれた賜物なのかもしれません。
竹中工務店のインテリアセクション部門に従事
若くして華道の道に進まれていた垂見圭竹(垂水圭竹)さんですが、建築大手の竹中工務店に就職をしています。花と建築は一見関係のないように思えますが、垂見圭竹(垂水圭竹)さんには芸術に活かせる感覚があったのでしょうか。独立後は見事に花と建築を融合させる芸術を生み出していますよね。竹中工務店ではインテリアセクション部門に従事し、建築に関する知識や経験を積み上げていきます。
LADAKH flower studio 設立
そして、1997年にLADAKH flower studioという自身の会社を設立します。
LADAKHとは、インドにある標高3,500メートルに位置する都市名でもあります。LADAKHは「天空の楽園」とも呼ばれており、数々の山を越えてたどりつく秘境パンゴンレイクで見られる景色は、まさに自然が作り出す芸術作品といえます。
垂見圭竹(垂水圭竹)さんとインドとの接点のある情報は見つかっていませんが、「秘境」「空間芸術」といった意味では、垂見圭竹(垂水圭竹)さんの理想に近いものを感じていたことでしょう。
作品写真集「KEICHIKU TARUMI」を出版
2021年には、3年の歳月をかけて制作された垂見圭竹(垂水圭竹)さんの作品写真集「KEICHIKU TARUMI」が出版されました。今まで業界内だけで知られる存在であった垂見圭竹(垂水圭竹)さんですが、一般の目にもとまるキッカケとなることでしょう。今後は一般の知名度も徐々に上昇していきそうです。
垂見圭竹(垂水圭竹)のプロフィール
垂見圭竹(垂水圭竹)さんの個人に関するプロフィール情報はほとんど公開されていません。垂見圭竹(垂水圭竹)という名前も芸術家としての名前でしょうし、現時点では本名はどこを探しても見つけることはできませんでした。
プロフィール
- 名前:垂見圭竹(たるみ けいちく)
- 本名:非公開
- 生年月日:非公開
- 出身:不明
垂見圭竹(垂水圭竹)の事業
垂見圭竹(垂水圭竹)さんの展開されている事業をご紹介します。
企業イベントのサポート、個別教室、個人芸術家とのコラボイベントの3つが主な事業です。
ハイブランド企業への装花
世界の名だたる企業が開催するイベントなどに装花を提供する事業がメインとなっています。以下に主な実績をご紹介します。
<主な実績>
- 羽田空港JAL国際線ファーストクラスラウンジ グリーンコーディネート
- レクサス星が丘 グリーンコーディネート
- メルセデス・ベンツコネクション グリーンコーディネート
- 銀座三越・垂見圭竹 秋の花スペシャルインスタレーション&トークショー
- 銀座三越・銀座桜ウィーク「GINZA OHANAMI」
- 伊勢丹新宿本店
- 資生堂 クレ・ド・ポー ボーテ 新作発表会&トークショー
- ザ・プリンスさくらタワー東京 リニューアルオープン
- カッシーナ・イクスシー
- ブルトハウプ東京ショールームほか
公式サイト「KEICHIKU TARUMI」より
抜粋した情報ではありますが、ハイブランドな企業名が並んでいます。これは、垂見圭竹(垂水圭竹)さんの装花技術が超一流であることの証明でもあります。
会員制「花の教室」
垂見圭竹(垂水圭竹)さんは「花の教室」という個別教室も開催されています。
名だたる企業を顧客に持つ垂見圭竹(垂水圭竹)さんの技術を学べるとあって、人気のいけばな教室となっています。一般的ないけばな教室の相場は1回あたり2,000〜3,000円ですが、「花の教室」では1回19,800円で、さらに会員制なので限られた人しか受講することができません。
一般的な相場の10倍近い料金ではありますが、世界から注目されている芸術家から何時間も直接指導してもらえることなどそうそうないですよね。世界で活躍するスポーツ選手から直接教えてもらえると考えたら、むしろ安いくらいに感じてしまいます。華道の師範の資格も取得していますので、熱狂的なお弟子さんも多いようです。
芸術家とのコラボイベント

(引用元:https://keichikutarumi.com/news/)
垂見圭竹(垂水圭竹)さんは、数々の芸術家ともコラボイベントを開催しています。国内外で注目されている垂見圭竹(垂水圭竹)さんがコラボする方も、一流の技術を持つ芸術家たちです。
<直近の実績>
- 村瀬治兵衛「伊勢丹 丹青会フラワーデモンストレーション」
- 石井逸郎「HAN・NA・RI会場装花」
村瀬治兵衛さんは、江戸時代から続く木地師の家系の漆職人です。2001年に三代目治兵衛を襲名し、以降数々の展覧会に作品を出展されています。村瀬治兵衛さんの作品は国内外でその技術が注目されており、作品はアメリカのフィラデルフィア美術館やイギリスのヴィクトリア&アルバート美術館などにも展示されています。

(引用元:https://keichikutarumi.com/news/)
石井逸郎さんは、デンマークのコペンハーゲンで美術を学び、ヨーロピアンな作風が特徴的な上絵付師です。白磁の人間国宝と呼ばれる井上萬二氏の磁器への絵付など、日本を代表する芸術家とのコラボレーションを精力的におこなっています。
垂見圭竹(垂水圭竹)の人気の秘密

垂見圭竹(垂水圭竹)さんの人気の秘密に迫ります。
フラワーアレンジメントの技術
垂見圭竹(垂水圭竹)さんは幼少の頃から茶道と華道を学んできた生粋の華道家です。花の仕事を始めて24年以上もの間、技術を磨き続けてきました。
「花を生ける時の「静から動」の緊張感が好きです。枝との出会いは一期一会」と語る垂見圭竹(垂水圭竹)さん。常に真剣に花と向き合ってきたからこその技術であることが伺えます。
そんな垂見圭竹(垂水圭竹)さんの人気は高く、Twitterにはファンによる垂見圭竹先生応援アカウントも存在します。今までのフラワーアレンジメント作品が投稿されているので、気になる方はそちらもチェックしてみてください。
建築への理解
垂見圭竹(垂水圭竹)さんの作品の魅力はいけばな技術に加え、建築やものづくりへの理解があることです。竹中工務店インテリアセクションでの就業を通して身につけた知識や経験が作品の洗練さに磨きをかけていることは間違いありません。
垂見圭竹(垂水圭竹)さんの作品は、自然の美しさを敏感に感じ取れる日本人の美意識に感激し、伝統文化・伝統工芸のさらなる発展のため、生花を通して芸術的価値を高めるサポートをしたいという想いが強く感じられる作品ばかりです。
まとめ
花だけでない空間全体の世界観を芸術として世に発信し続ける垂見圭竹(垂水圭竹)さん。
最近ではInstagramでの投稿も増えているため、今後のさらなる活躍が期待されています。
LADAKH flower studio の概要
名称 | LADAKH flower studio |
設立 | 1997年 |
垂見圭竹 事務局 | クライス&カンパニー/ブルトハウプ内 |
代表者 | 垂見圭竹 |
電話番号 | 03-6418-1077(受付時間 / 平日11時-15時) |